バンフの街中から歩いていける距離に、あるバーミリオンレイク。
現地ガイドをしていたMiya(@tabitinfo)がバーミリオンレイクの魅力を解説します!
バーミリオンレイクの概要
Vermilion Lakes
場所
バンフの街から歩いて行ける距離にあります。(片道30分程度)
どんな場所
正式に言うとバーミリオンレイクスと複数形になっていていくつかの湖でできており、水深が浅く湿地帯をなしています。
ランドル山が映り込みます。(↑写真右側で少し変わった形をしている山です)
夕日が沈む時間帯には、じわじわと色が変わっていく美しい湖です。
動物観察を兼ねて遊びに行く方が楽しめる湖なので、ぜひ歩いて行ってみてください。(車も可)リスやシカはもちろんのこと、ビーバーがいる湖としても有名です。
名前の由来
バーミリオンとは…知っている人は知っているかもしれません。色の名前になっています。朱色の一種です。
この湖がバーミリオンレイクと呼ばれるようになったのは、
- 朝日や夕日で湖面が赤く染まるから
- 先住民の方が朱色の顔料を使っていたから
などいろいろな説があります。
アーティストに愛される
冬は凍り、氷の中に微生物の死骸から出るメタンガスの空洞ができ、幻想的な顔を見せることでも知られています。
アーティストに好かれる湖といわれ、バーミリオンレイクを描く・写真を撮る芸術家が多いんだとか。
ウェディングフォトにも人気
国立公園内で見られる氷河湖とは違う表情を持っていて、他の氷河湖がぱっと見で美しいのに対し、バーミリオンレイクは(私は)ぱっと見の美しさは劣るかと。しかし、いろんな表情を持つ湖としてつい通ってしまう魅力があるのです。
バーミリオンレイクの見どころ
鏡の世界
湖に反射する景色が美しいです。風の穏やかな日は一面反射していて鏡張りでいいのですが、少し風があると湖面が波立ってしまいます。
そんな時はこちらをお試しください。
特に安定して反射している景色を撮れる場所があります。
湖沿いの道を奥の奥まで行ったところに小さな池があり、そこは風の影響を受けづらく反射して見られることが多いです。おすすめ写真スポット。
ビーバーがみられる
ビーバーの巣があるんです。ビーバーといえばダムを作ることで有名。ここでダムを作って住んでいるんです。野生のビーバーが見てみたい!という方は必見ですよ~。
私が住んでいたころにビーバーの巣があったエリアはこの辺り。
お散歩やピクニック
バンフから徒歩圏内にあるので気軽にお散歩に行ける場所です。
日中にピクニックに行くのもいいです。
夜にお月見にいくのもありです。夜は野生動物の活動が活発になります。お気を付けて。
気のせいかもしれませんが、私はここで虹を見ることが多かったです。5回以上は見ました。個人的に虹スポット。小雨の後に行くといいかも。
バーミリオンレイクの注意事項
これは国立公園内すべてに言えることですが、野生動物がたくさんいます。ビーバーやリスだけではなくクマやオオカミもいます。
ピクニックでもお月見でも、行くなら自己責任。クマに襲われないように気を付けましょう。
音を出して歩く、クマスプレーを持ち歩く、危険だと思ったらそれ以上行かない。
バンフには国立公園のいろいろなルールがあります。詳しくは「バンフ どんな街 ??」をご覧ください。
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