海外って怖い…と感じる人もいると思います。
国にもよりますが、特別恐れることはないと思います。
でも実際に旅行中は思わぬトラブルに遭遇することがあるので、気をつけて過ごしていただきたい。
事前にどんなケースがあるかを知っておくだけで、トラブル予防になるので情報収集しておきましょう。
どの国にも共通する注意事項もあれば、各国ごとの手口もあります。
今回は私が実際に遭遇したトラブルについてシェアします。
海外旅行トラブル体験談 詐欺
オレオレ詐欺なんて日本ではよく知られた詐欺ですね。
振り込め詐欺とかいろいろありますよね。
手口を知って、お年寄りにも伝えて、いざそんな連絡が来たらこれは詐欺だなと気づけるようにしていますね。
これは海外旅行でも同じで、有名な手口というのがあるんです。
知らずに真に受けてしまわないように、私が実際に出会った詐欺師たちについて記事を書きました。
海外旅行トラブル体験談 スリ
私の場合
スペインのバルセロナで実際にスリにあったことがあります。
犯人は中東系の外見の小さな子供たち5人くらいでした。
ジプシーと呼ばれる人たちです。
私はヒップバッグ(ボンバッグ)を持っていました。
腰回りに着けるものですが、バルセロナはスリが多いので、ヒップバッグもバックパックも体の前に身に着けるのが基本です。
さらに念のため、ジップ部分に金属のリングをしていて、そのリングを外してからじゃないとバッグが開けられないようにしていました。
バルセロナのゴシックエリアを歩いていた時、歩いているうちにバッグが体の後ろ側に回っていってしました。
しばらく歩いていると、背中から変な気配がしたんです。
振り返ると小さな少年が私の金属のリングを持って立っていました。
スリです。
かばんは半開。
一瞬何が起こったかわかりませんでした。
リングを外してようやく少しバッグを開けた瞬間に私が振り返ったという状況。
少年はニコッと笑って立っています…。
「バレちゃった?」
くらいの感覚です。
とっさに怒鳴りつけました。
「GO AWAY!!」(どっか行け!)
と叫びましたが、全く動じません。
それより、バッグが半開なので何か取られていないかと不安になり、
「GO AWAY!!」と言いながら自分が逃げていました。
近くにあった教会の中に腰を下ろし、バッグの中身をチェック。
幸いなことに何も取られていませんでした。
友達の場合
友人がバルセロナに来た際にも、バッグ半開にされていました。
陽気な男性二人組に話しかけられた友達(男の子)。
とっさに日本語で
「気をつけて!」
と声をかけました。
男性たちは去っていって、彼のバッグを見ると半開に…。
何も取られていませんでしたが、危なかったです。 カバンを持ち歩くときは本気で気をつけましょう。可能であればかばんはもちあるかないほうがいいです。
貴重品(パスポート、現金、クレジットカード、スマホ程度)だけであれば服の中に身に着けるタイプのバッグもあります。
海外旅行トラブル体験談 飛行機
外国で飛行機のトラブルに巻き込まれると日本語が通じなくて不安ですよね。
どんなトラブルがあるのか、私の経験をシェアします。
海外旅行トラブル体験談 その他
バックパッカーズで食べ物を盗まれる
これは残念ながらよくあります。
治安がいいといわれるニュージーランドですら、ありました。
共有キッチンに自分の名前を書いて食材を置いておくのが主流なんですが、たまに盗まれます。
悔しいですが、どうしようもないです。
バックパッカーズにはフリーフードコーナーというものがあって、いらなくなったものを置いて行く人がいます。
そこから何かいいものを見つけて、悔しい気分を紛らわせていました…。
本当に大切な食材(日本から持ってきたものや酒類など)は自分の部屋で管理しましょう。
バックパッカーズの盗難を防ぐために部屋にロッカーがあるところが多いです。 鍵は自分で用意してという場合もよくあるので、南京錠を一つ持って行くといいですよ。
イベントに巻き込まれ身動きできず
私がバルセロナにいたときにサッカーチームのバルサが優勝しました。
街は狂っていました…
私はサッカーを見ないのでそのお祭り騒ぎに参加することもなかったのですが、宿に戻ることができないほどの大勢の人人人…
みんな酔っぱらっているので絡まれる絡まれる…
地下鉄の乗り場が安全上の理由から警察によって封鎖。
通常の3倍くらいの時間をかけて帰宅しました… イベントがある日は参加しない場合には外出しない方がいいです。
iPhone紛失
香港で蘭桂坊飲みに出たときに、iPhoneをなくしました。
なくしたのか盗まれたのかは酔っぱらっていたためわかりませんが、残念ながらあきらめました。
翌日香港を出国する予定で警察に行く時間もなく、日本に帰国後に新しいものを買いました。
取り急ぎネットから使用停止。夜に出かけるときは極力持って行かない方がいいです。
チップの強要
アジアでよくあるんですが、自らチップをくれくれ言ってくる人たちがいます。
たまに金額指定してくる人もいて、チップの意味がもはや不明ですね。
とはいえチップ文化があるくにでサービスを受けたらチップを支払った方がいいです。
いくらぐらいが相場なのかざっくり調べてみました。
チップの相場
北アメリカ・アメリカ(ハワイ含む) | 15~20% |
ヨーロッパ | 5~15% |
スカンジナビア | なし |
オセアニア | なし |
アジア | なし |
ロシア | 10% |
北アフリカ | 5~10% |
観光関係や名所ではチップ文化ない国でもチップを払う場合があります。
でも強要はよくない!
私はカンボジアのシェムリアップで強要されたことがあります。
ホテルが空港送迎付きで、往路はホテルの車が迎えに来てくれました。
復路は私一人が空港に行く人だったので、トゥクトゥクを呼んでくれました。
「ロビーでお待ちください。」
という言葉通りロビーで待ちましたが、30分経ってもお迎えが来ない…
不安になって入口に見に行くと外でトゥクトゥクが待っていました。
ドライバーは外で待っていたらしく、すぐに乗り込むように言われました。
そして空港までの道中、ずっと文句を言われました…。
私もホテル側がロビーで待てと言ったことを説明し、ホテルに文句を言うように言いましたが、怒りが収まらないようでした。
挙句の果てに、待ち時間が長かったんだからたくさんチップを払え!としつこく強要してきました。
怒られた上にチップの強要するなんて!と腹が立ったのでチップなしで降りました。
チップって感謝を表すものでしょ!?怯えて渡すなら恐喝じゃないですか??
後日ホテルにフィードバックしました。 チップの強要には応じないこと。
バックパッカーズで襲われかける
私はよくバックパッカーズに泊っていました。
男女混合の部屋に泊まることもありました。
危ない思いをすることは特になかったんです。
イタリアまでは。
私はその日、とっても疲れていて早々とベッドに入り眠っていました。
同室になったブラジル人二人組が酔っぱらって朝方3時くらいに部屋に戻ってきました。
そのうちの一人に絡まれ、起こされました。(この時点でマナー違反です)
最初は延々と話しかけられて放置していたんですが、徐々にキスしてくれなきゃ眠れないだのなんだのエスカレートして行き、私のベッドにやってきて一緒に寝ようという始末…
キレて
「それ以上しつこかったら、今からレセプション行って、あんたを追い出す!」
と言うと、自分のベッドに戻って行きました。
翌朝、
「昨日はすごく酔っていて…ごめんなさい。」
と謝罪がありました。
何十回とバックパッカーズに泊りましたが、そんなことがあったのはこれ一回だけです。
普段はそんな危険な場所ではありません。
すごく不安な方は女性専用部屋かホテルの個室にしましょう。
ちなみに今はもうほぼバックパッカーズには泊りません。
彼と二人旅になり、二人ならAirbnbの方が質が良く安いからです。
バックパッカーズで何か困ったことがあればすぐレセプションに相談しましょう。
海外旅行トラブル体験談 対策
一人旅をするときに実際にしていた対策です。
外出する際(特に夜)にはバッグを持ち歩かないようにする
パスポートを持ち歩く必要がある場合は、服の中にセキュリティバッグを身に着けます。
南京錠を持って行く
バックパッカーズに泊まる人はぜひ。
SIMフリーのスマホを持って行く
困ったときに何をしますか?ネット検索ではないですか??
海外で困ったときにスマホが使えなくてさらに困る!ということが発生します。
日本で海外ローミングの申し込みをすることもできますが、割高!
SIMフリーのスマホがあれば海外のSIMカードでも使うことができます。
現地で格安SIMカードを購入すれば、数百円~で日本と同じように使えて便利。
レンタルのポケットWi-Fiもありです。
海外旅行保険付帯のクレジットカード
保険料がかかるのが嫌だなぁという方は、最低限海外旅行保険付帯のクレジットカードを利用しましょう。
旅人に人気の海外旅行保険付帯のクレジットカードは楽天カード。
その条件は、保険が有効となるには、日本を出国する以前に下記に該当する代金を楽天カードで支払っていること。
自宅から出発空港までの交通費(公共交通乗用具の運賃)
または
海外旅行代金(募集型企画旅行の料金)
この海外旅行代金には航空券の料金が含まれます。
私はいつも楽天カードで航空券を予約して、カード付帯の海外旅行保険を使っています。
なにより!!事例を知ることです!!
事前に情報収集しておきましょう。
海外旅行のこといろいろ書いています。
国ごとの旅行情報、ワーホリ、海外就職、国際恋愛など、よかったら他の記事もお読みください。