2022年 2回目マルタ就職の行程・面接内容・理由

maltajob 就労ビザ

2022年、マルタで就職しました。

仕事を探していたわけではなく、パートナービザでマルタに住んでいた私Miya(@TabitInfo)が、マルタで就職することにしました。

  • 行程
  • 面接内容
  • 理由

などについてお話します。

マルタ就職の行程

  1. その会社で働く知人から「あなたに合ったのポジションがあるので応募しないか」と誘いを受ける
  2. 履歴書とカバーレターを知人に送り、知人が上司に渡す
  3. 上司とオンラインで一次面接
  4. 上司+CTOと二次面接
  5. 採用オファーと、条件の提示
  6. 条件に同意

流れはすごく早く、

  • 木曜日 履歴書送付
  • 金曜日 一次面接
  • 月曜日 二次面接
  • 火曜日 採用通知
  • 水曜日 会社訪問

でした。過去最速!

各行程で準備したこと

1.仕事の誘いを受けたとき

  • ウェブサイトの運営をする仕事なので、担当予定のサイトを確認
  • 募集要項・会社概要を読みこむ
  • 業界経験が長い知人に相談(この会社/サイト知ってる?)

2.応募書類の作成

  • 募集要項や会社概要でキーワードとなる言葉を書き出し、どのような人材を求めているのかイメージを持つ
  • 前職やブログの経験を項目ごとにまとめる(サイト運営・SEO・外注などの項目)
  • 前職やブログの成果を数値にする
  • 担当予定のサイトで自分にできることをまとめる(具体的なサイト改善案
  • 日本市場の傾向、特に他の国と大きく違う部分をまとめる

この資料をもとに、相手の求めている条件を満たすような履歴書を作成。

(改ざんするのではなく、ウェブサイトのお仕事であればサイト運営のことやCMS使用経験などテック関連を細かく書き、接客であれば接客経験を細かく書くというような調整)

カバーレターでは、会社に合った特筆したい経験を強調する。

3.一次面接

どのように自分の経験を募集要項にあてはめながら説明するか考え、英語で言えるかチェックして、上手く単語が出てこないものがあれば、事前に調べておく。

最後に質問はないか聞かれるので、事前に聞きたいことをリストアップしておく。

勤務に当たっての希望がある場合、伝える。

お給料は、最終面接で聞かれることが多いけど念のため最初から希望額を決めておく

(マルタは通常、年収で話します。例えば35,000ユーロ欲しければ「35k」と言い、000の部分をKで言うのが一般的です。)

お給料の相場はネットで検索して似たポジションの金額を参考にしたり、業界の方に聞いてみる。

業界の給料は年々上昇しています。参考資料が数年前のものであれば、今の相場はもっと高いと考えてOK。

4.二次面接

CTOが面接に加わると言われていたため、事前に今までのSEO経験やテック系経験、使用しているツール勉強方法などをまとめておく。

日本ならではの知識について強調する。

CTOからはSEOについて質問されるが、専門知識で知らないことがある場合は正直に知らないと答える。(SEO専門職への応募ではないため、知らないことがあっても問題ないと考えている。)

今回は二次面接が最終面接となったため、最後に希望給料を聞かれ、伝える。

5.採用通知

採用したい旨のメールが届き、そこに給与の内容、ざっくりとした福利厚生内容が記載されており、同意するかどうかを返信する。

面接内容

言語について

私が受けたは会社には他に日本人がいなく、すべて英語でのやりとりです。

私の英語レベルは普通。文法などを間違っている気はしますが、言われている内容や意図(←これは大事)を理解して、回答するくらいの語学力はあります。

別にネイティブレベルは要求されていないので、聞き取れなかったら聞き直せばいいし、理解できなかったら「それはこういう意味ですか?」と置き換えて相手から別の単語を聞き出したらいいと思います。

一次面接

  • 前職と同業のため、前職での仕事内容
  • なぜ前職に勤めることとなったのか、なぜ辞めたのか。→旅行したかったからと回答(笑)
  • ブログ運営のこと→ワードプレスでサイト立ち上げからコンテンツまで一人でやっていることを説明。
  • SEOの基礎知識はあるのか
  • 担当するサイトにどんな影響を与えることができるのか→問題点を例として一つ挙げ、解決策を提示
  • 日本市場動向について思うこと

二次面接

  • SEO対策や、それ以外の流入についてできること
  • SEO知識確認(知らないこともあったので、知らないと答えた)
  • SEOをどうやって勉強しているか
  • サイト運営で使用しているツール
  • ブログのPV・オーガニックサーチの割合など(向こうのツールでチェックできる)
  • 前職のサイトをどのくらい上昇させたか
  • またノマドに戻る予定はあるのか
  • SEOについてどう思うか(別にどうも思っていなかった(笑)ので答えにくい質問だった…)

YES、NOだけで答えず説明する。でも端的にまとめて、長く話しすぎないようにする。

「こんなことを学びたい」とか「がんばります」というような自分側の話より、「こんなことができるのでこんな風に貢献できます」「この経験がありこんな結果を生みました」というような相手側が聞きたい話をした方がいい

多分、日本の就職と同じで、いかに自分が適材であるか伝える。

それから、対等な立場で話しました。

「お願いです、雇ってください…」という感じではなく、お互いにマッチしているのか検証する感じでした。

マルタで二度目の就職をした理由

ここからは情報というより、個人的なこと。

これまでの私

私は2019年にマルタで「日本語サイトマネージャー」という役職のお仕事をしていました。各種言語が選べるタイプのウェブサイトの日本語ページを運営するお仕事。

たった6か月ちょっとの会社勤務後マルタを出国、次の方が仕事を始めるまでリモートワークで数時間働き、退職。

ほんのちょっとではあっても業界経験があると、退職後マルタを離れた後も、転職サイトや知人から頻繁に「マルタで仕事しませんか?」という話をいただくようになります。

当時マルタの業界的に日本人の需要が高かったため、特に経験者なら容易に転職できる環境にありました。

2021年4月にマルタに戻ってきて、マルタ人のパートナーとして長期滞在することに。

引き続きお仕事の誘いはありましたが、

  • ゆっくり暮らしたい
  • 彼が安定した収入を得られるようになった
  • 自分のサイト運営に時間を使いたい
  • 誘われたポジションに興味がない

などを理由にお断りしてきました。

しかし、自分のサイトを運営していく中で、実は日々自信を無くしていっていました…。

コロナで海外旅行の予約をする人は激減、サイト訪問数は10分の1に。

独学で運営するも頭でっかちになるばかりで、成長が感じられず…。

黙々と働く彼を横目にYouTube観てる自分が恥ずかしくて、いつも何か作業をしていなきゃと焦り、休んだり遊ぶことにも少し罪悪感を感じていました。

「前職の時はたった半年の勤務だったのに、毎日が刺激的でたくさん成長したし、英語も伸びた。なにより自分に自信が持ててたなぁ。」

(正直英語は働いているときが一番伸びる気がする)

そんなときに、元同僚の子が「うちの会社にあなたぴったりのポジションがあるの」と連絡をくれました。

しかもその子はチームの中でもずば抜けて仕事ができた人。

「彼女と働いたら成長できそう」と思いました。

仕事に応募した理由

  • 仕事内容が興味深い
  • デジタルマーケティングスキルがつく
  • フレキシブルな仕事環境
  • 小さなチームで動きが早い
  • 責任もあるが自分の提案でプロジェクトが動く
  • 医療の安心

これらを理由に応募を決めました。

前職では、コンテンツライターがいるものの、私もコンテンツを書く機会が多く、書き疲れしてしまい、仕事後にブログ記事を書く気になれませんでした。

今回の会社ではコンテンツは書かなくていい!と言われて安心。

前職は大きな企業だったからこそ、意見を出すことはできたものの、誰かの指示の下作業をすることが多くありました。

今回は小さなチームで自分で動かせるのが面白そうと思いました。

自分のサイトでもデザインや機能追加などを外注したいと思いつつ、どうやってどこまで外注すればいいのかわからずにいましたが、今回の経験で外注を含めたプロジェクトマネジメントスキルもつきそう。

出社と在宅も半々でOKで、好きな時間に仕事始めてOK。

自分がこの仕事を数年やったとして、どんな風になっているか想像してみたときに、勤務年数だけでなくスキルとして・人として成長できると感じられたので、応募することにしました。

医療の安心については、マルタで税金を納めていれば国の病院に無料で行けるし、会社が保険に入ってくれるので、基本的に医療費はかからないという意味です。

パートナービザのために個人加入している保険はカバーされる内容も金額も最小限なので不安でした。

妊娠出産も希望しているため、医療については不安を持ちたくなかったし、会社に勤めれば産休制度も保証されているので安心。

私からの希望

  • 持っているパートナービザは就労が許されていないので、ワークパーミットの申請が必要
  • コロナの入国規制が緩和されたら1~2か月、日本に一時帰国したい
  • TabitInfoとまるじゃぱのサイト運営は続ける
  • 希望の給与額

を了承してもらいました。

了承されなかった希望が一つあり、「週3勤務希望」でした。フルタイムでの募集だったので、こちらはかなわず。

職場の福利厚生

前職がすごく手厚い福利厚生で豪華な会社だったので、今回の会社には同じものを望んでいません。

前職場で業界の豪華さを十分に楽しんだので、今回はスキル給与働き方の自由さに重きを置くことにしました。

(今回の職場にも、金曜の無料ビールやフルーツ飲み物支給や運動経費支給など、一般的な福利厚生はあります。)

応募して気づいたコンプレックス

応募の過程で私はいろいろなコンプレックスを抱えていることに気づきました。

  • 自分のサイトもうまくいってないのに経験者語るのは恥ずかしい
  • 大学にも行っていない私がこんなことできない・給料希望額を言えない
  • 仕事のストレスを受けるのが怖い
  • 自分はまじめに働けないだらしない人間
  • 英語うまく話せない…

応募してみて、

  • 自分でサイト立ち上げて何年も継続してるのすごい!と言われる
  • 学歴なんて一秒も気にされなかった(職歴重視
  • お給料もあっさりと希望額叶い自分に価値があると感じられた
  • 多少のストレスがあった方が達成感もあり安定するし成長できる
  • 成長できるから自信も持てる
  • 英語面接全く問題なかった

と気づきました。

本来は自分の内なるところで価値を感じられたらいいのだけれど…私はまだまだ何かの評価によって自分を認めてしまいます…。

不安もある

受かってうれしい気持ち、資格試験に受かったみたいな、認められたみたいな感情

それと同時に、大丈夫かな…という不安もあります

私やっていける?ストレスにさらされるよね?役に立てる?職場の人とうまくいくかな。日本一時帰国言い出せるかな。辞めたくなったらどうしよう。気楽な自由生活がなくなっちゃう。忙しくなって辛くなったらやだな。

ニートからの社会復帰みたいな感じ(笑)

でも、やってみる。うまくいくかわからないけど、やってみる。

勉強させてもらいながらお給料をもらうと思って、しっかり働きます。

かつ、バランスよく、ゲームみたいに楽しもうと思います。

私の2022年のちょっとした挑戦。

ということで、後半は個人的な話でした。

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