ワーホリでローカルカフェの仕事をGETした方法と仕事内容

CANワーホリ

海外のローカルカフェで働きたいな

  • どうやって仕事GETするの?
  • 英語話せないと…だめだよね?
  • 経験ないから、バリスタクラスとか行ったらいいのかな?

ワーホリ時代タスマニアのローカルカフェで働いていたMiya(@tabitinfo )がお伝えします。

仕事をGETした方法

ローカルカフェに雇ってもらうのってすごく難しいんでしょ?

人によります。

語学力とか経験とかそういうものもかかわってくるとは思いますが、一番大切なのはいいタイミングで応募することだと思います。

私のカフェ歴

私はオーストラリアのタスマニアのローカルカフェで、6か月間お仕事をしていました。

それと掛け持ちをしようと、街中のカフェで1日だけトライアル(試験採用)を体験しました。

そことは別のカフェで、2か月ほど掛け持ちで働きました。

カナダのバンクーバーでも2軒のカフェでトライアルを体験しました。

どうやってこれらのカフェを見つけたのか、振り返ってみますね。

体験談;タスマニア

ジャムジャーラウンジ

(Jam Jar Lounge)

欠員が出ると聞いたから滑り込んだんです。

  • 募集方法;口コミ
  • 採用理由;ちょうど欠員が出たから
  • ポジション;ウェイトレス、キッチンハンド
  • 規模;(ディナータイムは) オーストラリア人と日本人オーナー2人+日本人シェフ1人

そもそも私はローカルカフェの仕事を探していませんでした。

もう少し詳しく言うと、カフェに絞り込んでいなかったんです。

その頃、自分がやりたいことがよくわからなくて…

なんでも挑戦してみたいと思っていました。

ちょうどチェリーピッキングの仕事がシーズン終了し、次何しよっかなーと考えていました。

そんな時に日本人の知り合いのシェアハウスにお世話になることとなり、空き部屋がなかったためリビングに住まわせてもらいました。

ツアーガイドに興味を持っていてウルルにあるAATキングスという会社に連絡したり、ピザ屋に履歴書渡してみたり、ホテルのレセプションにも興味があったり、今思えば統一感のない求職活動をしていました。

AATキングスにはセカンドビザを取ってもう1年ビザを延ばさないのなら、期間が短すぎるから無理と言われました。

1年目のビザで半年、2年目のビザで半年の1年間雇用が基本なんだそう。(現在はわかりませんが、2014年当時は一つのビザで同じ仕事は半年までという決まりがありました。)

ピザ屋からは、今は募集してないから自宅の掃除を頼むと言われ自宅の掃除をすることになり、そこから友達になるという面白いオーナーでした。

お店に遊びに行ったらピザ作ってくれて、たまに一緒に出かけたり楽しかったんですが、仕事はGETできず…。

そんなことを家でちらっと話したら、シェアハウスのオーナーがシェフとして働いているカフェで雇ったばかりの子が辞めたらしいという情報を入手。

お願いすると快く、履歴書をカフェのオーナーに届けてくれることとなりました。

その後連絡が来て、じゃあこの日に来てね!と言われ、仕事を教わり気づけばそのまま半年間働いていました。

完全なる偶然。

他のカフェ①

JamJarの仕事が週末の夜のみだったので平日の仕事を探そうと、街の中心にあるカフェに履歴書を持っていきました。

JamJarがすごく楽しかったのでカフェで働くことに興味が出て、カフェを中心に飲食店に絞って応募するようになりました。

  • 募集方法;ネットで求人を発見
  • 採用理由;不明
  • ポジション;ウェイトレス、バリスタ
  • 規模;不明

特別面接もなくトライアルをすることになったんですが、雇用も適当ながら、衛生面とかコーヒーの味とかいろいろすごく適当でそれが嫌でした。

1日目のトライアルでお断りしました。

他のカフェ②

上記のトライアルがうまくいかなかったので、他のカフェで掛け持ちを始めました。

  • 募集方法;口コミ
  • 採用理由;一緒に住んでた子が辞めたから
  • ポジション;ディッシュウォッシャー
  • 規模;10人以上

2か月くらい働きましたが、楽しくなくて…辞めました。

一緒に働いている人がたまに話しかけてくれるんですが、接客をしないため基本孤独に洗い続ける仕事で…飽きっぽい私には楽しむことができませんでした。

体験談;カナダ

JamJarの仕事がすごく楽しかったので、カナダのバンクーバーワーホリ時代もカフェのお仕事を探したことがあります。

WEBサイトで募集があるところに履歴書を送りました。

各種WEBサイトの案内記事はこちら

ビーンアラウンドザワールド

(Bean Around The World)

このお店はバンクーバー中にたくさんありますが、私が働いたのはUBCという大学構内にあったところ。

家から近かったので。

  • 募集方法;WEBサイトJPカナダ
  • 採用理由;オーストラリアでカフェ経験があったから
  • ポジション;キャッシャー、バリスタ
  • 規模;フロント4人+キッチン5人くらい

日本人スタッフがオーナーにお願いされてJPカナダに掲載したそう。

2週間くらい働き、コーヒーの淹れ方も教えてくれ始めていたんですが、なんだかカフェがピリピリした雰囲気で合わずお断りしました。

戦場って感じでした…

キツラノの小さなカフェ

ここも家から遠くなかったし、仲のいい友達がキツラノに住んでいたのでちょうどいいかなと思って。

  • 募集方法;ネットで募集を見て
  • 採用理由;ちょうど募集していたから
  • ポジション;キャッシャー、軽調理
  • 規模;フロント3人+キッチン2人くらい

ここもピリピリ感が怖くて、トライアルを2日間しましたがお断りしました。

JamJarがすごく雰囲気がよかったんで、他のカフェがピリピリしているように感じました。

そして気づいたんです。

私カフェの仕事が好きなんじゃなくて、JamJarが好きだったんだと…

ワーホリあるあるだと思いますが、なぜかローカルカフェというものに強いブランド力があるみたいです。

なので激戦区になっている模様です。

  • ローカルの環境で英語を身に着けたい!
  • カフェで働くってかっこいい
  • バリスタとして経験を積みたい

他ブログとか読んでみると何十軒も履歴書を持って行ってもなかなか見つからないそうです。

私はそういう努力をしていないので、すごく努力したかっこいい話が書けない…

期待外れでしたらごめんなさい。

でも見つかりました。タイミングが良かったんですね。

時期もあるのかなぁ。私がバンクーバーで仕事探ししたのは11月でした。関係あるかな?

ワーホリ3か国目だったので、語学力はワーホリ1年目よりはあったからかもしれません。

タイミングも大事、ラッキーも大事ということで。

まとめ

募集の見つけ方

1.WEBサイトに目を通して募集しているところに応募する。

これはネットでの話なので簡単なことです。

2.周りの人にカフェで働きたいことをアピールする

ベビーシッターの記事にも同じことを書きましたが、どの仕事もこの二つは基本だと思います。

3.募集の貼り紙を見つけて応募する

お店に貼り紙をして募集するのも一般的です。

カフェ選びのポイント

1.待遇をきちんと確認する

アジア人ばかりが働いているカフェは労働条件があまり良くないことが多い (足元みられている気がする…)

2.料理のメニューが少ないカフェがおすすめ

コーヒーにこだわりが多いオーストラリアなので、コーヒーといってもフラットホワイト、ラテ、カプチーノ、モカ、エスプレッソ…

いろいろあり、さらに豆乳や低脂肪乳の希望、温度の希望、ミルクを入れるからギリギリまで入れないでとか…結構いろいろあります。

覚えることが多すぎるので、フードメニューとかは少ない方がいい。

面接時

面接のときには自分ができることを恥ずかしがらず最大限にアピールする

接客経験があるとか、日本でカフェ勤務したことがあるとか、何でもいいです。

お店もボランティアを雇うわけではないので、自分がいかにお店の役に立てるかを伝えた方がいいです。

日本では仕事を変えてると面接でマイナスに見られるかもしれませんが、オーストラリアではスキルとしてみてくれます。

謙遜心から控えめに言いがちですが、そこははっきりとできます!と言って雇ってもらいましょう。

語学力

接客が希望の場合はもちろん語学力が必要です。

どのくらいの語学力がいるかということは採用側が決めることなので、自己判断せず応募してみるといいです。

どんな仕事?

結局ちゃんと働いたのはJamJarだけなので、そこを書きます。

仕事内容

  • ディナータイム (18:00 – 22:00) の仕事
  • ディナータイムのオープンは週末金土日のみ
  • ウェイトレス
  • 洗い物掃除
  • 電話は出なくてよい
  • 会計もしない
  • コーヒーは淹れない(そもそもディナーなのでアルコールがメイン)

もちろんカフェなので、お店自体は朝から昼過ぎまでの時間帯もオープンしています。

この時間はコーヒーや軽食がメインで、3人くらいバリスタがいて、お客さんの回転も速いです。

お手伝いで2日くらい朝シフトにも入りましたが、私がこのシフトに入ることはほぼなかったです。

逆にこのバリスタたちが夜シフトに入ることもなかったです。

そういう意味では、私の仕事はバーやレストランに近かったのかもしれません。

1日の流れ

15分前出勤とか決まりがないので、5分前くらいにお店に着いてエプロン付けたらお仕事開始です。

18時 オープン

フォークやナイフのセットや、テーブルを拭いたり、食器を片付けたり。

オーナーがスタッフ用にコーヒーを淹れてくれます。

私コーヒーの淹れ方を教わりたくてお願いしたら空き時間で教えてくれ、1か月後からスタッフ用のコーヒーを淹れさせてもらえるようになりました。

ご存知かもしれませんが、オーストラリアのコーヒーはドリップではなくエスプレッソマシンで淹れます。

スチームミルクをエスプレッソに注ぎ込みます。

へたくそでしょ(笑)

そうこうしているうちにお客さんが来ます。

夕食を食べに来る人ばかりなので、オーダーを取り、キッチンに伝えます。

お酒を頼む人がほとんどなので、ワインを運んだり、ウェイトレスです。

空いた食器を片付けて、テーブルを回って味がどうだったか聞いたり、他に注文ないか聞いたり。

日本のサービスよりももっと会話する感じです。

何回か来る人は名前を憶えて声をかけたり、子供がいたら声をかけたり。

そういうことをサボってると考えず、サービスの一つとしています。

21時 

お客さんの流れが落ち着きます。

洗い物をしたり、片付けたり

お客さんによっては食後のコーヒーを飲む人も出てきます。

お客さん用コーヒーは1,2回しか淹れたことがありません…へたくそだからね(笑)

21時半

ラストオーダーを取ります。

調理終了すると、キッチンからドドドーーーっと洗い物が来ます。

一番忙しい時間かも。

お客さんが来ない日は早く店を閉める日もあります。

閉店ギリギリにお客さんが来たら笑顔で断ります。

そういうところを無理しないので、ここのカフェが好きでした。

お金儲けより気持ちよく働くことを重視しています。

閉店後にみんなでディナーを食べるので、テイクアウトを近所のレストランに注文します。

隣のピザ屋

22時

閉店

ゴミ出し、モップ掛け

お食事タイム

天気がいい日は外のテラス席で夕食。

この日はネパールカレーの日。

イースターの日はディナーもイースター仕様になるくらい、オーナーは凝ってくれてました。

飲み物は好きなものを飲んで良くて、いつも泥酔していました。

かわいいオーナー
酔っぱらうとジャズピアノを弾いてくれます。すっごいうまい!

解散時間はまちまち。

最後の数か月はこのカフェから徒歩100歩くらいのところに住んでいたので、朝まで飲むこともありました。

つらかったことは?

忙しいときに英語が聞き取れないとき。

忙しいから雑音も多いし早口になってしまうので、聞き取れないとすごく申し訳なくて…

後は…ない!!!

楽しかったことしかない!!

楽しかったことは?

楽しかった思い出しかない!

  • コーヒーの淹れ方を教わったこと(へたくそだけど)
  • 仕事後の食事タイム
  • 常連さんとのやり取り…すべて

オーナー2人がすごくよかったから、働き心地最高でした。

商売って稼ぐことが大切だけど、それ以上に働いている人や環境を大切にしてくれる2人だったから、とても楽しかったです。

いつかこんなボスになりたいと思います。

バリスタクラスに通った方がいい?

私はご覧の通りバリスタではなかったんですが、コーヒーの淹れ方を教わりたかったのでオーナーに相談しました。

クラスに通うのはあまり意味がないと言われ、本を貸してくれました。

本で学んでカフェで実践する方が身につくよとアドバイスをくれました。

ミルクが余った日には3リットルくらい練習させてくれたり…感謝しかない!!

通るか通らないかはわからないけど、希望があれば伝えてみるといいと思います。

断られたらあきらめればいいですし。

お給料は?

1日100AUD+チップ

チップ文化がないオーストラリアですが常連さんが多くお酒も出していたので、1日20 AUDくらいもらってました。

4時間半の勤務にしてはいいお給料だと思います。(約1万円)

お店を早く閉めても満額くれました。

JamJarの今

JamJar勤務経験者集合

そんな素敵なカフェならタスマニアに行ってJamJarで働きたい?

残念ながらもうJamJarはタスマニアにありません。

移転しました。日本の京都に!!!

今でもオーナーさんたちと仲が良く、日本帰国時は遊びに行っています。

すごくおいしいコーヒーをすごく素敵なオーナーが淹れてくれるので、ぜひ行ってみてください。

Jam Jar Lounge & Inn のホームページ


お店によってそれぞれですが、ローカルカフェで日本との違いを感じるのも楽しいと思います。

早めに出勤するように言われないこと

お客さんとは話した方がいいこと

せかせかしてないところ

マニュアルはないこと

という点で大きく違いが感じられました。

他のカフェはもっと違う流れ/対応だと思います。

JamJarがすごくいいカフェだったのでつらいことはありませんでしたが、他はきっとあると思います。トライアルですらありました。私は他のカフェで務まりませんでした…

でも働いてみないとわからないでしょ?

不採用を決めるのはあなたじゃないです。応募は自由。

落ちたとしても失うものは履歴書1枚。

気になる仕事はチャレンジあるのみ!!

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