ワーホリで新しい街に行くということは、たいていの場合がゼロから生活を作り上げていくことになります。
スタートは、職なし、家無し、友達も家族もなし。
何もない…
あるのは不安だけ。
住所不定無職です。
それってすごく怖くないですか？
大丈夫です。
怖くないといえば嘘になります。
どんなに大丈夫とわかっていても、毎回この状況に立つたびに不安を感じます。
でも、今まで10回くらいこんな状況を繰り返してきて、一度も「どうにもならなかった」ことはないんです。
どうにかなるんです。
私のどうにかなった話も、誰かの勇気になればうれしいので、シェアしたいと思います。
仕事の探し方
ネットで検索
安くものを買う方法としてご紹介した、
- JPカナダ
- Kijijji
- Craigslist
- Facebookローカルグループ
などをチェックして、求人を探しましょう。
直接、Google検索に打ち込むのもありですよ。
「バンフ 求人」
「Banff jobs」
などと入れてみましょう。
私は観光業に絞っていたので、バンフビジターセンターと日本語ガイド会社数社に応募しました。
バンフビジターセンターは現地の案内所。
スカイプ面接の日取りを決めたのですが、私がバンフ到着日を1か月伸ばしたいと言ったところ、到着が遅すぎるということで却下…涙
こういうのはタイミングが大切ですね…
ガイド会社はどこもOKでした。
バンフにはたくさんのガイド会社があります。
めっちゃあります。もっとあります。
面倒かもしれませんが、一通りの会社のホームページに目を通しましょう。
チェックするページは、
- どんなツアーをしているのか？
- 会社概要
- 代表者の紹介
あたりです。
エクセルとかにまとめるといいですよ。
会社たくさんある上に、なんだか名前が似てる会社が多いんですよ。
まとめないとゴッチャになります。
そして、ネット上で求人を探す。
各社、待遇について差があるので、それをエクセルに書き足しましょう。
- スタッフアコモデーション(寮)があるのか？
- いつから勤務を希望しているか？(割と融通が効くかもしれない)
- 仕事内容はどんなものか？
- どこのウェブサイトで求人を見つけたか
受かったら絶対働かなくてはいけないわけではないので(基本受かりますし)、気になる会社はスカイプ面接で話してみるといいですよ。
なんかいい！とか、なんかやだ！！っていう感覚もとっても大切。
どこに応募したか覚えていないですが、数社受けたはず。
基本、ガイド、断られません。
ニュージーランドワーホリでも何社か応募しましたが、一度も、1社も断られたことがありません。
ガイド不足…
数ある中から、旅行代理店からの下請けは一切しないという会社を選びました。
小さい会社で、社長がどんなことしているか見られるところがよかったというのも理由です。
ちなみに私はガイド未経験でした。
ドライバーズガイドということで、運転とガイドを同時にしました。
助手席じゃないよ、左ハンドルだよ。
ハウスキーパー(ホテルの掃除)とかも見つかりやすいと思います。
観光地あるあるかもしれませんが、人手不足気味の職種なので。
高い語学力を求められないので、初めてのワーホリでもチャレンジしやすい職種です。
部屋の探し方
バンフは部屋探しがめちゃ大変！
らしいです。私は超ラッキーさんなので、即見つかりました。
元同僚の人たちは1か月くらい見つからなかったらしいです。
その間、バックパッカーに滞在しながら延々と部屋を探していたそう。
すごいストレスだったろうなーと思います。
そんな話を聞いていて、私が気付いたことがあります。
探す時期
カナダは月単位で借りるところがほとんど。
なので、月末の方が月初より見つかりやすい。
私はたまたま5月末にバンフ入りしました。
そして、6月から住む部屋をゲットできました。
月末で退去する人がいるということは、大家さんは月初から貸し出したいはず。
もちろん、部屋探しを月末まで待てというわけではないですよ！
できるだけ早く始めた方がいいです。
人に聞くこと
人と人との繋がりで、紹介してくれることもたくさんあります。
出会った人にさりげなく、今、部屋を探しているとアピールしてみましょう。
(あんまりギラギラガツガツしてると怖いです)
私は到着後、4泊ほどバックパッカーを予約していました
宿泊していたのはセイムサンバックパッカーズ。
セイムサン バンフ
朝食付きです。
そこのレセプションに
バンフに住みたいんだけど、どうやって部屋探しするのがいいかなー
って聞きました。
その結果、おすすめされたのがFacebookのローカルグループでした。
Facebookグループ
その紹介されたグループをさっそくチェック。
貸す側が、借りてくれる人を募集している投稿がほとんどです。
バンフは部屋探ししている人で溢れているので、どこも入れ食い状態でコメントがついていました。
こりゃ、てこずりそうだなー
と思って、とりあえず、
「4か月くらい借りられる部屋を探しています。私は日本人で~~~」
と条件と自己紹介をまとめたものを投稿しました。
結果、翌日にオファーをもらいました！
【投稿するときのポイント】
- 借りたい期間を明らかにする
- 自分の名前
- 性別
- 国籍
- ノンスモーカー
- パーティガールではない
- 仕事が決まっていれば仕事内容
これを明記しています。
譲れない部屋の希望があれば書いてもいいと思います。
例えば、絶対一人部屋じゃなきゃ嫌だったら、オウンルームを探していると書きましょう。
住んでいた部屋について
家賃700CAD/月
Wi-Fi、水道光熱費込み
駐車場あり（家主が使用していないため）
2階建て長屋のような作り家。
1階
共有のリビング、キッチン、トイレがあり、
2階に3部屋と共有のバスルームがありました。
住んでいたのは、私と家主カップルの計3人。
シャワー争奪戦にはならない人数です。（1軒に大人数が済んでいるとシャワーの順番待ち戦が勃発します）
部屋は一人部屋
布団や、布団カバー、タオルまで準備してくれていました。
クローゼットもあった
めっちゃ快適でした。
シェアメイト
一緒に住んでいたカップルは私より若い二人で、日本が大好き。
カナダ人の旦那さんと、カナダ育ちのポルトガル系の奥さん。
日本人の女の子と住みたいと思っていたから、私の投稿を見てすぐに連絡をくれたそうです。
すごくきれい好きな奥さんなので、いつもおうちはきれい。
調理道具も何でもそろっていて、とってもいいお宅でした。
引っ越してすぐに私の誕生日があったんですが、冷蔵庫にメモとケーキを入れておいてくれて…
孤独なスタート地点にいる私には感激でした。
私がフラれて(!!)落ち込んでいた時に、近所の朝食ビュッフェに連れて行ってくれたこともありました。
そんな優しいご夫婦。
バンフ生活4か月間でここから引っ越したことはないです。
バンフはスタッフアコモデーションと呼ばれる寮付きのお仕事がたくさんあります。
その方が部屋探しの苦労がないし、安い場合が多いのでお勧め。
私の仕事は付いてなかったんで、自力で探しました。
スタッフアコモデーションがあると、友達もできて楽しいと思います。
私は友達のスタッフアコモデーションに遊びに行っていました。
友達の探し方
これはなかなか難しいんですよ。
社交性とかそういうことだけではなく、観光地の小さい街って、出会う人が観光客の確率が高いんですよ。
なので、仲良くなっても、明日帰国とか、しょっちゅう。
バンフに住んでいる人と友達になりたいと思ったら、どうしたらいいんだろう？と悩んでしまいます。
私は、Couch Surfing meeting（カウチサーフィンミーティング）というものを利用しました。
カウチサーフィンというWebサイトがあり、そこで、家に泊めてもいいよというホストと、泊めてほしいゲストをつなぐものです。
民泊（Airbnb) と大きく違うのは、無料ということ。
うちにソファ（カウチ）があるから、そこに寝てもいいよ！というような感覚です。
実際には1部屋用意してくれるお宅が多いです。
そのWebサイトの機能で、イベントが作れるようになっています。
今週の土曜日ハイキングに行く人ー？？
みたいな感じで書き込み、まったく知らない人同士で集まるんです。
その機能で、バンフで毎週定期的に、友達作りをする飲み会を開いてくれている人がいたんです。
イギリス人のアレックス
アレックス (@alexx_j.w) のおかげで、そのグループに飛び込み、友達ができました。
一緒に飲むのはもちろん、
CSとはカウチサーフィンの頭文字で、この紙を置いてあるテーブルに来てね！としていました。
登山に行ったり、
お月見したり、
いい仲間に出会えました。
特に仲良くなったのがチリ人の子たち。
バンフでチリの独立記念日？をお祝いしました。
この主催者アレックスの小学校の友達が今の彼Joeです。
カウチサーフィンミーティングをきっかけに彼までできた！
少しでもあなたの不安と孤独がなくなりますよう、願いを込めて。
