フィリピンのセブ島に滞在するならぜひモアルボアルへ足を延ばしてみましょう!
2019年年末から2020年年始まで2週間程度、モアルボアルに滞在したMiya(@tabitinfo)がモアルボアルの魅力をご紹介します。
モアルボアルとは
フィリピンのセブ島、西海岸にあるビーチタウンで、人口は約3万人です。セブシティから約90キロ離れた場所にあり、バスで2時間半~3時間程度かかります。
人気のビーチリゾートになりつつある街ですが、高級ホテルが立ち並ぶようなリゾートではなく、まだ素朴な街の雰囲気が残るのどかな場所です。
モアルボアルには人気のビーチが2つあり、パナグサマビーチとホワイトビーチと言います。
ロケーションがよく、ウミガメと一緒に泳げるスキューバダイビングが体験できたり、少し移動するとジンベイザメと一緒に泳げたり、大きな滝が見られたり、見どころが豊富なエリアになっています。
モアルボアルの2つのビーチ
パナグサマビーチ
パナグサマビーチはホテルやレストランが建ち並び、街の中心にも近いメインのビーチです。
宿泊するならパナグサマビーチの近辺がおすすめです。
ナイトスポットもあり、朝までにぎわっています。といってもパーティタウンというほどの規模ではないのでうるさすぎず良いです。人気のナイトスポットは「CHILI BAR」
バイクタクシーやトライシクル(サイドカーがついたバイクタクシー)が走っているので、帰りも楽チン。
トライシクルは1台1回200円くらいで乗ることができます。
パナグサマ(Panagsama)という名前の由来
1970年代にビーチに名前をつけることになり、3つの候補の中から選ばれたのが「パナグサマ」です。この名前を候補に出したのが、今回私が訪ねたお友達のお父さん!
友達のお父さんがつけた名前なんです。
ホワイトビーチ
ホワイトビーチはモアルボアル滞在中、一度は訪れたい真っ白なビーチです。パナグサマビーチよりも砂のエリアが広いと思います。
ビーチはサラサラの砂ですが海の中は岩です。
ビーチ沿いにコテージが並んでいてレンタルすることができます。地元の人は食べ物や飲み物を持ってきてコテージをレンタルし、食べたり飲んだりしています。
ホワイトビーチに向かう道路上で100円以下の入場料の徴収がかかります。
ここではウニを売り歩いている女性たちがいて、バケツ一杯で320円…。味は日本で食べるウニとは少し違うけど甘くておいしいです。
お皿やスプーンは自分たちで用意する必要があります。
他にもベルを鳴らしながらアイスキャンディを売っている人もいます。味は…イマイチでした。
モアルボアルのアクティビティ
私は友達と再会すること・のんびり何もせずに過ごすということを目的にモアルボアルを訪ねたため、アクティビティはほぼ全くしていません。
なのでこんな場所がありますよ~という紹介です。
スキューバダイビング・スノーケル
モアルボアルはスキューバダイビングやスノーケルが楽しめるスポットしても人気です。
ウミガメやイワシの大群とおよぐことができます。
パナグサマビーチ沿いを歩いていると「スキューバ?スノーケル?」と頻繁に声をかけられます。
カワサン滝・マンタユパン滝
モアルボアルの近くには大きくて有名な滝があります。
モアルボアルに滞在している観光客は日帰りで足を延ばすスポットです。
カワサン滝(Kawasan Falls)
モアルボアルの南にあります。
小さな滝もいくつかあります。トレッキングやバンブーいかだで滝に近づいたり、泳いだりすることができます。
所要時間:モアルボアルから車で約40分
マンタユパン滝(Mantayupan Falls)
モアルボアルの北にあります。滝の高さは98mとセブ島で一番落差のある滝です。
もうひとつの滝は落差約15mほど。
泳ぐことができます。
所要時間:モアルボアルから車で約45分
ジンベイザメと泳ぐ
オスロブ(Oslob)という街でジンベイザメと泳ぐことができます。日本ではできない体験!!
ジンベエザメの海上餌付けに成功した街で、ジンベイザメとともにシュノーケルやダイビングができます。
所要時間:モアルボアルから車で約2時間30分
モアルボアルで体験したこと
上記のアクティビティには行きませんでしたが、私が2週間で何をしていたのかというのは下記の通りです。
年越し
年末に到着し、フィリピン人のお友達の家族と年越しをしました。
家族で集まり、豚の丸焼きを含むごちそうを食べ、カラオケ大会。詳細はこちらの記事に書いています。
ファーンバレーリゾート
元旦の日、友達家族と川で泳げるファーンバレーリゾートという施設に行きました。
元旦から!?と思いましたがフィリピンでは割と普通のことのようで、たくさんの家族が泳ぎに来ていました。
ここでもコテージをレンタルして、持参したご飯でパーティをしました。
マーケット
モアルボアルにはマーケットがあります。
洋服や食べ物、おもちゃなど様々なものが売られています。
マンゴーを購入。1キロ200円程度です。すっごく甘くておいしいです。何度か買い物しましたが、ボラれることはありませんでした。
散髪
#フィリピン で散髪
— Miya🇮🇩@旅ブロガーTabit Info (@TabitInfo) January 3, 2020
カット85円、髭カットはプラス85円… pic.twitter.com/XIRpbxjfCY
85円でカットしてもらえます。しかもとっても丁寧。や、安い…
カフェで仕事
仕事しやすそうなお店発見#フィリピン #モアルボアル #ノマド #カフェ pic.twitter.com/dhZlglOHOE
— Miya🇮🇩@旅ブロガーTabit Info (@TabitInfo) January 6, 2020
デジタルノマドカップルなのでカフェで仕事をしていました。
モアルボアルはデジタルノマド向きではありません。
理由は、インターネット環境があまりよくないことと、カフェが少ないことです。
それでもいくつか仕事ができるカフェを発見したので後日記事にします。
セブシティからモアルボアルへの行き方
バス
運賃は200円くらい(!!!)
バスには何種類かあり、エアコンありなし、特急各バス停停車など。
エアコンありなしの料金の差は20円くらいなのでエアコンありに乗るのがおすすめ。特急は本数がとても少ないので事前にチェックが必要です。
緑色の窓が閉まっているバスがエアコンあり、白の窓が開いているバスがエアコンなしです。
乗合バン
V-Hireという乗合のバン(ワゴン車のようなもの)もセブシティとモアルボアル間で運行しています。
運賃は600円くらい。
V-Hireは時刻表がなく、座席が埋まると発車する仕組みです。
隣に人がぎゅうぎゅうに乗るのが嫌な場合、2人分や3人分支払うと座席一列を占領することもできます。
タクシー
普通のタクシーです。
私はセブシティからタクシーで移動しました。運転手にモアルボアルまで行きたいというと固定の値段を提示してくれます。
私の場合は、2,300PHP(約5千円)でした。いい運転手さんだったので、チップを込めて2,500PHP(約5,500円)支払いました。
上記の二つとは違って宿まで行くことができるので便利です。
モアルボアルのまとめ
行ってよかった!!
モアルボアルの雰囲気は50年前という感じです。朝から鶏が鳴き、建物も素朴で、道路も整備されていないところもチラホラ。
現代に生きながら、飛行機に乗るだけでこんなタイムスリップを体験できるなんていい時代だな~と思いました。
だからこそ、個人的には小さい街であり続けてほしいと願っています。その素朴さがモアルボアルの魅力だと思うからです。
今も着々と、ショッピングモールが2つも建ち開発が行われていっています。土地の値段もグングン上がっているそうです。
年々有名になっていっているビーチリゾート。みなさんもまだその素朴さが残るうちに訪れてみてください。
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