マルタのコミノ島にはたくさんの洞窟があります。洞窟の中は差し込む光で青く輝き、ライトアップされたプールのように、それ以上に美しい自然の光が見られます。
そんな中を泳ぐこともできます。
ジェットボートのチャーターなら、洞窟の奥までボートで行くことができるので、洞窟炭酸策という大冒険することができます。
今回実際にチャーターのジェットボートに乗船して洞窟探検をしてきたので、その体験談をシェアいたします。
ジェットボートでどんな洞窟に行けるの?
今回実際に行ってきた洞窟はこちら。
サンタマリア洞窟
ここはコミノ島で一番大きな洞窟です。
とても開けた洞窟で、奥まで光が届くので水の色が明るく美しいです。
ブルーラグーンに続く洞窟
向こう側が見える場合は洞窟と呼ぶのでしょうか?ちょっと日本語的に自信がありませんが、この中を抜けるとコミノ島で一番人気のブルーラグーンがあります。
この狭い隙間をここまで行けるジェットボートってすごいですね。
そして非常に混みあっているのが見えます…。さすが一番人気。
これは別の日にブルーラグーンに行った日のコミノ島側からの写真です。海の向こう側に洞窟があるのがわかりますか?ここのことです。
ちなみにこの向こう側の島を「Cominotto」コミノットーといい、発音がコミノ島に近くて笑えるのは日本人の特権です。
奥に砂のビーチがある洞窟
マルタは岩でできた島なので、ビーチは基本岩です。
なので、砂のビーチがあるところには自然と人が集まってきます。サンディビーチと呼ばれます。
通常サンディビーチは激込みですが、穴場はここ。洞窟の奥にサンディビーチがあるんです。
太陽が当たらないので日焼けもしませんね!
しかし、日が入らないのでよく見えないという難点が…
実は今回ここで同僚がクラゲに刺されました…涙
暗いとよく見えないのでクラゲも見えませんでした。行く方は気を付けてください。
奥に隠れプールがある洞窟
洞窟内の岩場に上陸し奥に進むと、隠れプールがある洞窟があります。
ここはスキューバのポイントでもあり、深いところで海とつながっているようです。
ライトアップされているように見える洞窟
プールで下からライトアップされているような、光り輝く洞窟もあります。
上の写真はカメラが少し明るくとってくれていますが実際は↓こんな感じ。
それでも光っている感じが伝わりますか?
ここを泳いで奥まで行ってみました。奥は結構暗くてドキドキしますが、上記のサンディビーチの洞窟ほど真っ暗ではなく、岩場があり上陸することができました。
各洞窟の場所
コミノットーとサンタマリア洞窟はグーグルマップに出てますが、他がわかりません。(ごめんね)
ボートのドライバーに写真を見せれば連れて行ってくれると思います。すべてコミノ島の洞窟です。
ジェットボートで行く洞窟以外の場所
洞窟に感動したので、洞窟の話ばかりしていますが、ジェットボートは洞窟に行くためだけのものではなく、ビーチに行きたいというと連れて行ってくれます。
何時に戻ってくるからねとドライバーが時間を指定するので、それまでビーチで過ごします。
マルタは外で飲酒をしてもいい国なので (外で飲酒は禁止の国もあるんですよ) 、ビールやらなんやら飲んで満喫します。
ゴゾ島のビーチ
私たちは最初にゴゾ島のHondoq Bayというところに連れて行ってもらいました。
ここは岩というよりは石粒に近く(砂というほどではない)、座ってくつろいでいても痛くないのでのんびりするにはちょうどいいです。
クラゲがいてあまり海には入れませんでした。
埠頭は飛び込みポイントになっています。
あまりに美しい飛び込みで、空を飛んでいるよう…
私は飛び込みません。泳ぎが上手じゃないんです…
コミノ島のビーチ
2か所目にコミノ島のサンタマリアベイに連れていいてもらいました。
ここはコミノ島でブルーラグーンの次に人気のビーチです。サンディビーチです。
パラソルやデッキチェアを借りることもできます。
2019年夏の料金は
- パラソル 10ユーロ
- デッキチェア 10ユーロ
- 両方 20ユーロ(割引ないんかい)
という看板が出ていました。
ここには今回クラゲがいなかったので、海の中でのんびりおしゃべりしました。
チャータージェットボートのメリット
洞窟内に行ける
浅瀬や狭いところの走行が可能なので、洞窟の奥までボートで行くことができます。
大きめのクルーズだとできないのでジェットボートのメリットですね。
速い
ジェットボートはとにかく速いです。
行きたいところまであっという間に連れて行ってくれます。
スリルがある
速いのでスリルがあります。通常のクルーズよりぴょんぴょん跳ねながら走行します。
ニュージーランドのクイーンズタウンでジェットボートがスリル系のアクティビティになっているほど迫力があります。
最後にはサービスでスピンをしてくれました。ボートがめちゃくちゃ傾くのでドキドキしました。
セントジュリアン発着が楽
ボート会社によりますが、発着場所はセントジュリアンのスピノラベイなので、スピノラベイ在住の私としてはとても便利でした。
前回クルーズに参加した時はマルタの北にあるメリハ発着で、バスと乗合ボートで行く場合もメリハ発着です。
メリハに行くバスが混むんですよね。
メリハに行く方でバスが混むのが嫌な場合はタクシー配車アプリがあります。Uber(ウーバー)みたいなもので、前までTaxfy(タクシファイ)と言われていた会社です。現在はBolt(ボルト)と言います。
アプリダウンロード後、プロモコード「R1ML97」を入力すると私からの紹介ということで5ユーロ分無料で乗れますのでご利用ください。
チャータージェットボートのデメリット
船の上に日影がない
ボートによるのかもしれませんが、屋根がないので日影がありませんでした。
太陽光直撃です。帽子をかぶっていましたが飛ばされてしまうのでつばを後ろにしていました。
船の上でくつろぐタイプではない
チャータークルーズ船は、イスの感じや船のつくりがくつろげるようになっていますが、ジェットボートは移動用という感じで船の上でゆっくりするタイプではないです。
催行会社と料金
今回利用したのはOKI-KO-KI Banis(Happy Dayz)という会社です。
ウェブサイトにチャーター料金が記載されていないので、1隻当たりの料金はわかりませんが、私たちは15人乗りのジェットボートに10人で乗りました。誕生日の人が二人いたので8人で料金を払い、一人35ユーロでした。
会計をしたのは私ではないので、ちょっと料金の計算がわかりませんが、詳しく知りたい方は直接催行会社にお問い合わせください。
その他の方法でコミノ島・ゴゾ島に行く
コミノ島
今回のチャータージェットボートや、先ほどリンクを貼ったチャータークルーズの他に下記の方法があります。
キャプテンモーガンクルーズ
バスと乗合ボート
ゴゾ島
バスとフェリー
コミノ島・ゴゾ島の楽しみ方はいろいろあります。
マルタではボートをチャーターしてみんなで遊ぶことが夏の楽しみ方の一つのようです。
価格としてもお手頃で、夏を満喫できる過ごし方としておすすめです。
ある程度の団体で観光にいらっしゃる方や、少し長く滞在して友人ができた場合などにいかがでしょうか。
2週間前にチャータークルーズで行ったばかりだったので、同じ感じかと思っていましたが、ジェットボートは全く違う遊び方でした。
ぜひお試しください。
タイトルに青い洞窟と書きましたが、「青の洞窟」「青の洞門」とは呼ばれていません。
マルタで青の洞門とは呼ばれているブルーグロットという場所がありますので混同されませんようお気を付けください。
他にもマルタの観光情報を発信していますので、ぜひ「マルタ」をご覧ください。
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