困っている人を助けたいが苦しくなったの解決策

malta 個人的な事

この度、まるじゃぱドットコムというマルタの日本語掲示板サイトを作ったMiya(@TabitInfo)です。

ここでは、

  1. このTabit Infoという旅ブログを続けてきて感じたこと
  2. まるじゃぱドットコムを作るに至った思い

を書きます。

マルタ情報は一切出てこないので、興味がない方は閉じていただいて構いません。

私がTabit Infoを立ち上げたのは2018年6月のことでした。

  • 自分が旅してきたり
  • ワーホリしたり
  • ワークビザ取得したり
  • 観光業だったのでアクティビティをたくさん経験したこと

などを発信して、個人旅行やワーホリ、海外移住したい人の助けになればと思い、旅ブログを作りました。

困っている人を少しでも助けられたら

という思いで始めたんです。

(Tabit Infoは、旅+bit+info、旅を助ける少しのインフォメーションを届けるを意味しています)

最初は誰にも読んでもらえない、寂しいブログでした。

書き続けることで少し読んでもらえるようになり、お問い合わせフォームからメールをいただくようになりました。

  • 「飛行機に忘れ物をして困っているけれど、連絡先が分からない」
  • 「ニュージーランド旅行に行きたいけれど、スケジュール的に悩んでいて…」
  • 「ワーホリでベビーシッターがしたいので紹介してほしい」
  • 「乗り継ぎ時間が1時間半なんだけど、この空港で間に合うかどうか」

など、いろいろな国に関するいろいろな悩みをいただきました。

読んでもらえている、反応があるということに喜びを覚え、知っていることはもちろん、知らないことは調べて返信をしていました。

困っている人の手助けをしたいという思いが叶って嬉しかったのです。

そして、問い合わせは増え続け、毎日数件のメールをいただくようになりました。

当時はマルタで会社勤めをしていたので、出勤前・休憩時間・仕事終わり・休日に返信していました。

誤解を恐れずに言うと、その頃からお問い合わせをいただくことが辛くなり始めました。

それは件数だけの問題ではなく、件数が増えたがゆえに、いろいろな方たちからのメッセージをいただくこととなったためです。

もちろん、欲しい情報がもらえればそれでいいというのは質問する側としては当然ですが、

回答する側としては、調べて書き出してということに数時間費やして返信した後に、無視をされたり「はいどーもー」「ちょっと気になったので聞いただけです」という感じでお返事をいただくと、ダメージが大きく、自分が消耗していくように感じました。

ほとんどの方は礼儀正しく、「お役に立ててよかったです」と感じられる方たちばかりでしたが、ほんの数%の方へのやりきれなさが、そのうれしい気持ちもかき消してしまうほど、私は気持ちの切り替えが上手じゃないということを知りました。

困っている人の手助けをしたいという思いで始めたにもかかわらず、いつの間にか新しいお問い合わせをいただくたびに、「この人も嫌な終わり方するかも」という恐怖心・疑心を持つようになり、せっかくブログを読んでくださっている方に対してそんな気持ちになる自分自身が嫌でした。

解決策として私はそっと、お問い合わせフォームを撤去しました。

以前はTwitterのダイレクトメールも開放していましたが、クローズドにし、インスタのプライベートメッセージも開かなくなりました。

しかし、それですっきりしたのかというとそうではなくて、自分の中でずっと葛藤がありました。

根本的な「困っている人の手助けをしたい」という気持ちに変わりはなく、自分が知っていることで誰かが困っているのを見聞きすると、手伝いたいと思うのです。

特にマルタにいると留学生が多いので、マルタは未知の世界でしょうし、初めての海外長期滞在で不安もあるだろうし、まだ英語がわからなければ触れられる情報も少ないし、困るだろうなと思い、助けたい…でも…とぐるぐると考えていました。

1か月ほど前に、知人から

「マルタで日本語の掲示板サイトが欲しいな。作ってみたら?」

と言われたことをきっかけに、サイト計画を考えてみたところ、私のこの葛藤も同時に解消できるものが掲示板サイトになるのではと気づいたのです。

よくツイッターやインスタに「マルタ留学のこと何でも聞いてください」とか「相談乗ります」と書いている留学経験者もいて、この回答したい人たちが質問したい人たちとつながるような場を提供できれば、結果として困っている人を助けることができるのでは!という思いをもって、作成することとしました。

質問と回答に限らず、欲しいと要らない探していると見つけた、など凸凹がうまくハマるような場になり、マルタの生活が少しだけスムーズになればいいなと思っています。

決しておしゃれなサイトではないですし、至らない点も多いとは思います。

多くの方に活用していただけるようでしたら、デザインを改善したり、機能を増やしたり少しずつサイトを成長させていきたいと思います。

まずは、この「まるじゃぱドットコム」を使ってみていただき、楽しんでいただけたらうれしいです。

自分語りな記事になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

どうぞ、まるじゃぱドットコム・Tabit Infoともども、よろしくお願いいたします。

Miya

TabitInfo & maljapa.com

2022年1月17日

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