2021年4月にマルタに渡航したMiya(@TabitInfo)です。
コロナの中のマルタ渡航は2020年に一度、今回は2度目となります。
前回2020年も渡航の様子を記事にしましたが、今回も2021年版として書きたいと思います。
マルタ渡航を予定されている方の参考になればうれしいです。
マルタは2021年4月の段階で日本から観光で入国することができます。
この記事を書いているのは5月ですが、日々規制が緩くなっていっています。
先日、6月1日から観光を再開するとの発表もありました。
毎日5人以上は日本人を見かけるくらい、すでにマルタには日本人がたくさんいます。
マルタへの渡航経路や理由も様々だと思うので、ここでご紹介するのは私の場合ということを前提にお読みください。
この記事では、
- 私のマルタへの渡航体験談(搭乗前準備・機内・入国時・入国後)
- マルタのコロナ対策ルール(2021年5月現在)
- 渡航後のコロナ規制情報の取得方法
についてご紹介します。
コロナの中マルタへ渡航した体験談(2021年版)
私たちの渡航時の状況
まず、私の渡航の状況はこんな感じ
- 2021年4月19日に入国
- イスタンブールから直行便(トルコ航空)
- 入国時のビザ ノービザ(短期観光)
日本からじゃないんです…なので日本の空港でのやり取りなどはわかりません。
トルコに3か月ほどいたため、トルコからの渡航の話になります。
搭乗前の準備
当時そして5月現在もアンバーリストの国(日本とトルコを含む黄色信号の国)からマルタへの入国には72時間以内に実施されたPCR陰性証明が必要です。(Swab Test)
An ‘amber’ list of corridor countries is published from week to week from which arriving passengers must produce a negative PCR COVID-19 swab test result, which test must have been taken no longer than 72 hours prior to arrival in Malta.
health.gov.mtのサイトより
と書かれているので、
- マルタ到着時刻の72時間以内に受けたテストであること
- Swabテストなので鼻に棒を突っ込むタイプのテストであること
を求められています。
先述の通り私はトルコに滞在していたので、イスタンブールのラボでPCRテストを受け、メールで受け取った陰性証明の英語版の結果をスマホに保存しました。
私は印刷せずスマホの画面のみでしたが、問題なく搭乗・入国できました。
念のため…
Eメールアドレスを持っていない人は事前に作っておいた方がいいです。
後程出てきますが、空港でメールの送信をするように指示されるので、事前に一つは作っておき、スマホから送信できるようにしておきましょう。
オンラインチェックインはできなかった
通常であれば、出発の1~3日前くらいにオンラインチェックインができますが、オンラインチェックインはできないとトルコ航空のサイトに記載されていました。
おそらくPCRテストや渡航可能かどうかをチェックする必要があるからだと思います。
搭乗当日の様子
空港へ
当日は早めに空港に到着することをおすすめします。
チェックやソーシャルディスタンス、消毒など通常よりも時間がかかる可能性があります。
チェックインカウンターにて
イスタンブール空港へ早めに行きましたが、カウンターでのチェックインはスムーズで通常以上の時間はかかりませんでした。
整列を担当している空港職員にパスポートの提示を求められ
「ヨーロッパへの観光の渡航はできないよ!」
と言われましたが、事前に渡航できることを確認してあったのでそのままチェックインカウンターに行きました。
コロナの中日々状況が変わり、各国によっても条件が異なるため、空港職員であっても把握できていないことがあります。しょうがないことだと思います。
チェックインカウンターではパスポートの他にPCRテストの陰性証明を提示しました。
搭乗時
トルコ航空での搭乗の際にサージカルマスクが必須と言われました。
一緒に搭乗した知人が薄いスポンジのようなマスク(うまく説明できないけど…わかりますか?)をしていて、フライトアテンダントの方に「サージカルマスク以外はだめです」と言われてました。
トルコ航空では、マスクや消毒用アルコールなどがセットになったものを配布しているので、受け取ってその場で付け替えればOKです。
機内にて
消毒
とりあえず、配られた消毒セットの中からおしぼりを取り出し、イスやモニターを拭きました。
トルコ航空も清掃してくれていますが、念のため。
棚に荷物を入れる前に…
機内で書類の記入がありますので、ボールペンを手元の荷物に入れておきましょう。
滞在先の住所の記入も必要なので、メモなどがある人はそれも手元の荷物に入れましょう。
通常の入国カードはホテルの場合ホテル名のみで良いことも多いですが、今回はホテル住所も書くように指示がありました。
食事は配られる
食事は通常通り配られました。
軽食ではなく、トレイに載ったタイプの通常の機内食でした。
書類の記入
マルタ入国時に提出する書類が2つあります。
機内で配られるのでその時書いてもいいですが、ネットからダウンロードできるので、事前に印刷して書いておいてもOK!(これらは入国時に手渡しするので、紙媒体である必要があります)
先に言いましたが、住所の記載が必要です。ホテルの場合であってもホテル所在地の住所を聞かれますので、事前に調べてスクショするかメモしておきましょう。
マルタ到着後、入国審査前
入国審査前に係りの人が話かけてきます。
先ほどの2枚の申告書を渡し、PCRテスト陰性証明を見せます。
陰性証明は日時と結果と名前をチェックしているようなので、なかなか見つけられていないような場合は「ここだよ」と教えてあげるとスムーズです。証明書の形式がいろいろあるからチェックする側も大変そう…
簡単な質問があり、
- 「どこから来たの?」「イスタンブール」
- 「過去14日間にトルコ以外の国に行った?」「行ってない」
というようなことを口頭で確認されます。
さらに、Port Health Medical Serviceに空メールを送るように指示されました。
係りの人がメールアドレスを読み上げてくれますが、モタモタしたら「スマホ貸して」と言って打って送信してくれました。
なので、事前準備したい方はこのアドレスを打っておいてもいいかもしれません。
入国審査
マルタに来るのは4回目ですが、一番多く質問されました。
といっても3、4個くらい。
- 「なぜ来たの?」
- 「どのくらい滞在する予定?」
- 「どこに滞在するの?」
- 「コロナ怖くないの?」
コロナ怖くないの?はなんて答えていいかわからなくて「ちょっと怖い」と言ったら「ちょっとなの?」と聞かれました…
ホテルは1週間しか予約してなくてその後はまだ宿泊先が未定と言いました。
(その後無事アパートが見つかりました)
入国後
アンバーリストの国からPCRテスト陰性証明を提示して入国した場合、入国後の隔離はありません。
タクシーに乗ってホテルへ行き、到着初日から歩き回りました。
タクシーはいつも「Bolt」という配車アプリを使用しています。
私が宿泊したおすすめホテル「Mr. Todd」
マルタのコロナ対策ルール(2021年5月現在)
私が調べた範囲で書いていますので、ご了承ください。
5月14日現在実施中
マスク
マスクの着用は義務です。(着用していないと罰金があります)
マスクをしなくてもOKな場合→運動中、食事中(歩きながら不可)、喫煙中(歩きたばこ不可)
※海に入るときは取っていいけど、ビーチに戻ってきたら付ける。走っているときは取っていいけど、歩き始めたら付ける。
レストラン・カフェ
マルタは今日からレストランで店内飲食ができるようになったよ🇲🇹🍴
— Miya🇲🇹@旅ブロガーTabit Info (@TabitInfo) May 10, 2021
午後5時までの営業!
レストランでの飲食は17時まで可能。
1テーブルあたり4人まで。
マルタでもデリバリーが一般的です。
人気のアプリはWolt(ウォルト)
紹介リンクから登録すれば、3回目まで毎回4ユーロ割引が受けられます。
または紹介コード「MWBPQCF」をご利用ください。
語学学校
対面クラスは禁止
オンラインクラスで授業を行っています。
スーパー・薬局・他のお店
営業しています。
スポーツジム
閉まっています。
マルタのジムオープンは5月24日から🇲🇹
— Miya🇲🇹@旅ブロガーTabit Info (@TabitInfo) May 11, 2021
運動する場を求めて、朝の公園で運動する人がたくさんいます
🤸🏻♂️ pic.twitter.com/Gsw9uexrpz
美容室・ネイルサロン
開いています。
路線バス・フェリー
運行しています。
バスの乗車率に決まりがあるようで、満席ではなくてもドライバーさんが人数を数えて「もう乗れないよ」と言われることもあります。バス停に停まらず通り過ぎることもあります。
ナイトライフ(バーやクラブなど)
閉まってます。
公共の場で集まる場合
最大4人
お家の中で集まる場合
最大4ハウスホルダー(住居を共にしている人たち)
今後の変更点
2021年
5月24日
- レストラン、スナックバーは0時まで営業可能
- プールは20時まで再開(水泳利用のみ)
- スポーツジムの再開(クラスレッスンは不可)
6月1日
- 観光再開
- 語学学校の対面授業再開
- ビーチやプールでのマスク着用が「義務→推奨」に変更
6月7日
- レストランで1テーブルの人数が6名までに
- 公共の場で集まれる人数が6名までに
- 映画館再開
- バーやカジノが再開
コロナ対策ルールの情報を取得する方法
マルタに来てからコロナの公式情報が探しにくな~と思っています。
マルタに戻ってくる前はスペインやトルコに滞在していて、旅レジや在留届を提出することで、大使館や領事館が詳細をメールで送ってくれていました。
すごく便利だし、わからないことがあるとメールで質問できて、とっても親切に返信してくれます。
しかし、マルタの場合国内に大使館・領事館がないので、イタリアのローマにあるイタリア大使館が兼轄してくれているのですが、登録後約1か月経ちましたが今までイタリア政府の措置情報しか送られてこない…
ホテルレセプションに「どのサイトを見てルール変更の情報得てるの?」と聞いてみても、「電話かけて聞いてる」と言われ、公式情報のサイトないんかーいと…
私が情報収集に利用しているのは「Visit Malta」です。
マルタ観光局のサイトでは日本語で観ることもできます。
- 発表直後はVisit Maltaの英語サイトで見て
- マルタ観光局が日本語に訳した時にそちらも見る
という流れでチェックしています。
Tourism COVID-19 Helpline連絡先
- +356 2169 2447
- [email protected]
マルタには日本人が結構来ている!
私はスリーマに住んでいるんですが、毎日5人以上は日本人を見ます!
たくさん来ているな~という印象を受けます。語学留学生かなと思います。
おそらくだけど、もともとマルタ留学を予定していた人の他にも、イギリス留学やワーホリができなくなった人たちの変更先の国になっているのかも!
私はよくツイッターを使いますが、ツイッターでもマルタ留学中のアカウントをよく見かけるので、マルタに留学予定の人はツイッターで情報収集してみると、リアルなコロナ下マルタ留学の話が聞けるかも…!
6月1日からは学校での授業も再開するし、もっと来やすくなると思います。
マルタ渡航…不安!という方に実状が伝わればうれしいです。
Tabit Infoではマルタ情報を発信しています
他にもマルタのこと、観光・レストラン・カフェ・路線バス・ホテル・ショッピング・SIMカード・就労ビザ・日本食の自炊など、いろいろ書いています。
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