バンフ 日本人ガイド として働く

キャッスルマウンテン CANワーホリ

バンフに行ってガイドになりたい

  • ガイド未経験だし…
  • カナダの免許持ってないし…
  • どんなことするのかな?

そんな不安を抱えている方へ、カナダのワーホリ中、バンフでガイドをしていた、Miya (@tabitinfo ) が、バンフでガイドになる流れとその仕事内容を解説いたします。

バンフでガイドに応募する

「未経験じゃ雇ってもらえないよね…」

Miya 「未経験OKです!」

驚くことに (私は驚いた) ガイドは未経験でも雇ってくれます。

(これは、カナダだけではなく他の国でも)

私の経験上では、ビザの期間や人柄などによほど問題がない限り、雇ってくれると思います。

私自身、ガイド未経験でした。

私はドライバーズガイドと呼ばれる、ドライバー兼ガイドとして働きました。

バンフにはドライバーズガイドがたくさんいましたよ。

仕事を見つける

仕事の見つけ方についてはこちらに書いていますので、気になる人は読んでください。

「バンフにいないと応募できないですよね…」

Miya「バンフにいなくても応募できます!スカイプ面接可能!!」

むしろカナダにいなくても応募できます!

私はカナダが3か国目のワーホリで、応募当時はまだニュージーランドに住んでいました。カナダ渡航前の3月に数社のスカイプ面接を受け、働き先候補を1社に決めました。

この時点では雇用は始まってません。

基本、ワーホリは渡航前に就職先決まっていてはいけないはず。

なので、”仕事の概要を聞く”ということでの、面接です。(汗)

私の条件は下記の通り

  • 渡航は5月末 (結構遅め)
  • ガイドとして働きたい

会社からの条件は下記の通り

  • 1シーズン夏季のみの雇用
  • ドライバーズガイドであること
  • 渡航5月はかなり遅めだけどOK
  • 研修中は無給 (シーズン終わりまで働けば少し支払う)

【渡航時期が遅め】

バンフでガイドになる場合、ほぼ、夏要員のはず。冬はクローズされる湖もありますし、夏がツアーのメインシーズン。

夏前からちらほらとお客様が増えるので、そこに合わせて研修をしたいのがガイド会社側の希望です。

なので、5月末渡航というスケジュールはかなり遅めでした。

同期はみんな4月にはバンフ入りしてました。私が最後の一人でした。

私が渡航した5月末には座学研修が終了していて参加でいませんでしたが、自習で何とかなりましたー。

渡航後、研修3週間を経て、6月中には一人でガイド (デビューなんて言います) しました。

【研修中無休は違法??】

研修中無休についての違法かどうかは、いろいろあるようです。

研修中無休のガイド会社って、かなりあるんじゃないのかな?というかほとんど?

(これもカナダだけじゃなく、他の国でも聞きます)

研修中に辞める人が多いから、という理由をよく聞きます…(それは理由にならないんだけど…)

研修が契約後なのか、契約前のお試しなのかでも違うという情報もありますが、詳しくはわからないです。

そういう議論はそれこそJPカナダで沸き起こってますし、Google検索するとたくさん出てきますので、そちらをご覧ください。

全く無給の場合違法のようですが、私の場合後ほど少し払われていますので、違法ではないんだろうなぁと思っています。

お仕事もちゃんとくれたし、みんなよりかなり短い3週間の研修だったし…(数か月無給だとかなりしんどいですよね)

私は法律とかその辺、ちゃんと調べてないので (調べないんか!)どーしょーもないですが、みなさんはきちんとすることをおすすめします。

そんなこんなで、自分の納得がいく働き先を見つけます。

研修を受ける

前述の通り、研修は3週間でした。

これは研修が3週間と決まっていたわけではなく、3週間後に準備が整ったということです。

3週間という研修期間は、かなり短い方だと思います。

やることいっぱいあるんですよ。

  • 知識を付ける
  • ツアーに参加する
  • 免許を取る

これらを同時進行します。

知識を付ける

これが、一番大変だった!!

ガイドって、案内してくれる人ですよね。

道はもちろん、バンフ、湖、山、植物、動物、建物、歴史、いろいろ知ってて当然のポジションです。

私、3週間前にカナダ来たばっかりですから…

むしろ、お客様がワーホリとかの長期滞在者の場合、あなたの方がカナダ歴長いですよ…なんてことも(言えなかったけど)ありました。

ロッキーマウンテンに囲まれてますから、どの山が何て名前で標高は何千メートルかなんて、何十個も覚えられない…

付け焼刃もいいとこです。

でもこの付け焼刃が、働いていると割とうまくいくんです。

最後の方はほとんどの質問に答えられました。

知ってることを質問されると、よく聞いてくれました!って思ってました。

お客様から10年位ガイドしてそう!って言われたことも。

植物については覚えきれず、図鑑を買って持ち歩いてました。

花の色で調べられる日本語の図鑑で気に入っていて、お客様にも図鑑愛を熱弁してたら買って帰る人もちらほら。

「カンペ作って見ればいいじゃん」

もちろんカンペ作って、何百回と復唱してました。

ツアーにもカンペは持っていきますが、ドライバーズガイドですから…運転しながら話すので、カンペなんて見られないんですよ。

あんなに勉強したことないくらい勉強しました。

びっくりするんですが、付け焼刃な知識っていうのは、恐ろしく忘れるのが早い。

どこに行ってしまったのか、もう見つけられない…さよなら、私の知識たち…

お休みの日は登山をしたりしていて、ネタ作りによかったです。

ツアー中に

「あの山登ったんすよー(ドヤ)」

って言うと、大体盛り上がります。

すごくアクティブな山ガールだと誤解してもらえます。(本当はとても運動が苦手です)

この知識習得については、ガイド会社によって様々です。

他の方の体験談を読んでいると、辞書のように厚い資料を渡され、数週間で覚えるように言われたとか、その上仕事が回ってこなかったとか、ボロクソありますね。

私が働いていた会社は割と放任主義で、何枚かの資料を渡されて後は各々知識付けてねって言う感じでした。(社長、このブログ読んでたらごめんね!)

私が到着する前に、ちゃんと座学で研修もしたと聞いてはいます。(フォロー汗)

でも、私にはその自由さが合っていたかなと思います。

雇用されているガイドの人数も多くなかったので、新人でも忙しいくらい仕事もくれていました。

他の体験談ブログ読んでて、かわいそうって思ったくらいです。

ツアーに参加する

このお仕事の楽しい部分ですよね。

先輩ガイドのツアーに、お客様と一緒に乗るんです。

これは知識のためだけではなく、お客様への接し方、全体の流れ、道順(これ超大事‼)を習得します。

私の働いていた会社には、

  • コロンビアアイスフィールド(氷河)ツアー
  • ヨーホー国立公園ツアー
  • 空港送迎
  • 空港から観光しながらバンフへ来る
  • 動物探しのツアー
  • 湖に朝焼けを見に行くツアー

があったので、それぞれのツアーに参加しました。

私はハイキングガイドはしていません。

ハイキングガイドになるには試験を受ける必要があるようですよ。

ツアー研修中、眠気と戦ったことがしばしば…。(先輩ガイドがこれを読んでいたら、ごめん!)

ツアーがつまらないんじゃなくて、ニュージーランドから直接カナダに来ていたので、時差ボケと、なれないことでの疲労感が半端なかったんです。

仕事始めたばかりの頃って、無性に疲れません?あれです。

寝るのは失礼だからね!みんな寝ちゃだめだよ!!(自分は棚へ上げておきます)

幸い、住まわせてもらっていたお家がいい感じだったので、しっかり休めてはいました。

住環境超大事!

部屋探しも「バンフ 仕事、部屋、友達の探し方」に記載しています。

カナダの免許を取得

「カナダで教習所に通うの?」

Miya 「いいえ、日本の免許の書き換えからスタートです。」

カナダの免許は州ごとに違います。

日本では考えられないですね。

この辺からも、カナダの広大さを感じます。

世界で2番目に大きい国ですから。

(1位はロシアだよ)

バンフはアルバータ州にあり、バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州の東側に位置します。

なので、アルバータ州の運転免許を取得します。

クラス4の免許を取得します。

免許は日本でいう普通1種とか2種のように、カナダではクラス5やクラス4など、種類が分かれています。

  • 個人的に乗用車に乗る場合は、クラス5
  • お客様を乗せる場合は、クラス4

ドライバーズガイドはもちろん、クラス4が必要です

クラス4を取得するためには、クラス5から取得します。

日本の免許証の英語訳が必要です。

自分で訳してもダメです(笑)

領事館に訳をお願いし、スタンプが押された紙を受け取ります。

バンフには領事館がないので…カルガリーまで取りに行きました。

翻訳をお願いする際に日本の免許を渡しますが、翻訳後、返ってきません。

カナダでは二重免許が禁止。

領事館で保管されていて、帰国前にカナダの免許を返還すれば、日本の免許を返してもらえるそうです。

私知らなくて!しかもカルガリー経由しないで出国したので、返してもらってません…。

もしかして、今でも領事館にあるのかな…?

本人じゃないと返してくれないそうなので、あきらめて日本で再発行してもらいました。

再発行時に理由を聞かれますが、カナダで免許を取ったから領事館が持ってるためと言ったところ、「え、そんなことあるの?」と担当者も驚いてました。

クラス5

条件

  • 免許を取得して3年以上経っていること
  • 90日以上のワーホリビザやワークビザ、学生ビザがあること

これさえクリアしていれば、超簡単。

申請をして視力を計って、簡単なテスト(10問)をうけます。

登録の時に、髪の色とか目の色とか登録していくところに、文化多様性を感じました。

紙の仮免許が発行され、プラスチックの免許が届くまで使用します。

クラス4

紙仮免許クラス5免許でも、クラス4を受けられるので、すぐに申請しました。

クラス4のテストは、筆記と路上があります。

筆記も路上も、頑張らなきゃ落ちます。落ちた人たくさんいます。

筆記テスト

筆記は、教材があるので入手しましょう。

私は、先に免許を取得していた同僚に借りました。

筆記と言っても、手書きではなく、PC上で受けます。

レジストレーションという場所に行き、そこにあるPCでテストを受けます。

全30問で(確か)6問以上間違えると不合格。

英語のテストなうえに、車関係の用語って日本語でも難しい…

でも、聞かれていること自体は交通ルールなので、新しい知識ではないという意味では、短期合格は可能です。

あと、健康状態のチェックが必要なので、病院を予約します。

私が行った病院は予約時間に来ないとお金がかかると言われたので、気を付けてくださいね…。

カナダの交通ルール

  • 踏切前で一時停止しなくていい
  • 赤信号でも安全な場合は、右折していい
  • スクールバスの乗降時は、完全にストップすること

など、日本にはないものもあります。

路上テスト

これは、要練習です。左ハンドルだから!!

私はガイド会社が車を貸してくれ、社長が自ら助手席に乗り教えてくれました。

これも、各ガイド会社ごとに違うようです。

自分でレンタカーして練習してねって言う会社もあるようです。

ありがとう、社長さん。助かったよ。5回くらいバンフを周遊したと思います。

高速に乗るところ、降りるところ、縦列駐車、坂道駐車など。

左ハンドルあるある

  • 右折左折が変な感じ
  • 縦列駐車で、歩道の縁石との間隔がつかめない(縁石に乗り上げたら不合格)
  • ワイパーとウィンカーが日本と逆の位置にあるので、ウィンカー出すときにワイパーが動いちゃう

とにかく安全確認が大事!

試験官がめっちゃ見てます。

黙視とか、私めっちゃ見てるよ!ってアピールするために、かなりオーバーに見ます。

激黙視です。

黙視で減点された人が多いから。

みんなより遅い到着になってしまったことに焦りも感じていましたが、同期から経験上の試験情報ももらえたから、スタートが出遅れててよかったのかもなと思います。

試験用の車は、受験者が用意することとなっています。

私の会社は車を借してくれました。(本当ありがとう…)

この辺も会社によると思う。

ここまでで、やっと準備が整いました。

これに3週間かかっております。

いよいよ、ガイドとして、お仕事が始まります。

デビュー

ガイドの仕事の流れ

ツアーの種類として、

  • コロンビアアイスフィールド(氷河)ツアー
  • ヨーホー国立公園ツアー
  • 空港送迎
  • 空港から観光しながらバンフへ来る
  • 動物探しのツアー
  • 朝焼けを見に行くツアー

がありました。

基本はどれも下記のような流れです。

事前準備

  1. 使用する車の配車やアサイン(誰が担当するか)をチェック
  2. 自分の担当ツアーのお客様の名前やホテルを資料にする

当日

  1. 車のカギを取りにオフィスに行く
  2. 駐車場に車を取りに行く
  3. ホテルでお客様をピックアップする
  4. 運転しながらガイド
  5. ツアー終了後、ガソリンを入れる
  6. 車の清掃をする
  7. 車を駐車する
  8. 鍵をオフィスに返す

1日がかりのツアーはランチ付きなので、小型のバーベキューセットでソーセージ焼いて提供するのもお仕事の一つでした。

料金の徴収をすることもありました。

スマホでクレジットカード決済ができるアタッチメントが支給され、テクノロジーに驚きました。

だから、スマホの画面が割れたとき、仕事に行けなかった(笑)

ログブック

ドライバーズガイドは運転するので、ログブックを書かなくてはいけません。

何時から何時までどこを運転していたかを記録して、労働基準以上に働いていないかチェックするものなんですが、クレジットカードがスマホで決済できる時代に、まさかの手書き

超めんどくさかった。

時々抜き打ちチェックがあるようなので、こまめにつけるが吉。

こまめにつけないと、忘れちゃうんだよね。

お給料

1か月に1回お給料をもらいます。

お給料は小切手で支給!

それを銀行に持っていって、口座に入れてもらうんです。

お給料は時給制なんですが、このツアー1本何時間という風に決まっているので、時間をオーバーしようが早く終わろうが同じ金額です。

早く終わることは…まずないですね。

チップはたまーにくれる人がいます。

カナダはチップ文化があるので、レストランやバーではチップを払います。

でも私バリバリ日本人なので、日本人のお客様からするとチップをあげる対象ではないのかなと思います。

それでもたまにスッとくれる人がいて、「ステキ!!」と思ってました。

私が体験したガイドの流れを書き起こしてみました。

ガイドのお仕事は思っている憧れや理想とは、きっとかけ離れていると思います。

華やかに見えても、地味な作業がそれ以上にあります。

でも興味があるなら、挑戦したらいいと思います。

自分には無理かも…なんてあきらめずに、挑戦あるのみです!!

日本にいるよりチャンスあるかも!と思うことがよくあります。

ガイドも、日本でなろうと思ったら、それこそ膨大な勉強と研修が必要になるんだと思います。

それが3週間で独り立ちさせてもらえるのも、ワーホリならではかなと思います。

ニュージーランドのワーホリでは、観光業未経験なのに観光案内所で働かせてもらい、業務上、日本最大の旅行代理店の現地店舗としても働いていました。

日本にいたら、私のような専門学校卒の未経験者が就ける仕事じゃないんだろうなと思います。

ワーホリすげー

なので今までやったことないことで興味があることにサラッと挑戦できるのがワーホリのすごいところだと思います。チャレンジしてみたらいいと思いますよ!

お仕事って向き不向きがありますから、やってみて向いてなかったら無理する必要はありません。

正直、私にはドライバーズガイドが向いてないかなと思っています…。

致命的なんですが、運転が嫌いなんですよ。

でも興味があったし、1シーズンだけの約束だったし、やってみてよかったです。

仕事が終わって友達と飲んでるときに、たいてい

「How was your day? (今日は何してた?)」という会話から始まるんですが、

「今日はどこどこの湖行ったよ。」とか「クマ見たよ」とか話すたびに、

「お前の仕事はいいよなー」って言われてました。

確かにロッキーマウンテンを堪能できる仕事だったなーと思います。

とってもいい経験をさせてもらったなーと思います。

ありがとう、元職場の皆様。

それから、バンフでガイドとして担当をしたお客様が、翌年、ニュージーランドに来ていて、私が働いていた観光案内所に来るという、嘘のような本当がありました。

ニュージーランドの観光案内所で

「あのぅ、去年、カナダでガイドしてませんでした…?」

といわれた時には、ぽかん…でした。

奇跡体験…

他にも、バンフでガイドしたお客様が私がマルタ共和国在住時にマルタに遊びに来てくれたこともありました。ご縁ってすごい。

ワークビザを取得して滞在を延ばしたい

ワーホリからのワークビザを狙ってる方は、チャンスあるみたいですよ。

私の同期は一人、ワークビザで半年滞在を延ばしてお仕事していました。

ワーホリからワークビザに変更したカズ君のワーホリストーリー↓

道はいろんな方向に広がってます。

せっかくなら、自分の好きな方向に進んでみましょう!

みなさんの、ワーホリライフが充実するように願いを込めて。

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