- バンフ周辺の登山についてしりたい
- せっかくロッキーマウンテンのおひざ元に住むのだから、山登りしてみたいな。
- でも、めったに山登らないから、不安だな。
- どこの山から登ればいいんだろう…
バンフでワーホリ・現地ガイドをしていた、登山初心者Miya (@tabitinfo ) が解説いたします。
登山なんか嫌いでした。
ただの苦行だと思っていました。
それを覆してくれたロッキーマウンテンの魅力をお届けします。
トンネル山
(Tunnel mountain)
基本情報
標高 | 1,692 m |
距離 | 4.3 km |
往復時間 | 1.5 時間 |
難易度 | 簡単 |
最初に登るべき山はここ!!
なぜなら超簡単で、街の中心から歩いて行けるところに登山口があるから。
私も、バンフに到着した翌日に登りました。
「ちょっと行ってくるわー」ってくらいの運動量です。
私がバンフ到着当初に滞在したバックパッカー「セイムサン バンフ(Samesun Banff)」には無料で連れて行ってくれるツアーがあったので、他の宿泊者と一緒に行きました。
Booking.comで空室状況と料金を調べるバンフ生活中、この山は何度となく登りました。
10回は登ったんじゃないでしょうか。
景色もいいし、苦じゃない距離。
とかいいつつも、初めて登った時は、久しぶりの運動過ぎてすごく息切れぎれでしたけどね…
サルファー山
(Sulphur mountain)
基本情報
標高 | 2,451 m |
距離 | 5.5 km |
往復時間 | 3 時間 |
難易度 | 普通 |
トンネル山の次に登るべき山はここ!!
ここも街から近く、難しくはないので、初心者でも余裕で登れます。
少し距離があるので、結構疲れますが、山頂からの景色もきれいだし、いい感じ。
ゴンドラが走っている山でもあるので、つらければ、片道ゴンドラに乗るのもあり。
ただ登ってる最中はほぼ木に囲まれているので、景色があまり変わらなくて、ちょっと飽きます。
フェアビュー山
(Fairview mountain)
基本情報
標高 | 2,744 m |
距離 | 10 km |
往復時間 | 4 時間 |
難易度 | ちょい難 |
ここは、前述の二つの山よりかなりレベルアップします。
場所はレイクルイーズにあります。
すごく難しくないんですが、私のような登山初心者からすると、めっちゃ疲れます。
まず、4時間を登山で過ごすこと自体が、相当ハードル高いですからね。
でも、この後出てくる山々に比べたら、へっちゃらと思うくらいです。
なので、サルファー山がOKだった人は、挑戦してみるといいと思います。
ある程度登ると、あまり森の中は歩かない道になるので、歩きながらも景色がきれいでびっくりします。
ヤムナスカ山
(Mt. Yamnuska)
基本情報
標高 | 2,240 m |
距離 | 25 km |
往復時間 | 7 時間 |
難易度 | 難 |
ここは、正直、結構危険。
鎖場
ここを通るときは、鎖をしっかり持って、超慎重にわたりましょう。
アップダウンも多くて、よじ登る場所もたくさんありました。
手袋持参がおすすめです。
ガイドの先輩が、春先の足慣らしで連れて行ってくれましたが、足慣らしでこんなところ登るこの人は、普段どんな山登るんだよ!ってくらいです。
初心者には結構きついです。
少し登山に慣れてから行きましょう。
ここでdusky grouse(ライチョウ)を見ました。
表向き絶壁のヤムナスカ山ですが、
裏に回るとトラックがあるんです。
そのトラックも、道しるべがあるんですが、初心者にとってはその道しるべを見つけるのは結構難しいと思います。
歩き慣れた人と行くことをお勧めします。
カナダの山は本気で遭難する可能性が高いです。
実際毎年遭難者が出ています。
野生動物が多いカナダですから、1晩山で過ごすことは非常に危険です。
下山の時は、小さな岩がゴロゴロしているスクランブルと呼ばれる場所を、走っております。
斜度が高いので、走らざる負えないのです。
スキップする感じで走ります。
ザーザッザーザッザー
って感じに。て、わかります?
カスケード山
(Cascade mountain)
基本情報
標高 | 2,998 m |
距離 | 12.2 km |
往復時間 | 6 時間 |
難易度 | 難 |
ここはかなり大変。
登りでもスクランブルが多くて、足がとられます。
山頂からの景色は最高!!!
湖も見える
レパートリーのないポーズ
ランチはティムホートンのベーグル
ボージョー山
(Mt. Bougeau)
基本情報
標高 | 2,931 m |
距離 | 25 km |
往復時間 | 12 時間 |
難易度 | 難難 |
ここが一番きつかった!!
頂上付近では雪が降っていたくらい寒かったのもあって、かなり体力が消耗しました。
おかげで虹が出ました
虹を上から見るなんてことあるんだーと感動。
マーモット見た
景色は抜群だよ
とても広大。
よく見ると田中達也さんのミニチュア作品のような小さな人がいます。
スケール感…
カナダの山はスケールが違う!
ロッキーマウンテンってなんか聞いたことある名前だけど、ここのことだったのね!!
クマがいるカナダですから、きちんと準備してから登りましょう。
ベアスプレーというトウガラシの入ったスプレーを持っていくこと。
靴はできればハイキングブーツ。
暑い日でも上着は持っていく。
突然の雨に備えてレインジャケットがあるといい。
お水は必須。
スナックも持っていく。
暗くなる前には下山するように調節する。
などなど。
安全第一で楽しんでください。
私がバンフに滞在したのはワーホリ中にドライバーガイドをしていたためです。
どんなお仕事か気になる方は「バンフ 日本人ガイド として働く」も併せてお読みください。
ツアー申込希望の方はこちらから