カナリア諸島周辺には火山がいくつもあります。
グランカナリアにはその影響でできたカルデラがあり、その淵をぐるりと一周する鵜ことができます。
カルデラとは火山の活動によってできた大きな凹地のことである。「釜」「鍋」という意味のスペイン語に由来し、カルデラが初めて研究されたカナリア諸島での現地名による。
Wikipedia カルデラより
なんと!カルデラという名前の語源がカナリア諸島にあるとは!
今回歩いてきたのは「La caldera de Bandama」(ラ・カルデラ・デ・バンダマ)というところです。
カルデラ一周ハイキング#calderadebandama pic.twitter.com/dKNNn6Ltmm
— Miya🇪🇸@旅ブロガーTabit Info (@TabitInfo) December 19, 2020
La caldera de Bandama 特徴
- 深さ約200m
- 上端の直径は約1,100m
- 周囲は3km超
北の壁の途中に、穀物を貯蔵するための洞窟があり、島がスペインに占領される前から先住民族がすでに底を耕していた可能性が非常に高いといわれています。(カナリア諸島にはグアンチェ族という先住民族がいて、洞窟で生活をしていました)
バンダマという名前は、16世紀にこの地域に住み、その内部にブドウを植えることに専念した入植者の1人であるダニエルヴァンダムに由来します。
La caldera de Bandamaの近くにはいくつかのワインのブドウ畑とワイナリーがあります。
- Bodega Hoyos de Bandama
- Bodegas Plaza Perdida
- Bodegas Mondalón
- Bodega San Juan
カルデラのくぼみの中には小さな家があります。
地元の人の話では、以前おじいさんが住んでいたようですが、既に亡くなったそう。その後は誰かが購入したとかしないとか。
La caldera de Bandama ハイキング
ハイキングコースはきつい坂はあまりなく、非常に歩きやすいです。
舗装はされていませんが、岩場をよじ登るなどはなく、気軽に歩くことができます。
休憩を含めて2時間程度で一周できました。
高い場所にいるため反対側を見ると海まで見渡せます。
最後にゴルフコースがあり、レストランが併設されています。
プレーヤーではなくても利用していいとのことだったので、ビール休憩しました。
La caldera de Bandama 場所と行き方
San Telmoから311番バスで1本、約30分程度。Bandamaというバス停で下車します。
サンタカタリーナから行く場合は直行便がないので、サンテルモで乗り換える必要があります。
私はグランカナリア島で出会った人たちとレンタカーで行きました。
グランカナリア島ではハイキング好きが集まって、みんなでレンタカーをしてハイキングに行ったりします。レンタカーがお手頃価格で、それぞれの場所がさほど遠くないので車があると楽しみ方が格段に広がります。
- レンタカー屋さんで評判がいいのは「CICAR」
- 逆に評判が悪いのは「GOLDCAR」
カルデラの淵をハイキングすることはあまりないので、感動しました。
グランカナリア島にはこのようなハイキングコースがたくさんあります。
滞在時間に余裕がある人はぜひハイキングも楽しんでみてはいかがでしょうか。
そもそもカナリア諸島ってどんなところなの?という方は、概要をまとめた記事がありますのでぜひお読みください↓
他にも「Bco de los Cernicalos」というハイキングコースも歩きました↓
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