2020年オーストラリア車でロードトリップ体験談 費用・持ち物・アプリ

AUSワーホリ

オーストラリアでロードトリップ(車で旅行)に行きたいワーホリ中のあなたへ。

2020年に実際に25日間のロードトリップしてきたなっちゃんが、その体験談を寄稿してくれました。

私Miya(@TabitInfo)もオーストラリアで1年間ワーホリをしていましたが、ロードトリップはしていないので、知らない世界にわくわく。

すごく楽しかったからぜひみんなに発信したいというなっちゃん(本文ではなつみ)の体験談です。

  • 期間 25日間
  • 走行距離 約8,000km
  • 訪問した街 ガトン・ブリスベン・ケアンズ・ウルル・ダーウィン
  • 費用 1,370AUD+車
  • 車の購入費用 3,000AUD(ラウンド後5,000AUDで売却)

オーストラリアロードトリップ ルート

こんにちは!オーストラリアでワーホリをしていたなつみといいます!
2020年7月にロードトリップをして、最高に楽しかったので他の人にも体験してもらいたいと思い、今回はMiyaさんに無理を言ってロードトリップの記事を書かせてもらいました!

実際にロードトリップしたルートはこちら

  1. ガトン
  2. ブリスベン
  3. ケアンズ
  4. ウルル
  5. ダーウィン

ファームジョブをしていたガトンから、ブリスベン、ケアンズ、ウルル、ダーウィンまで旅をしました。

合計走行距離は約8,000km!

オーストラリアロードトリップ 期間とスケジュール

2020年7月13日〜8月5日までの25日間!

最初は21日間で計画していましたが、数日伸びてしまいました。

ブリスベン→ケアンズ 1週+1日

オーストラリアの東海岸は見るところが多いですが、「今回の旅のメインはウルル」と決めていた私たちは、海沿いは軽く見る程度にしました。

それでも見るところは多くて、1週間ではかなりの駆け足でした。

ケアンズ→ウルル 1週間+3日

メインのウルル!ですがケアンズからここまでたどり着くのが長かった…!

5日間、何もないアウトバック(荒野のこと)毎日5~6時間運転する日々。

そのおかげでウルルにたどり着いた時の喜びはひとしお。

ここで思っていたより移動に時間がかかったため、当初の予定を少しオーバーしてしまいました。

ウルル→ダーウィン 1週間

ケアンズからウルルへの移動よりも距離が短かったので、色々見て回りましたが1週間でダーウィンまで辿り着くことができました!

オーストラリアロードトリップ 費用

ロードトリップ全体にかかった費用を公開します!(表記はAUD・オーストラリアドルです)

費用(二人分)
食費$765
宿泊費$410
ガソリン$1,130
設備費$195
その他$240
合計$2,740(=一人$1,370)
※設備費:椅子やヘッドライトやガスボンベなど
※その他:クルーズ代や入場料など

ざっとこんな感じです。

他に車の購入費用$3,000があります。

でも車はラウンド後に$5,000で売れたので、旅全体の費用は二人で$740(一人あたり$370)です!

キャンプ場もなるべく安いところを探して、ご飯も質素にしていたので、かなり安く旅ができたと思います。

やっぱりガソリンが高かったかな。

オーストラリアロードトリップ おすすめアプリ

ロードトリップをすると決まったら、下記のアプリをダウンロードをおすすめします。

WikiCamps

↑画像をクリックすると公式サイトを開きます。
  • キャンプ場情報アプリ
  • 有料(7.99AUD)
  • オフライン使用可能

オーストラリアの

  • キャンプ場情報
  • 観光情報
  • トイレ
  • 水の場所

などをインターネットがなくても、オフラインで見ることができます。

キャンプ場情報ではシャワー付きか、電波はあるか、料金はいくらか、口コミなど参考にしながら毎日このアプリで泊まる場所を決めていました。

電波がなくても使えるのでとても便利。

有料ですが必ずダウンロードしましょう。

Maps.me

↑画像をクリックすると公式サイトを開きます。
  • 地図アプリ
  • 無料
  • オフライン使用可

WikiCampではキャンプ場の場所は特定できても、そこまでの道のりは表示してくれません。

道のりはMaps.meを利用してナビをしていました。

このアプリも地図をダウンロードしたら電波がなくても使えるので重宝していました。

今回は範囲が広大過ぎたのでできませんでしたが、Google Mapsで地図ダウンロードでも可!(こっちの方が情報量多い)

FuelMapAustralia

↑画像をクリックすると公式サイトを開きます。
  • ガソリンスタンド検索アプリ
  • 無料
  • オフライン使用可

電波がある時に使うと、どこのガソリンスタンドがいくらで売ってるか見ることができるので、これを頼りに車と相談しながらガソリンを入れていました。

LinktGo

↑画像をクリックすると公式サイトを開きます。
  • 高速料金支払アプリ
  • 無料

オーストラリアは日本の料金所のように止まって支払いするところがなく、アプリで払います。

払い漏れがあると追加料金がかかるのでしっかり払いましょう。

Tri-count

↑画像をクリックすると公式サイトを開きます。
  • お金管理アプリ
  • 無料
  • オフライン使用可

友達と旅をするならあると便利。

お金を誰が支払って誰がどれだけ借りがあるか一括管理してくれるアプリです。

スーパーやガソリンなど「払っとくね!」という時にこのアプリに入力しておくと、記録され、後でお金の管理をするときに手間取らなくて済みます。

オーストラリアロードトリップ 持ち物

実際にロードトリップに持って行って便利だった持ち物をご紹介します。

スマホのシガーソケット充電器・モバイルバッテリー

基本キャンプなので、スマホは車で充電していました。

調べ物で結構電池を消費しますし、長時間の運転中に音楽は必須なのでスマホを使います。

虫よけスプレー・ムヒ・ハエよけ

ダーウィンに近づくとミジーというブイのようなものがひどくて、虫よけスプレーは必須でした。

またウルル付近では寒かったのにも関わらずハエがすごかったので、ハエよけ帽は活躍しました。

湯たんぽ・じょうご

私が旅した7~8月はオーストラリアでは冬です。普通に寒いです。

北上するほど暖かくなりましたが、ウルルでは朝方3度なんて時もありました。

特に私は寒がりなので湯たんぽ大活躍

じょうご(ろうと)も必ず一緒に買いましょう。

じょうごがなかったのでペットボトルで代用した時がありましたがやけどしました。

サングラス・車用サンシェード

オーストラリアの日光は超強いのですが、車の走行方向によっては太陽の光で何も見えないという状況もありました。

サングラスは必ず運転中でも手が届く場所に保管しましょう。

車内は日が当たってる場所がめちゃくちゃ暑くなるので車用サンシェードもあると良いです。

浮き輪又はプールヌードル

ダーウィン付近では泳ぐことが多くて、浮き輪が重宝しました。

プールヌードルはプールによくある浮く棒のこと。

泳げるところは大体深いところが多い!

ヘッドライト

(頭につけるタイプの懐中電灯)

スマホのライトも使えますが、暗い中料理する時などはヘッドライトで両手が空くと便利。

ずっと風邪を引いていなかったので油断してましたが、ロードトリップを始めて3日目に風邪を引きました。

テント生活の疲れが出たのでしょう。3日ほどしんどい日々が続きました。

何もないところにいたので、風邪薬を持っていてよかったです。

Telstra SIMカード

私はOptusのSIMカードを使用していました。

アウトバックではOptusの電波がないところが多かった印象です。

Telstraはオーストラリアでは一番カバーしてる範囲が大きいです。

もしまだSIMカードを持ってなければTelstraにしましょう。SIMカードはスーパーで買えます。

オーストラリアロードトリップ 車の購入と売却

今回旅をするために車を購入しました。

車の購入時

① 毎日FacebookのMarket Placeをチェック

中古車市場は全てタイミングです。良い車はすぐに売れてしまいます。

常にチェックして、良い車があったらすぐに連絡しましょう。

② 良さそうな車があればオーナーに連絡、値段交渉、試乗日の日程交渉

値段交渉する前提で金額提示してくることが多いので、値段交渉は必ずしましょう。

毎日Market Placeをチェックしてれば相場がだいたい掴めます。

ちなみに中古車の相場は地域によって異なります。

③ 試乗

試乗は必ずしましょう。

見た目はすごくいいけど乗ってみたら変な音がする、なんてことはよくあります。

またオーナーの様子も大事。

車を大事にしていない雑な感じだと私は買いません。

あとは友達や知り合いに車の整備士がいたら一緒に行ってもらいましょう。

私たちは友達の知り合いにお金を払って一緒に見てもらいました。

④ 問題がなければ購入

オーストラリアはキャッシュレス社会ですが、車を買う場合は現金が好まれます。

事前に確認して必要であれば試乗に向かう時にお金を下ろしておきましょう。

その場で支払えば、車はそのまま乗って帰れます。

⑤ 書類

車の所有権を移すために書類提出(オンライン可)が必要です。

車を買ったらすぐに手続きしましょう。

州や車を買った値段によって処理方法や費用が変わります。

車を買ったら自由の身です。いよいよロードトリップですね!

私たちの愛車ももちゃんです。

  • スズキのグランドビターラXL7
  • ルーフテント付き
  • 購入時の走行距離250,000km

塗装剥がれてるけど全然気にしない!走ればよし。

元々必要なものは揃っていましたが、ロードトリップのために棚をつけたりカスタマイズしました。

あとは洗車したり、車内の掃除をしたり。

四駆に切り替えられる車だったのであちこち行きました。

ビーチや秘境にある滝など。

売る時に備えて車の写真はたくさん撮っておきましょう。

旅が終わったらお別れの時です。

車の販売時

①FacebookのMarket Placeにポスト

私たちは最終目的地のダーウィンに着く1週間前くらいに投稿しました。

最低でも

  • 車のメーカー
  • モデル
  • 年式
  • 走行距離
  • Regoの期間
  • オートマ/マニュアル
  • 希望価格

は書いておきましょう。

基本的に値段交渉されるので値段は高めに。

②連絡を待つ、試乗日の日程交渉

連絡来た人と試乗の予定を組んでいきましょう。

私たちの場合は1日に4組くらい試乗に来ました。

もし現金で支払ってほしい人は、試乗の前に伝えておきましょう。

あとは試乗までに自分の荷物を全て降ろして、車を綺麗に洗車・掃除しましょう。

③試乗

試乗時は、可能なら一緒に乗って車のアピールをしましょう。

ここで値段交渉をしてくる人もいるので、慌てないためにあらかじめ「ここまでなら値引きできるという値段」を決めておくといいかも。

④購入

交渉が成立すれば完了です!

そのまま乗って帰ってもらいます。

⑤書類

購入時と同じように書類処理をします。これもすぐ行いましょう。

書類処理する前に新しい所有者が駐車禁止などの違反をすると、罰金の請求が自分に来ることもあるようです。

交渉が成立して車が去っていく瞬間はいつもちょっと悲しい…。

オーストラリアロードトリップ 宿泊

キャンプサイトでテントに宿泊していました。

森の中や、

何にもないところだったり、

ダム湖沿い

川沿い

カンガルー園などいろんな場所に宿泊しました。

基本的にはWikiCampアプリで探していました。

値段は無料~$20など様々でした。

無料のところには基本的にシャワーはありません。

国立公園内のキャンプ場は現金で払うところが多かったので、細かい現金を用意しておくといいかも。

オーストラリアロードトリップ 注意点

①ごみや食べ物の取り扱い

オーストラリアにはコアラからカンガルー、ワニ、馬、ラクダ、ディンゴ(野犬)など様々な野生動物がいます。

そのため、夜寝る時には食べ物やゴミを必ず車の中に入れておきましょう。

②水辺でのキャンプ

またワニがいる地域では水辺から100m以上離れた場所でテントを張りましょう。

③車のロック

地元住民や他のキャンパーによる盗難被害もあります。

寝る時は車を必ずロックしましょう。

④カンガルーとの接触事故

日の入りから日の出の後しばらくはカンガルーが活発に動く時間帯です。

道路に飛び出してくることがあるので、運転は出来るだけ控えましょう。

⑤四駆でしか走行できない道

アウトバックや国立公園内には、四駆のみ走行可能な道が結構あります。

ナビをオフラインで使っていると、どんな道でもお構い無しにルートに選ぶことが何度かありました。

二駆に乗る場合は、電波があるうちに下調べしておきましょう。

ケアンズから西へ向かう、真ん中だけ舗装されてる道路。これくらいは二駆でも大丈夫でした。

⑥ガソリンは多めに入れておく

思っていたよりガソリンスタンドが頻繁にありましたが、それでも一度ガソリンランプが点灯したまま50kmほど運転した時があり、その時は気が気じゃなかったです。

場所によってはリッター$1.99という高額なガソリンスタンドもありましたが、ガス欠よりはましなので給油しました。

⑦オーストラリア国内には時差がある

ケアンズからウルルに向かう間に30分の時差が発生しますが、知らずに通過していました。

iphoneは自動で調整してくれるので問題ありませんでしたが、車の時計などは調整が必要です。

Alice Springsの空港で友達をピックアップする予定だったので、時間を間違えてたら大変でした!

オーストラリアロードトリップはおすすめ!

ロードトリップ中、いろんなことがありました。

車のエンジンがかからなかったり、風邪をひいたり、仲間が増えたり減ったり、予定を組んでいてケンカをしたり、めちゃくちゃ蚊に刺されたり。

砂浜に車がハマったこともありました。その辺にいたオージーのお兄ちゃんが助けてくれました。

でもそんな大変だった思い出も大切なこととして、一生覚えてると思います。

それくらい本当に毎日が刺激的で、今までしたことがないような経験がいっぱいでした。

真っ青な海、国立公園でのキャンプ、夕方ピンクに染まる空に真っ赤なウルル、道沿いで慌てる野生のラクダ、夜食べ物をせがみに来るポッサムなど最高の思い出です。

ロードトリップをして本当によかったと思います。

Miyaより

なっちゃん、素敵な体験をシェアしてくれてありがとう。詳細も書いてくれたので、これからロードトリップに行く人の参考にもなってとっても助かります!

25日間でいろんな経験して、一生の思い出を作ることができたんですね。なんか、青春って感じで素敵…。

ワーホリの過ごし方、旅の仕方はそれぞれの好みが出ます。

私もウルルへは行きましたが、ロードトリップではなく飛行機で行きました。

私はロードトリップタイプの性格ではないんですが、なっちゃんの体験談を読んでいたらロードトリップに行ってみたくなりました。

忘れられない思い出を作りに、一回り成長させてくれるロードトリップに、あなたも行ってみませんか?

Tabit Info(たびっとインフォ)では私(Miya)のワーホリ体験談も掲載しています。

オーストラリアのどの街でどんな仕事をして過ごしたかなどご紹介していますので、よかったら読んでみてください。

住んだ街

当時の仕事

ワーホリ終了後、日本への送金はトランスファーワイズが圧倒的にお得!

その他のオーストラリアワーホリ情報

オーストラリア観光情報

他にもニュージーランドカナダにワーホリへ行きました。

ワーホリ世代を過ぎた後は、マルタで海外就職していますので良かったら他の記事も読んでみてね!

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