ニュージーランドに行ったらぜひ挑戦してみたい!という方。
普通の体験談ではない!なぜなら…1日で
- 2バンジージャンプ
- 2スウィング
- 1ジップトレック
をしました。
ニュージーランドのクイーンズタウン在住時に、50以上のアクティビティに参加したMiya (@tabitinfo ) が、各バンジーの違い含めて体験談をご紹介いたします。
バンジージャンプの概要
ニュージーランドはバンジージャンプパラダイス!北島オークランドで1つ、南島クイーンズタウンで3つのバンジージャンプが楽しめます。
バンジージャンプはニュージーランドの起業家アラン・ジョン・ハケットがバヌアツの通過儀式「ナゴール」にヒントを得て商業化したユニークなアクティビティです。
クイーンズタウンのカワラウ橋から跳ぶバンジージャンプは、世界で初めてバンジージャンプをアクティビティとして始めた、発祥の地なんです。
今回ご紹介するのは南島の3つです。
クイーンズタウン周辺では3つのバンジージャンプを跳ぶことができます。
- NZで一番高い ネイビスバンジー
- 発祥の地、川に着水も可能、二人一緒に跳べる カワラウバンジー
- クイーンズタウンを見下ろして跳ぶ レッジバンジー
各バンジー会場にバンジー以外の絶叫アクティビティが1つずつあります。
- ネイビス スウィング
- カワラウ ジップライド
- レッジ スウィング
私は、上記3バンジー、2スウィング、1ジップライド計6つのうちレッジバンジー以外を全て5つを、1日で跳びました!(レッジバンジーは時間が足りなくて跳べませんでした。)
「危険じゃないの?」
個人的な意見ではハイキングより危険じゃない!
理由は、徹底的な安全管理がされているからです。安全管理がされなければ非常に危険なアクティビティだからこそ、徹底されています。
バンジージャンプ in クイーンズタウン体験談
まずは、NZで一番高い(134m)
ネイビスバンジー
チェックイン:予約時間30分前・街の中にあるザ・ステーションという建物内
建物に入るとド真ん中にバンジージャンプの催行会社AJハケットのカウンターがあるので見逃しません。
体重を計ったり、妊婦じゃないかとか、病気はないかとか、いろいろ質問に答えます。
それだけショッキングなアクティビティですからね…。
移動:専用バス
乗車時間40分くらい。シャトルバスなので、途中カワラウ橋で乗り降りがあることも。
ネイビスは自家用車で行くことはできません!
私有地にあるためAJハケットのバスでしか入れません。
「自分は跳ばないけど、友達が跳ぶところ見に行きたい…」
そんなあなたはバスの料金 (50 NZD) を払えば乗せてくれます。(見学者=スペクテイターと言います)
到着後:ハーネスと呼ばれる装備を付け、横移動のゴンドラみたいなな乗り物でプラットホームというジャンプ場所まで移動します。
そのプラットホームには脚がなく、宙に浮いてます。
プラットフォームに到着後、いろいろなものに繋がれます。
まぁ、この時は満面の笑みですね。
バンジージャンプなんて跳んだことないから、どれだけの恐ろしさかなんて知らなかったんですよ。
恐怖を知らないって幸せなことですね。怖くなきゃこのアクティビティ意味ないんですけど。
このプラットホームで、跳んだ後のこと説明されますのでよく聞きましょう。
といっても、英語だし、すでにテンションがおかしなことになってあまり話に集中できないので、先に言います。
「跳んだあと、足元にあるピンを抜け」と言ってます。
私は妙なテンションになってましたんで、「足元にピンが…〇×△□」半分しか聞かずにヘイヘイとうなずいていました。おかげで後々、ヒヤリとすることに…
プラットホームの端にちょこちょこと歩いて移動します。
両足が固定されているので、頑張って歩いてる人質くらいちょっとしか歩けません。
いざ、ジャンプ!!!
が、なかなか跳べません…だって、だって、怖いじゃないですか!!いまさらだけど!
芸能人がテレビで、高いところから跳ぶか跳ばないかで怯えてるのを見ながら、「跳べよ!」って思ってたあなた。跳んでみたらいい。本当に本当に怖いんです。
「なんでこんなことしなくちゃいけないの…」ばかり考えていました。
でも、跳びましたよ。
跳んでからロープが伸びきるまで8.5秒。
何を考えていたかと言うと「あぁ、もう駄目だ…」と思っていました。
そしてロープが伸びきると、ぴょんぴょんとゴムでできているので弾みます。
そうなると早く引き上げてほしくて!
「なんか足元のピンを引けって言ってたような…。よくわからないけど、とりあえず、引いとこう。」
恐る恐る弱々しく引いてみるとピンが半分抜けました。
なんと!片足が外れたではないですか!!
「何これ、お、落ちる!!」
と思って震え上がりました。
あれ?落ちない。…。もしかして、全部引くと両足外れるの?と思い、残りも抜くと、占い吊るされた男のようにさかさまになっていた体がくるりと入れ替わり、頭が上の重力に正しい姿勢になることができました。
今だから言います。絶景ですね。
ネイビスバンジーの動画
ネイビススウィング
ネイビスにはスウィングというアクティビティもあります。
奥に見えるのがバンジージャンプのプラットホーム。
手前に見えるのがスウィングのプラットホームと落ちていく私。
これは、タンデムと言って二人一緒に参加できます。
私、この時、スウィングとジップライドの違いをわかっていませんでした。
ジップライドは公園のターザンのように一直線にスライドしていく乗り物です。スウィングはブランコみたいに弧を描くんです。要は、最初、落ちるんです!!!
私はすっかりジップライドを想像していました。
「出発のタイミング知りたい?」と聞かれたので、「イエス!」というと、カウントダウンの後に落下ボタンを押してくれます。
「バンジーに比べたらスライドなんて余裕だぜ!」
という勘違いをした結果の私。
鬼の形相…
ネイビススイングの動画
めちゃくちゃ怖かった…
ネイビスではバンジーのゴムロープを作っているところが見られました。
え!手作りなの…!? 不安にならないで下さい。
バンジージャンプは安全です。
さて、バスで会場を移動し、カワラウ橋へ。
カワラウバンジー
橋ですからね、下には川が流れているんですよ。美しい色の川ですね。これがカワラウ川です。
この地で、バンジージャンプ大好きAJハケットさんはアクティビティにしてみんなに跳んでもらおうと思ったわけですね。
どうしてそんなことを考えたのか私には理解できません。
プラットホームに行くと、「川に着水したいか?」と聞かれます。せっかくなら~と思って、笑顔で「イエス!」と答えました。
その回答に合わせてロープの長さを調節してくれます。
私が跳んだときは少し日本語が話せるニュージーランド人がいて、ガンバッテとかデキルヨとかイキマショウとか励ましてくれました。
が、カワラウバンジーが跳ぶまで一番時間がかかりました…。
だって、川にボチャン…。皮に入る瞬間はどんな衝撃何だろう…魚とかいるのかな…岩はないかな…
いや、私が選んだんだけど、やっぱり
「なんでこんなことしなくちゃいけないの…」
ばかり考えてました。
「背中を押してくれる?」
って聞いてみたけど、
「だめー!ギブアップならできるよ。」
と言われました。
ちなみに、バンジージャンプはギブアップしても返金はありません。むしろ予約した瞬間からキャンセルに対する返金ができません。キャンセルで返金可能だと怖くなった人がキャンセルしてしまいますからね…
なんとか、跳びました。あまり、記憶がありません。
カワラウバンジーはゴムボートが迎えに来てくれ引き下ろしてくれます。
ボートから長い棒をこちらに伸ばしてくれます。それに捕まると、上にいる人たちがロープを緩め始め、ボートに着地します。
彼らに、「助けてくれてありがとう」と言い続けていたのを覚えています。
手の形も変えることができないまま固まってます。
ちなみにカワラウバンジーはタンデム可なので、二人一緒に跳ぶことができます。
タンデムには体重制限
一人当たりの体重が35~117キロの間であり、かつ、合計体重が235キロ以下でなくてはいけません。
他にも当日の天候など諸条件があるので、当日、プラットホームに立つまで一緒に跳べるかバラバラかは確定されません。
ご希望の方は予約時にお申し出ください。一緒に跳べるといい記念になりますね。
個人的にはネイビスバンジーよりカワラウバンジーの方が怖かったです。
たぶん、川に入ることと一度バンジージャンプ跳んだから怖さを知っていたからだと思います。
一般的には、ネイビスバンジーの方が怖いという人の方が多いと思います。
カワラウバンジーの動画
カワラウジップライド
ジップライドはスタート地点からターザンのようにまっすぐスライドしていくアクティビティです。終点まで到着すると引っ張り戻してくれます。
ジップライドはお手頃価格だし、バンジージャンプやスウィングは怖いって人にはいいと思います。
ポーズが選べます。私はスーパーマンポーズで行きました。これは余裕。
ジップライドの動画
レッジバンジー
レッジバンジーはクイーンズタウンの街にあるゴンドラ(スカイライン)頂上にあります。
街から徒歩でゴンドラへ行けるアクセスの良さと、街が見える景色という点でネイビスやカワラウとは違います。
私は残念ながら時間の関係で跳ぶことができませんでした。
レッジバンジーの特徴は、他の二つとは違い足ではなく背中を固定することです。
足が自由なので走って飛ぶことができるし、ポーズも自由自在。
跳んだあとも逆さまになりません。
レッジスウィング
レッジスウィングは最初のネイビススイング同様振り子のようにスイングするアクテビティです。
つまり最初に落ちます。
スタート地点につるされ、胸元にあるピンを自分で抜くことで落下します。
ピンを抜いた瞬間。
本当に怖かった…自主規制したいほどの顔です。ハカのダンサーみたいですね。今夜夢に出てきたらごめんなさい。
絶景ですね。
湖に人が寝そべっているような、それが私です。
自分でピンを抜くという恐怖があり、他の会場より地面も近いし、すごく怖かったです。
でも、いい記念になりました。
クイーンズタウン バンジージャンプの記念品
各アクティビティで記念品と証明書をくれます。I DID IT!って書いてますけど、本当にそれです。
Facebookにこの動画アップしたときのみんなの反応がすごかったです。
一生に一度くらいはやってみるといいと思います。
クイーンズタウン バンジージャンプの怖かったランキング
- カワラウバンジー
- レッジスウィング
- ネイビスバンジー
- ネイビススウィング
- カワラウジップライド
意外な結果かもしれませんが、ネイビスバンジーは高すぎて危険なのかよくわからない感覚でした。
カワラウバンジーは川があって、そこに向かって行くので超怖かったです…。
カワラウ橋は私有地じゃないので車で行けるので、跳びたくないけど見てみたい人はレンタカーで行けますよ。
レッジバンジーはスカイラインゴンドラのところにあるので、レンタカーがなくても見に行けます。
料金
場所 | 種類 | 大人 | 小人 |
ネイビス | バンジー | 275 NZD | 275 NZD |
スウィング | 225 NZD | 175 NZD | |
カワラウ | バンジー | 205 NZD | 155 NZD |
ジップライド | 50 NZD | 40 NZD | |
レッジ | バンジー | – | – |
スウィング | – | – |
※2022年2月現在、レッジは一時閉鎖しています。
小人は10~14歳。
バンジーでは記念Tシャツ、スウィングでは記念キャップがもらえます。
催行会社 AJ Hackett (AJ ハケット)
2022年2月現在です。料金改定がある場合があります。
ジップライドは安い!
複数のバンジー・スウィングを複数体験したい方は、お得なセット価格もあるので一度お問い合わせください。(ご希望の組み合わせによって料金が異なります。)
キャンセル規定
バンジージャンプはアクテビティの中で一番キャンセル規定が厳しいです。
予約完了後、キャンセルをしても返金はありません。
おそらく怖くなってキャンセルする人が出て予約が成り立たないからかなぁと思います。