ワーホリで車購入 車詳しくないワーホリ女子の場合

NZワーホリ

ワーホリ中に車を買おうか悩んでるけど…

車のこと全然詳しくない…

買った方がいいのかな…なくても大丈夫かな…

どんな車を買えばいいのかな?

壊れた車買わされたらどうしよう…

買ってから壊れたらどうしよう…

帰国前に売れるのかな?

 

オーストラリアとニュージーランドで中古車を購入した、車の知識ほぼゼロのMiya (@tabitinfo ) が解説いたします。

ワーホリで車を買うべきか?

あなたがどんなワーホリ生活を送る予定かによります。

 

買った方がいい人

  • 田舎に住む人
  • ファームジョブをする人
  • ドライブや遠出が好きな人

 

買わなくてもいい人

  • 都会に住む人
  • シティジョブをする人
  • 頻繁に遠出するつもりはない人

 

都会には公共交通機関がありますし、自転車で移動してもいいと思います。

田舎は移動が不便だし何もかもが近くになく、買い物一つでも移動距離が長い。

 

ファームジョブは自分でファームに行く場合が多く、車が必要になります。

 

休みの日はいろんなところを見て回りたい!と思っているのであれば、車があった方が気軽に行けていいですね。

 

そうでなければ必要ないでしょう。

統計はとっていませんが、車を買わない人の方が多いと思います。

 

 

私がオーストラリアで車を買った理由は、タスマニアでファームジョブをすることにしたからです。

ファームジョブをする人たちでも車を持っていない人もたくさんいました。

結果、買ってよかったなと思いました。

 

ファームジョブをする

=たいていの場合、割と田舎に滞在する

=休みの日はすることないからどこかへ出かけたくなる

 

買った方がいい人の条件を全部満たすからです。

 

車を持ってないと、持っている人頼みです…

これは持ってる側からするとちょっとめんどくさい…

 

「ワーホリ 車」で検索したら、2つ目に人気のブログが「車を持ってない人への不満記事」でした(笑)

利用されたとか、ハイエナとか、いろいろ言われておりました…

 

確かに車を買うってとってもリスクが高い。

でも日常的に必要なら、買わないと毎日誰かにお願いすることになります。

私にとっては、毎日誰かにお願いしないとできないことがあるというのは自立していないように思えたので車の購入を決めました。

 

チェリーピッキングの記事で「休みの日は遊ぶべし」と書きましたが、そんな風にフットワーク軽く遊びに行けるのも貴重なワーホリの時間を充実させる上で大切。

車の見つけ方

どうやって車を見つけたらよいのか。

超簡単です。

日本より簡単です。

ポイントは時間をかけること。

今日にでも欲しい気持ちを抑えて、よく見てよく考えて、時には相談しましょう。

 

 

ネットで見つける

オーストラリア;安く手に入れたいならガムツリーの記事

ニュージーランド;安く手に入れたいならQueenstownTradingの記事

でもご紹介したWEBサイトやFacebookのローカルページでは車の売買が行われています。

日本語でいろいろ質問したい人は日豪プレス/NZdaisuki.comがいいでしょうし、数で言うとガムツリー/トレードミーの方が多いです。

帰国日が迫っていて今すぐ売りたい人を見つけるといい買い物ができるかも。

 

掲示板

スーパーマーケットやバックパッカーの掲示板に車を売りたい人が貼り紙をしている場合があります。

逆に、買いたい人が貼り紙をすることも可能です。

私も別件でWANTEDの貼り紙をしましたが、本当に連絡きます!

 

路上

路上駐車している車に値段や電話番号が書かれている場合、その車は売り出し中です。

車がよく売られている道というのがあったり、何気なく停まっている車にかかれていたりします。

気になる車があったら連絡してみましょう。

 

紹介

車を探していることをさりげなくアピールしましょう。

売りたい人を知っている人が紹介してくれることもあります。

私はFacebookの自分のページに友達に向けて紹介のお願いを書いたこともあります。

 

ディーラー

日本で中古車を買う場合、この方法が多いと思います。

海外にもディーラーはあります。

この方法は実際いいかもしれない。

 

オーストラリアやニュージーランドの中古車って、本当に古くてボロボロのものもたくさんあります。

そのため、よく壊れます。

ディーラーで買えば、最低限ちゃんと見てくれているし、寿命間近な車ではないはず。

安心感があります。

 

ディーラーにも良しあしがありますが、ディーラーから買った人の車が壊れたと言うのは私の周りでは聞きませんでした。

買ってすぐ壊れた場合はディーラーに問い合わせて、修理してもらったり返品したりできる可能性もあるし、買ったら終わりとなる個人売買よりは安心かも。

車に詳しい人に相談

車の知識がないんで、車選びが不安です…

私もそうでした!

 

できるだけ安く買いたい

でもすぐ壊れたら元も子もない

購入前のチェックポイントがわからない

苦手分野は得意な人に教わるのが一番です。

 

ネットで検索してできる限り自分でもチェックします。

ただ、付け焼刃なので何が何だかわからないというのも事実。

車好きな人って結構いますから、詳しそうな人を探してお願いしてみましょう。

 

車購入ストーリーin Australia

12月中旬、タスマニアのホバートに到着してすぐに、車を購入しようと考えていました。

理由は2つあって、チェリーピッキングの仕事をしようと思っていたからと、デボンポートに行きたかったからです。

 

なぜデボンポートに行きたかったかというと、バイロンベイの英語クラスで一緒に勉強していたクラスメイトがいたからです。

私がタスマニアに引っ越すことを伝えると、彼と奥さんが親戚一同でのクリスマスパーティーに招待してくれたのです。

 

南半球での初めてのクリスマス。オーストラリア人がどんなパーティーをするのか興味津々。

タスマニアに他の知り合いがいない私にとっては、とってもありがたいお誘いです。

 

上記にあげた方法のうちディーラー以外を試しました。

お手頃な車を発見し、試乗させてもらうことにしました。

 

車の知識が一切ない私にとって不安しかない…

誰かに一緒にチェックしてほしくてもホバートに知り合いなんていない。

メカニックに持っていこうと考えていました。

 

その頃宿泊していたバックパッカーの近所に車関係のお店があるのが目に留まりました。

以下Miya(ミヤ)、Tyre(タイヤ屋)、売主

 

Miya「すみません、私、これから車の試乗をするんですが、ここで点検をしてもらうことはできますか?」

 

Tyre「あー、うちはタイヤ屋だからメカニックじゃないんだよね」

 

Miya「わかりました…」

 

Tyre「でも、持っておいで!見てやるよ!」

 

とってもいい店長さんで、見てくれることとなりました。

車を持っていくとリフトで車を持ち上げ、車の下側まで見てくれました。

 

Tyre「これはダメだ!クーラントが漏れている!」

 

売主「気づかなかったなぁ~ハハ」

 

と言っていたけど、本当かしら?

(故障箇所を隠して売る人もいるので気を付けてください)

 

売主にお礼とお断りをして解散。

チョコレートボックスを購入して、再度タイヤ屋さんを訪れお礼を告げると、

 

Tyre「あの車は全然だめだよ。また、違う車を見つけたら持っておいで!」

 

とやさしいお言葉をかけてくれました。

彼にとってもそのことがうれしかったらしく、Facebookで私のことを投稿したんだよ!と後に言われました。

 

また検索作業に戻り、2台目の試乗が決まったのがクリスマスイブ。

残念ながらタイヤ屋さんはお休み。

自分で見るしかない…と考えながら道を歩いていると、なんと!!タイヤ屋さんと遭遇!

息子たちのクリスマスプレゼントを買いに来ていたというではないですか。

 

そして試乗の話をしたら、ついてきてくれると言うのです!

仏なのかー!!!

無事試乗が終わり、

 

Tyre「この車いいんじゃない?買いなよ!でも値切るから、売主の前では笑顔禁物ね!」

 

と言って、値切り交渉までしてくれました。

 

無事交渉成立。

次に自動車の持ち主の変更などがあるんですが、私住所がまだない…

 

Tyre「うちの住所にしておきな!すぐそこだから!」

 

や、やさしい…

次は現金の問題。

売主は現金で支払うようにとのことですが、私の口座Bank Of Queenslandの店舗がタスマニアにはない…?

 

タイヤ屋さんが調べ、つい最近タスマニアにも1店舗だけできたらしいと突き止めてくれました。

店舗に行きお金をおろしお支払い。

登録の変更のためサービスタスマニアに連れて行ってくれ、ネットで保険の加入もしてくれ、全部手伝ってくれました…

 

Tyre「これでこの車は君のものだね!おめでとう!写真を撮ってあげるよ」

撮ってもらった写真がこちら

やったーーーーーーー!!!!

 

本当に本当にありがとう、タイヤ屋さん。

お礼を言い、デボンポートに向かうのでお別れも言いました。

 

Tyre「またホバート戻っておいでよ。おいしいものでも食べに行こう!」

 

最後まで神対応してくれました。

 

後日このタイヤ屋さんにはもっとお世話になることとなりました。

それは次回の記事で。

試乗時のチェックポイント

タイヤ

タイヤ屋さんなので一番最初にチェックしてました(笑)

これは買い替えるとなると高額なので、溝がきちんとあるか見ましょう。

車検でも溝が浅いと合格できません。

 

液体の漏れ

何か漏れてきてないですか?

クーラントやオイルなんかが漏れていたら要注意。

 

エンジンオイルの量

これは頻繁に無くなるものではないので、少なくなっていたら漏れやエンジンの温度異常の可能性も。

 

エンジンオイルの色

これは交換可能ですが、きれいな方がベター。

 

ブレーキパッド

消耗品なので交換可能な部品ですが、交換済みの方がベター。

 

エンジンの温度

坂道を登るときに異常なほどエンジンが熱くなりませんか?

メーターで確認し、異常があったら買わない方がいいです。

エンジンのトラブルは高額または廃車です。

 

走行距離

メーターがあるのでチェックしましょう。

 

オーディオ

音楽やラジオはかかりますか?

 

キーレス

キーレスは使えますか?

 

ワイパー

動きますか?水が出ますか?

 

書類

年式、車検、レジの時期を確認しましょう。

キャムベルトの前回交換時期についても書類があればチェックしましょう。

車を購入する予算

 

少し高くてもいい車を買った方が壊れないし、帰国時に売りやすい。

 

これはもっともだと思います。

しかし実際に高くてもいい車を買うワーホリさんがどのくらいいるんでしょうか。

お金に余裕がなくて、古くても安い車を買う人が多いと思います。

 

私もその一人。

さっきからちらちら写っている車でわかるかもしれませんが、私の車は相当古いものです。

理由は安かったから。

 

年式だけでなく、走行距離も金額に影響します。

18万キロ以上走っている車が売られていて、日本の中古車業界からすると信じられないと思います。

それどころか30万キロ超えもあります!

 

オーストラリアで購入した車

 

ダイハツシャレード3代目

(80年代後半~90年代前半)

走行距離15万キロ

1500AUD (12万円程度)

 

日本じゃなかなか見かけない古さです。

 

ニュージーランドで購入した車

HONDA オデッセイ L

(2000年)

走行距離25万キロ

3300NZD(約24万円程度)

 

年式と走行距離は売買で重要視されるところなのでちゃんとチェックしましょう。

 

買うときには常に売る側になる時のことも意識した方がいいです。

買った金額は売るときにつける値段に影響します。

 

安く買って安く売る。高く買って高く売る。はいいですが、

安く買って売れない。はまずいです。

妥当な品質で、妥当な値段なのかを見定めましょう。

そのためにはいろんな車をチェックしましょう。

シェアメイトの車。

(確か)4300AUDくらいで売りに出したら、たくさん問い合わせが来ていて引く手あまただった。

 

SUBARUが人気。

RV車が人気。

軽自動車はあまり走っていないです。

購入後、修理が必要になる?

 

古い車を買えば、たいてい修理が必要になります。

 

1年間まったく修理いらずの車は、なかなかないと思います。

修理ありきで購入した方がいいです。

 

修理以外にもメンテナンスとして、交換するものなんかもありコストがかかります。

 

大切なのはこまめに点検して、異常があればすぐ修理・交換することです。

私はこれを怠り、1台廃車にしてしまいました…。

 

オイル交換

これは日本でもよく聞きますよね。

これは自分でもできますね。

こまめに換えた方がエンジンに負担がかからないそうです。

 

ブレーキパッドの交換

これも自分でも可能です。

 

キャムベルト (Cam belt)/タイミングベルト (Timing belt)の交換

これはエンジンを開ける作業になるので、自分じゃできないし工賃がかさみます。

走行距離が長くなると替える必要が出てきます。

上記2つのように頻繁に替えるものではないので、前のオーナーが替えていれば替えなくて済むと思います。

 

窓ガラスの傷

これは意外とあります。

カナダにいたときは窓ガラスに亀裂は言ったまま走る車を何台も見ました。

亀裂があると車検が通りません。

 

ウォーターポンプの故障

これは大問題です。

これが壊れるとエンジンがオーバーヒートしてしまいます。

エンジンがオーバーヒートすると、廃車です。

 

ここに並べたことはすべて私の身に降りかかったことです。

 

それ以外にも、

窓が開かなくなった、エアコンが動かなくなった、キーレスが使えなくなった、音楽が聴けなくなった…

様々な経年劣化も出てきます。

古いから!!

 

だから高くてもいい車を買った方がいいんですよね…

わかっちゃいるんですよ…

 

ワーホリ中に車を持った場合のコストはどのくらい?の記事を読む

帰国前に売れるの?

売れますよ!!

帰国時には車を売りましょう。

 

ニュージーランドでで乗っていたオデッセイ

 

ポイントは時間をかけることです。

これは買う時のポイントと一緒ですね。

焦っちゃいけない。

 

帰国間近の人から買うと安いと言ったとおり、せっぱつまってると選択の余地がなくなってしまいます。

売りたい値段じゃなくても売らなきゃいけなくなってしまいます。

 

だから早めに売りに出し、引き渡しは後日とするなり残りの生活は車なしにするなりして過ごしましょう。

 

走行距離、年式、MT車かAT車か、を考慮してネットで検索し相場を調べましょう。

自分が購入した金額と照らし合わせながら金額を付けたらいいと思います。

 

通常、購入したくらいの価格で売れると思います。

つまり、持ち出しは修理費用というところでしょうか。

まとめ

  1. 車を買う必要があるか考える
  2. 時間をかけていろいろな方法で車を見つける
  3. 詳しい人と一緒に試乗する
  4. できるだけいい車を買う。古い車を買う場合は修理を覚悟する。
  5. 車をこまめに点検して、必要があれば早めに修理・交換する。
  6. 帰国前に早めに売り出す

 

偉そうにいろいろ書きましたが、私は車のメンテナンスも苦手です。

車を買うとか売るとか考えるのも嫌です。

車の運転をすることすら嫌いです!

 

車って好きな人は好きで、延々とドライブしたり、ずっといじってたりするじゃないですか。

苦手な人からすると尊敬ものです。

 

そんな私でも車を買ったり、メンテナンスしてみたり、いろいろやってみました。

無知がゆえに痛い目も見ました。

苦手なりにわかったこともあるので、ここに書き出しておきます。

 

車買うのが怖い…というあなたにとって、情報の一部になれたら幸いです。

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