モロッコでタジン鍋以外に何が食べられるの…?
注文したくてもどんなものかわからなくて怖いな…
モロッコに6週間滞在し、モロッコ料理をおなか一杯食べてきたMiyaが、どんなものがあったのかをご紹介します。
モロッコ料理 タジン鍋とそれ以外
タジン鍋
王道のタジン鍋。これはすっかり日本でもモロッコ料理として知られていますね。
鍋の形が特徴的でとんがり帽子のようになっており、陶器でできているため重さがあり隙間から蒸気を逃がしません。
モロッコでは水が貴重であったため、水を足さずに調理できるようにタジン鍋ができたと言われています。
料理としては、
- 野菜タジン
- チキンタジン
- 牛肉のタジン
- ケフタ(ひき肉)タジン
など様々です。
具材にしっかりと火が入っていて、とっても柔らかくあつあつです。
大根は時間がたってもやけどするほど熱いのでお気をつけて。
クスクス
世界最小のパスタと呼ばれるクスクス。
写真で言うと野菜の下にあるつぶつぶがそうです。
イスラム教では金曜日が安息日にあたり、金曜の午後にクスクスを食べる習慣があります。
レストランによっては毎日作っているところもありますが、多くのレストランで
「クスクスは金曜日だけだよ」
「朝だからクスクスはないよ」
と言われました。
モロッコに行ったらクスクスを食べるぞ!と思っている方は、金曜のランチに食べるように予定を組みましょう。
ハリラ
ハリラは日本の味噌汁のような存在。
ラマダン明けに飲むまれていて、味はミネストローネのようなトマトベース。
ラマダンに関係なくレストランで注文できます。
お店によってレシピはそれぞれですが、私がいただいたものには短い麺が入っていました。
コースで頼むと初めに出てくることもあります。
一緒に食事をしていたモロッコ人曰く、パンと一緒には食べないそうです。
しきたりというよりは、
「次のメインが食べられなくなっちゃうからね!」
と言っていました。
モロカンサラダ
名前もモロカンサラダとざっくりしているので、これといって決まった内容ではないようです。
野菜、果物、ごはん、お肉などなんだかいろいろ載っていて、ソースがかかっています。
何度かいろいろなお店で注文しましたが、大きなお皿にいろいろ載っているサラダというのが共通点でした。
パスティーヤ
パスティーヤはパイ生地で何かが包まれている料理。
写真はパスティーヤプエッでチキンです。
魚バージョンもあります。
スイーツじゃないの?という外見をしていますが、スイーツじゃありません。
私は苦手でしたが、毎回これを頼む友人もいて、好き嫌いが分かれる食べ物です。
チャレンジしてみてください。
調理に結構時間がかかるので、余裕のある時に注文しましょう。
タンジーヤ
タンジーヤはマラケシュ料理。
壺にスパイスやお肉を入れ長時間火にかけます。
劇的に柔らかいお肉。
すごくおいしいです。
マラケシュ発祥といわれている料理ですが、一番おいしかったのはシェフシャウエンのレストランで食べたタンジーヤでした。
他の地域でも食べられるので見つけたら注文してみましょう。
ブロシェ
炭火焼の大きな串をお皿に盛り付けています。
串のまま出てくることもあります。
バーベキューのお肉がモロッコ流にスパイスで味付けされている感じ。
これすごいおいしい。一番おいしかったモロッコ料理。
おまけ;モロッコパン
モロッコパンの「ホブス」は食事に欠かせません。
朝ごはんから夜ご飯までいつでも食べられてます。
食事の前にオリーブなどと一緒にテーブルに運ばれてきます。
タジンならスプーン代わりにホブスですくって食べます。
朝食ならジャム、はちみつ、アムルー(アルガンの実のペースト)、オリーブオイルなどをつけて食べます。
モロッコ料理のいいところ
- 野菜が豊富に使われていている
- スパイスが豊富なのでいろいろなテイストがある
- 熱いものはやけどレベルのあっつあつで出てくる
素材の良さも魅力の一つです。
モロッコはたくさん野菜が採れるのでお野菜の価格が安くて種類も豊富。
ケフタ(ひき肉)を購入してハンバーグを作ってみたんですが、お肉の味がすごくしっかりしている…
鶏肉も、鶏のまま売られている…
フランスの影響とアフリカの影響を受けた料理が多く、モロッコ料理はおいしくておもしろいです。
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