タスマニア ホバート拠点の観光のおすすめ6選!

オーストラリア

タスマニアに行こうと思うんだけどあまり情報がないなぁ

どんなところなんだろう?

何が特別なのかな?

 

ワーホリ生活の半分以上をタスマニアで過ごしたMiya (@tabitinfo ) が解説します。

 

どんなところ?

タスマニアはオーストラリアです。あのでっかい本島の南にある小さな島です。

オーストラリア本島が非常に大きいので、タスマニアってすごく小さな島に見えますね。

実は、タスマニアも意外と大きいんですよ。

北海道よりやや小さいくらい。(8割)

緯度も北海道とほぼ同じ。

タスマニアのおいしいスパークリングワイン。緯度にちなんだ名前。

 

じゃあ、冬は大雪!?!?

 

気候は北海道とは全く違います!!

北海道みたいに雪が降らないです。

 

知っているかもしれませんが、オーストラリアはイギリスの流刑地でした。

そう島流し。

 

当時イギリスでは犯罪の大小にかかわらず収監することとなっていたため、犯罪者が収監しきれなくなり流刑地として選ばれたオーストラリア。

島流しで地球の裏側まで行くなんて…当時なら死を覚悟ですね。

 

タスマニアはというと、オーストラリア本島で犯罪を犯した人の流刑地…

流刑地の流刑地。極悪犯がいそうな響きですね…。

 

現在も監獄跡などがあり見学できるようになっています。

観光地となっていてツアーもあります。

当時(2015年)ナイトツアーなんかもありました。

 

今も…犯罪者が……収監されていません!

大丈夫、今は普通の島です。

それどころか、総面積の3割以上が国立公園や自然保護地域となっている、美しい自然が人々を魅了する場所です。

 

オーストラリア本島とはかなり雰囲気が違います。

タスマニアはどちらかというと、ニュージーランドに似ています。

 

原生林、自然、登山、キャンプ…こういうことが好きな人なら惚れ込んでしまうでしょう。

オーロラが出ることもあります。

そんなタスマニアの魅力を見て行きましょう。

見どころ

 

  1. バッテリーポイント
  2. サラマンカマーケット
  3. MONAミュージアム
  4. ワイングラスベイ
  5. ブルーニ―アイランド
  6. クリフトンビーチ

 

私はホバートという島の南側にある街に住んでいました。

ここはタスマニア最大の都市だけあって歴史もあります。

 

そんなホバートで特に歴史的な地域が…

 

 バッテリーポイント

(Battery Point)

 

オーストラリアで最も古い住宅地域の一つ。

19世紀にタイムスリップしたようなエリア。

カフェやレストランになっている建物もあります。

古ければ古いほど建物として価値があります。

 

ここはゆっくりお散歩をして、街の雰囲気を楽しむのがおすすめ。

時々カフェでゆっくりしたり、写真を撮ったり、ホバート観光では外せない場所です。

 

この一角にあるカフェで働いていました。

 

このカフェを探さないでください。

移転しました。なんと京都に…!

すごくおいしいコーヒーが京都で飲めるおすすめカフェです。

ジャムジャー (Jam Jar Lounge & Inn)

 

 サラマンカマーケット

(Salamanca Market)

 

サラマンカプレイスで開催されるマーケット。

サラマンカプレイスは石畳のおしゃれな街並み。

ショッピング、食事、アート、何でもあります。

オーストラリア政府観光局日本語ページ

 

そんな素敵な場所で、毎週土曜日にマーケットが開催されます。

 

新鮮な食材

 

どうせ観光地化されて全部高いんじゃないの…?

いいえいいえ!!!

ものによりますがスーパーより安いものもあります。

ローカルが買いに来るマーケットです。

 

品質はもちろんスーパー以上!!

卵とニンニクはサラマンカマーケットが一番!

 

お土産

 

観光客にはうれしいお土産が買えるお店もたくさんあります。

逆に観光客だと野菜とか買わないですよね。

ローカルも観光客も楽しめるマーケットなんです。

 

特におすすめのお店2つがあります。

ブランケット屋 MADE IN TASMANIA

ここのブランケットは最高です!!

 

触ったらわかります。

質が違う。

羽織ったらわかります。

驚きの暖かさ。

 

むしろ買う気がないなら触らない方がいいです。

欲しくなっちゃうから!!(←これ私)

 

ちょっとお値段しますが、その価値あり!

MADE IN TASMANIA のホームページ

このお店はサラマンカプレイスに店舗を構えているので、マーケットで買い損ねてもお店に行けば買えます。

 

革製品 Henk Berg Leather

人気過ぎてバッグが見えない…

シンプルでおしゃれ。もちろん本革。

色も選べるし少しずつデザインが違うものがたくさんあるので、細かいことにこだわる人も満たしてくれます。

もちろんタスマニアのお店です。

Henk Berg のホームページ

 

 

2つともかなり使い込んでいますが、壊れてくる気配は全くありません。

タグすら取れてきません。

質の良さを感じます。

 

ご紹介したお店もそうですが、タスマニアはタスマニア産にすごくプライドを持っています。

タスマニア産ということがブランドとなっています。

せっかく買うなら、思い出に残るいいものを選びたいですね。

 

MONAミュージアム

(Musseum of Old and New Art)

 

デイヴィッド・ウォルシュというプロギャンブラーが作ったという、少し珍しい経歴を持つ美術館です。

数学的な思考でギャンブルをし、富を得たこの方。

その富で美術館を建てたのです。ステキすぎる…

 

しかも開幕式には通常呼ばれるお偉いさんを呼ばず、独自の道を行っているんだとか。

かっこいいいいいいいいい!!!

 

珍しいのは創設者だけではなく、言ってしまえば全部です。

展示物も展示方法も独自。

展示物に対する解説はほぼなく、見学経路もない。

 

 

そんなMONAに行くおすすめの移動方法はフェリー。

そう、ホバートの港から美術館行きのフェリーも出航しています。

そのフェリーすらアート

なぜ、甲板に羊が…?

 

美術館の周りはヴィンヤードになっていて、ワインを作っています。

巨大トランポリンもあります。

 

展示物もいろいろ。

現代アートもミイラも、ミイラを感じる現代アートも、とにかく説明がつかない今までにない美術館なんです。

 

 

ここは行った方がいい!!

 

ホバート在住を証明すると入館料無料。

(フェリー料金はかかります)

 

展示物もこまめに変わるので、ホームページを見てみてください。

MONAのホームページはこちら

 

少し足を延ばせるならおすすめ3か所をご紹介。

ワイングラスベイ

(Wineglass Bay)

 

世界のベストビーチ10に入るワイングラスベイはタスマニアにあります。

ホバートから日帰りで行けるという好条件!

車で片道2時間15分!

 

フレシネ国立公園の中にあります。

ワイングラスベイの展望台(ルックアウト)を目指すため、駐車場に車を停めて少し山登り。

片道45分(1.5㎞)です。

 

遊歩道は整備されていて歩きやすいので楽勝!

 

奇岩が多いのも見どころ。

ルックアウトまでの道のりも見どころが多いので、あっという間に到着します。

 

あまりハードでないだけあって、展望台は老若男女でにぎわっております。

タスマニアという土地柄か、異常な混み具合はないです。

7か月の滞在中、お祭り以外で異常に混む状況を見たことないです。

 

こんな絶景で、のーんびりできて、すごく気持ちのいいところです。

ベンチの形ものんびり用。

 

動物もちらほら。

 

オーストラリア政府観光局の日本語ホームページ

 

 ブルーニーアイランド

(Bruny Island)

 

アイランドなんで島です。

ブルーニ―アイランドフェリーが就航しています。

(料金や時刻表はホームページからどうぞ)

 

島にはお店が十分にない島なので、出発前に買い出しをしてから行きましょう。

もちろん1泊以上で。

 

見どころは上の写真のネックと呼ばれる細い地形です。

両側が海!北海道の野付半島みたい!

野付半島に行った時の記事はこちら

 

オイスターがおいしい

道端にオイスターとかカフェとか書かれた看板がぽつりぽつりとありますので飛び込んでみましょう。

 

なんとブルーニ―アイランドには

白いワラビーがいます

アドベンチャーベイというところで見ました。

友達が「ブルーニ―アイランドで白いワラビー見た!」っていうので、アドベンチャーベイまで探しに行ったら本当にいた…!

白っぽいというか、白いでしょ?

 

キャンプがおすすめ

キャンプをするときの注意点

夜は冷え込むので暖かい格好をすること。

ポッサムが食べ物をあさりに来るので、きちんと食べ物の管理をきちんとすること。

 

ホバートから1泊で楽しめるブルーニ―アイランド。

おすすめ!

 

クリフトンビーチ

(Clifton Beach)

日が昇り

青空が広がり

日が沈む

そして信じられないほどの星が瞬く

 

それが素晴らしい。

 

 

クリフトンビーチは観光地ではありません。

有名なレストランもありません。

驚くほど平和で美しいところ。

 

ホバートから車で片道30分のところにあります。

 

ラグーン(浅瀬)が延々と続いていて、ひたすら歩き続けてみたり

たまにカキを拾ったり

海辺を散歩したり

 

そんな時間が欲しくなったらココ。

 

星空については、私の人生で一番美しい星空がここです。

こんなにたくさんの星を、こんなにはっきりとミルキーウェイを、私は見たことがない…

ウルルもテカポも素晴らしかったけど、クリフトンビーチの星空には敵わなかった…

 

それに光るビーチって知ってますか?

モルディブあたりが有名みたいですが、プランクトンが反応して海の中で光るんです。

波が光る、足を入れると光る…

 

見たいでしょ?

クリフトンビーチでも季節によっては見られるそうです。

残念ながら私は見られませんでした。

 

そんな手つかずの穴場、クリフトンビーチ。

ベテラン旅人にはここがおすすめです。

おいしいもの

タスマニアにはおいしいものがたくさんあります。

食べ物飲み物もタスマニア産にプライドを持っています。

 

ビール

タスマニアにはビール醸造所がいくつかあります。

 

カスケード醸造所 (Cascade Brewing)

1832年創業、現在も営業を続けている醸造所ではオーストラリア最古です。

タスマニアと言えばこのビール。

醸造所はホバートにあり見学に行くこともできます。

ホームページ

 

ジェームスボーグズ (James Boag’s Brewry)

1881年創業

カスケードビールを抑えて私の一位を獲得。

どうでもいいランキングですね。

 

オーストラリアのビールで一番好きです。

ホームページ

 

両方とも酒屋さんで買えますので、オーストラリアに来た際には一度お試しあれ。

 

ワイン

ワイナリーもたくさんあるタスマニア。

私の一押しワインはこちら

 

ダーウェントエステイト (Dewent Estate)

ピノグリ

ピンクに見えるけどロゼではありません。

このワインが一番好き!

フルーティで甘すぎずさわやか。

ホームページ

 

フロッグモアクリーク (Frogmore Creek)

42デグリースサウスのスパークリングワイン

これも甘すぎず辛すぎずさわやかな1本。

ホームページ

 

チェリー

タスマニアチェリーは高級フルーツとして高値で販売されています。

こういう濃い色のアメリカンチェリー系?っておいしくないんだよね…というあなた。

 

一度タスマニアのチェリーをお食べください。

二度とそんなことが言えなくなってしまいます。

 

味が濃くていい酸味と甘さでみんなを虜にします。

果実が驚くほど大きくて、食べ応えがあります。

 

高級フルーツの高級はチェリーピッキングというサクランボを収穫する人にも高給です。

タスマニアのチェリーピッキングは超有名な高給な仕事。

作業が遅い私でも、12日間で20万以上稼ぎました。

チェリーピッキングについては別途書きます。

 

 

番外編;

ワラビーバーガー

 

さっきかわいいワラビーの写真を載せたくせに…

ワラビーバーガーとかカンガルーバーガーとかあります。

これはサラマンカプレイスのカフェで食べました。

 

お肉は少し硬めの牛肉のような食感と味です。

ずっしりしているのでバーガーだけでもお腹いっぱいになります。

(私は頼みすぎですね…)

 

すっごくおいしいわけではないんですが、思い出に食べてみるといいです。


タスマニアってオーストラリア人でも行ったことない人が多い、穴場というか、後回しにされるというか…

検索しても他の地域ほどの案内もない…

 

そんなところで私はワーホリ生活の半分以上を過ごしました。

すごく居心地がよかったんです。

 

バイロンベイみたいに誰もが好きになる場所じゃないかもしれない…

一番南にあって、寒いし。

でも好きな人は大好きになってしまう、そんな島です。

 

大好きなタスマニアの魅力が一人でも多くに届くことを願って。

 

 

タスマニアに特化した地球の歩き方もあります!

 

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