日本からマルタに行くにはどの方法がベストなの?
と疑問に思っているあなたのために
- 2018年に3か月滞在
- 2019年はマルタ就職し在住
- 2020年に2週間滞在
と足しげくマルタに通うMiya(@TabitInfo)が、徹底比較してみました。
結論から言うと、個人手配がおすすめ!
飛行機はスカイスキャナーでチェック+ホテルはブッキングドットコム。
本日調べた飛行機の価格は、2021年1月出発で往復70,240円。
マルタへの飛行機 どんな航路があるの?
そもそも、日本からマルタに行くにはどんな方法があるのでしょうか。
予約方法
- 個人手配(自分で飛行機の手配を行うこと)
- 代理店予約(旅行代理店で予約を代行してもらうこと)
があります。
航路
直行便はありません。日本を出発した場合、必ず乗り換えが必要です。
最短でも15時間はかかると考えておきましょう。
小さな国ですがマルタ航空という航空会社があります。
2020年、コロナの渦中では航路が減少しており、羽田発イスタンブール乗り換えマルタ行きがシンプルかつお手頃に行けるルートです。(アムステルダム経由もありますが、基本的に割高です)
ちなみにマルタはコロナ渦中も入国可能です。
乗り換え空港の選択肢
※出発空港によります。
乗り継ぎを1回で行こうとする場合、一般的な経路は下記の通り。
- イスタンブール(トルコ航空)
- ロンドン(ブリティッシュエアウェイズ)
- パリ(エールフランス)
- アムステルダム(KMLオランダ航空)
- フランクフルト(マルタ航空、ANA、ルフトハンザ)
- ミュンヘン(マルタ航空、ANA、ルフトハンザ)
- ローマ(アリタリア)
基本的にヨーロッパまで来るとマルタ行きの便が各地から飛んでます。航空券検索でその時都合のいい、お手頃価格のものを選びましょう。
乗り継ぎを2回とする場合、他にも香港などの選択肢があります。(私の甥は札幌からマルタに来たため、往路:香港+ローマ、帰路:香港+ロンドン経由としました)
ちなみに1.5回乗り継ぎ?のドバイ経由もあります。
ドバイ経由の場合、ドバイで乗り換えた後、キプロスに着陸します。でも飛行機から降りないので乗り継ぎというよりは、機内待機になります。
到着空港の選択肢
ありません。
マルタには一つしか空港がないので、どの経路で着ても到着するのは「マルタ国際空港」です。
街の名前からルア空港と呼ばれることもあります。
空港を表す3つのアルファベットではMLAと表記されます。
これを踏まえたうえで、個人で飛行機を手配する場合(方法)と、代理店で申し込む場合、どちらがお得か見てみましょう。
マルタへの飛行機 個人手配
個人で手配する場合は、検索をがんばりましょう!そして基本的に自己責任!
それが面倒な場合は旅行代理店に丸投げする方がいいです。
個人手配の方法 ①スカイスキャナーでざっくり検索
①スカイスキャナーのホームページを開く
スカイスキャナースカイスキャナーは各予約代行サイトの料金比較をしてくれる便利なサイトです。
気に入った航空券を予約しようとすると、スカイスキャナーで予約ではなく、その紹介先のサイトに移行してそのサイトと予約します。(公式サイトやHIS、MytripやGotogateなど)
②出発地・目的地・出発日・現地出発日・人数と座席種類を入力
出発日が確定している場合はこれでいいんですが、ざっくりとしか決まっていないこともあります。
そんなときは月検索が便利!
カレンダーに各日の最安値が表示され、一覧で比較することができます。
③検索結果から一番条件が合うものを選ぶ
「詳細→」のボタンをクリックするとそのフライトの詳細が表示されます。
チェックするポイント
- 所要時間
- 料金
- 乗り換え回数
- 出発時間・到着時間
- 経由地
- 航空会社
- 転送先サイト
所要時間
所要時間が異常に長い場合、空港で長時間待ち時間があることがあります。中には日をまたぐ場合も。そのようなフライトは避けましょう。
料金
安いに越したことはありませんが、他の選択より大幅に安い場合は要チェックです。何か不都合なことがあるかもしれません。
乗り換え回数
1回の乗り換えなのか、2回乗り換えなのか。
乗り換えが多いと面倒なので、乗り換え回数の少ないものを選びましょう。
出発時間・到着時間
早朝出発便到着便、深夜到着便は出発前・到着後のことを考えなくてはいけません。
その時間帯に交通機関があるのか?前泊が必要か?
できれば早朝・深夜は避けた方が無難です。
経由地
これはあまり重要ではありませんが、人によっては苦手な空港がある人もいます。
よく聞くのはロシア経由は嫌だとか、個人的にはローマは不親切なことが多いと思っていて避けています。
航空会社
これは結構重要!
まずFSCかLCCかは要チェックです。
LCC(ローコストキャリア)は食事や預け入れ荷物が含まれないことが多いので、詳細のチェックが必要になってきます。(日本で言うジェットスターやピーチのような航空会社です。)
FSC(フルサービスキャリア)は通常、食事や預け入れ荷物が含まれています。(日本で言う全日空や日本航空のような航空会社です。)
あとご飯がおいしいかどうかなどを含め、これも好みが出ます。個人的にはKMLが好きです。
転送先サイト
先に言った通り、スカイスキャナーは各予約サイトを比較するサイトです。
その結果からユーザーが予約代行サイトを選びます。
なので実際に予約のやり取りをするのはスカイスキャナーではなく、予約代行サイトです。
個人手配の方法 ②航空会社公式サイトを確認する
スカイスキャナーには申し訳ないんですけど、私はこの時点では購入しません。
理由は念のため航空会社の公式サイトと比較するため。
今回のケースで言うとトルコ航空が良さげなので比較してみましょう。
使い方はスカイスキャナーと一緒。
全く同じ航空券の検索結果を表示してみましょう。
- スカイスキャナーが70,240円
- 公式サイト(トルコ航空)が75,740円
差額5,500円でスカイスキャナーの方が安いですね。
個人手配の方法 ③どこのサイトに転送されるかチェック
ここでスカイスキャナーの検索結果に戻り、どこのサイトが予約代行サイトかを見てみましょう。
HISですね。HISなら信用できるし、代理予約を頼んでもいいかなと思います。
この場合も念のためHISの公式サイトで料金を調べます。
スカイスキャナーで表示された料金と同じですね。
ここまできたら、HISのサイトで予約します。
え、スカイスキャナーで予約しないの?
HISのように日本の予約サイトの場合は、そちらで予約します。間にあまり、サイトを通したくないので直接HISのサイトから予約します。
- 理由は何かあったときの問い合わせ先が日本だから。
- 日本のサービスは手厚いことが多いから。
これがGotogateやMytripならトルコ航空公式サイトから予約します。
何で?スカイスキャナーの方が安いのに!
5,500円の差額で、海外予約サイトを経由するのは面倒だからです。
サイトによってはフライトキャンセル時に変更手数料を取ることもあります。代理店を通すと直接航空会社と変更手続きをできないケースもあります。そういうごたごたが面倒だから、できる限り公式サイトと連絡を取ります。
実際にトルコ航空の予約をMytripでして、コロナのためキャンセルになりました。
トルコ航空に日付を変更したいと連絡したところ、予約はMytripからなので、Mytrip経由で変更するように言われました。
Mytripに連絡したところ変更手数料がかかると言われました。
フライトキャンセルなのに?と思いますが、規約に書いてあるのでしょうがないです。
じゃあ、どんな時にスカイスキャナーで予約するの?
不慣れな海外サイトでもとても安いときは予約します。スカイスキャナーの方が信頼できる場合。
なのでGotogateもMytripもスカイスキャナー経由で使ったことがあります。
どちらも使い心地はイマイチでした。(トラブルありました)
以上が個人手配の場合です。
マルタへの飛行機 代理店予約
旅行代理店で予約というと、店舗を構えているJTBやHISへ行って、カウンターで申し込むということを想像するかもしれません。
それも昔ながらの方法として一つあります。あの紙のパンフレットって見てると楽しくなってきますよね。
私も初めての海外旅行は日本旅行の店舗で予約しました。(正確にはわざわざ家まで来てくれました…!)
そのメリットは、全部丸投げOK!
むしろ行きたいところが決まってなくとも相談に乗ってくれます。
「きれいなビーチでのんびりしたくてー、英語が話せないんだけど、海外が良くてー」
「それならハワイはいかがですか?」
という調子です。
価格としてはカウンターで相談接客対応があることもあり、ネット予約に比べて割高です。
なので、海外旅行の経験がなくて不安な方・お金がかかっても時間をかけたくない方には旅行代理店がおすすめ。
もしそうでなければ、今はインターネットでいろんなことができます。JTBやHISもウェブサイトを持っていて、店舗に行かずとも予約ができます。
先ほどご紹介したHISも
- 航空券の予約
- 航空券+ホテルの予約
- 添乗員付きツアー
- 現地ツアー
など、個々に必要なサービスによって販売されています。
先ほどスカイスキャナーで予約する場合に見たのは、個人手配と言いつつ、実際には代理店で航空券の予約をする場合です。
2020年現在はコロナのためツアーは催行されていません。
- 航空券の予約
- 航空券+ホテルの予約
はHISで見つかりました。航空券は先ほどのスカイスキャナーのとおり、+ホテルだと最安で合計15万円くらいでした。
その時によると思うので予約時に比較してみるといいと思います。
+ホテルにすると安い航空券が選択できなかったので、航空券だけHISで予約してホテルはブッキングドットコムなどのサイトで別に予約する方がおすすめ。
Booking.comでマルタのホテルを見てみるマルタでおすすめホテルの紹介記事
ホテルではなくバックパッカーズに泊まりたい人はこちら
マルタの飛行機は季節で価格も変わる
マルタ行きの飛行機は季節によって価格が変わります。
安い時期は1月と11月と言われており、1月はマルタといえど寒い、11月は雨が多いです。
高い時期は8月と12月と言われており、ホリデーの季節だからです。
元在住者としては5・6・9月が過ごしやすい季節だと思います。
マルタに飛行機で到着した後の移動手段
マルタ国際空港に到着した後の交通機関は大きく分けて3つあります。
- 路線バス
- 乗合バスCOOP
- タクシー
- レンタカー
路線バス
マルタはバスが走っていて、空港から街に行く旅行客の場合でも通常料金の1.5~2ユーロ(184~245円)2時間乗り放題です。(夏料金が2ユーロ、それ以外が1.5ユーロです。在住者には特別なカードがあり0.75ユーロ(92円)です。)
マルタのバスでXがつくのはタリンヤダイレクトという快速です。この場合は運賃が3ユーロ(368円)になります。タリンヤダイレクトは2時間乗り放題ではありません。
マルタ国際空港のバス停は空港を出て目の前にあります。
セントジュリアンに行く場合
バスX2(タリンヤダイレクト)に乗車。直行で「San Gilijan」というバス停まで行くことができます。
- 運賃は3ユーロ
- 乗車時間は45分程度
スリーマに行く場合
スリーマは空港からバスのアクセスがあまりよくありません。
乗り換えが必要です。
セントジュリアンに行き「San Gilijan」でスリマ行きに乗り換えるか、チルケウワ行きのX1に途中「Universita 1」で233番Swieqi行きに乗り換えるか、バレッタ行きの途中「Bombi」でスリマ行きに乗り換えるか。
到着時刻によります。
例)セントジュリアン行きでの乗り換え場合
- 空港前からX2に乗る
- San Gilijanで下車
- 16番スリマ行きに乗り換える
- スリマで下車
どちらにせよ、マルタはバスが時間通りに来ないことで有名なので気長に考えるか、バスではない手段で移動することをおすすめします。
バレッタに行く場合
バスX4(タリンヤダイレクト)に乗りましょう。
- 運賃は3ユーロ
- 乗車時間は30分程度
乗合バスCOOP
以前一度だけ乗合バスに乗ったことがあります。COOPという会社が運営していて、事前予約することも可能です。
「すぐ出るよ~」と言うので乗りましたが、予約のお客さんが来てないということで30分以上車内で待たされました。
その経験上、あんまりおすすめしないです。
タクシー
これが一番おすすめ!
でも空港前に待ち構えてるドライバーでは嫌な思いをした人もいます。(ちなみに相場は20ユーロ)
私がおすすめするのは配車アプリBolt。これは滞在中も使えます。
スリーマに滞在していた時で14ユーロでした。(その時のよって料金が違いますが、予約前に料金が確認できます。)
アプリのダウンロードには電話番号が必要なので、事前にダウンロードしてから飛行機に乗った方がいいと思います。
詳細はこちらの記事にまとめています。
レンタカー
マルタは小さな島なので、レンタカーすればいろいろなところに簡単に行くことができます。
しかもお手頃価格。空港にレンタカー会社が入っています。
でも道が狭く、運転マナーがよろしくないので運転には細心のご注意を下さい。
これでばっちり!マルタへの準備ができましたね!
他にもレストランの情報や観光地の情報などもご紹介しています。ぜひ他の記事も見て行ってください。
ホテル予約おすすめサイト
航空券予約おすすめサイト