ニュージーランドの鳥と言えばキウイ。
野生のキウイが見られる可能性が高い場所、スチュアート島。
ニュージーランド滞在日数に余裕があるならぜひ訪れたい美しい島です。
観光化されていないそのままのニュージーランドの姿が見られます。
ニュージーランドのクイーンズタウンで、50以上のアクティビティに参加したMiya (@tabitinfo ) が、スチュアート島に行ってきたので体験談をご紹介いたします。
スチュアート島 場所
ニュージーランドの南島の南にあります。
南極に近いです。
面積:1,746㎢ 沖縄本島(1206.49㎢)の1.5倍弱
人口:440人(2021年)
中心地:ハーフムーン・ベイ
スチュアート島 どんなところ?
マオリ語「ラキウラ」(Rakiura)=「空が赤く燃える場所」「光り輝く空」
南極に近いスチュワート島は、「美しい夕焼け」「オーロラ」が見られるためと言われています。
1770年 ジェームズ・クックにより発見
海図に組み込まれるが、それは不定確なもので、南島の一部の半島であるかのように描かれていました。
1809年 ウィリアム・スチュアートにより、正確に島が図表されました。
彼の名前にちなんで、スチュアート島と呼ばれるようになりました。
手つかずの自然が残っているおかげで、より多くの鳥が見られます。
そのため野生のキウイが見られる国内でも珍しい場所として有名です。
他にもペンギンやイルカ、アシカ、ニュージーランド固有の鳥類が豊かな自然の中で生息しています。
見られる鳥の種類;キウイ、ウェカ、ニュージーランドピジョン、ファンテイル、トゥイ、スチュアート島ロビン、カカ、サドルバックなど
見られるペンギンの種類;イエローアイドペンギン、サザンブルーペンギン、イワトビペンギン、フィヨルドランドペンギン、スネアーズペンギン
見られる海の動物;ボトルノーズドルフィン(バンドウイルカ)、オットセイ、アシカ、ゾウアザラシなど
ハーフムーン・ベイの街以外は、家も道路もありません。
2002年には島の約9割が国内最南端の国立公園として指定されました。
ニュージーランド9カ所のグレート・ウォークのひとつに指定されている全長29kmのラキウラ・トラックがあります。
そのため、島を訪れる人の目的は「ハイキング」「バードウオッチング」等の自然を楽しむことがメインになります。
ほんの少し南に来ただけなのに、ニュージーランドではない様な雰囲気になります。
スチュアート島 行き方
飛行機
スチュアート島行きの飛行機は限られています。
インバーカーギル発、スチュアートアイランドフライトに乗ります。
インバーカーギルまで、バスまたは車で行く必要があります。
フェリー
クイーンズタウン周辺滞在なら、バス+フェリーがおすすめです。
11月~4月の間、催行会社リアルジャーニーズによって運行されています。
レンタカーがある方はフェリーのみの予約もできます。
車はブラフの駐車場に置いて行くこととなります。(駐車料金が別途かかります)
フェリーは結構揺れます!
酔いやすい方は酔い止めをご用意ください。
スチュアート島 宿泊施設
あまり多くの選択肢がありません。
必ず予約してから行きましょう。
私が行った時には、すでに満室でキャンプグランドしか空いていませんでした。
事前予約必須です。
スチュアート島からウルバ島へ
スチュアート島に2泊以上するのであれば、おすすめなのがウルバ島!
ウルバ島はスチュアート島よりも手つかずの島で、キウイが見られる可能性も高まります。
私が滞在した宿泊施設にはキウイ目撃情報交換のノートがありましたが、多くの人がウルバ島で見たと書いていました。
スチュアート島 持ち物
現金
ウルバ島に行くなら乗船券は現金でしか買えないので、現金を持って行きましょう。
ATMがないはずですので、現地で引き出せません…!
赤いセロハン
キウイは夜行性です。
夜に探しに出る方が多いのですが、その時はライトにご注意ください。
通常の白い光は鳥の目を傷つけるので使用しないでください。
赤いセロハンを貼るなどして、光を赤く和らげて使用ください。
事前に用意していくといいです。
宿によってはスマホのライト用に小さな赤いテープをくれるところもあります。
キウイが見られると言われている場所
トレイルパークというラグビーのゴールがある広場です。
夜に静かに行ってみてください。
キウイは臆病なので静かに行くことがポイントです。
防寒具
南極に近く夏場でも夜は冷え込みます。
持って行きすぎかな?くらいの厚着があるといいです。
食料
スーパーも北島南島に比べて品薄で価格も高めなので、できれば食品も買い込んでから行くといいです。
ニュージーランドの滞在が少し長めの方におすすめです。
私は2泊3日でキウイは見られませんでした…
友人は2泊3日で見たと言っていました!
運次第です。
絶対キウイが見たい!という方はこちら(クイーンズタウン)