バンフ旅行では宿泊はバンフ、日中は車で少し遠出して氷河を見たり滝を見たりしようと、車での日帰りのお出かけを計画しているかもしれません。
バンフの街は宿泊や夕食のためだけに過ごすのはもったいないくらい素敵なところです。
ぜひ1日バンフの観光日を設けましょう。
実際にバンフの町中に住み、バンフガイドをしていたMiya(@tabitinfo )がバンフの観光名所を10か所ご紹介します。
バンフの観光見どころ10選
- バンフゴンドラ
- ケーブ&ベイシン
- バンフアッパースプリングス
- バンフスプリングスホテル
- ボウ滝
- サプライズコーナー
- フードゥー
- トンネル山
- バーミリオンレイク
- ノーケイ山
今回ご紹介する場所をGoogleマップで表示するとこんな感じ↓
バンフゴンドラ
Banff Gondola
サルファー山にかかるゴンドラはバンフ観光の目玉。頂上から一望できるバンフやロッキーマウンテンが美しいです。
ゴンドラ乗り場はこちら
ゴンドラ乗り場まではバンフの街の中心地から歩くと1時間くらいかかってしまいます。
バスに乗れば10分くらいです。
バンフ街歩き半日ツアーなどでもまず含まれる、定番の観光地です。
ゴンドラがかかっているサルファー山にはトレッキングコースがあり、ゴンドラに乗らない場合は歩いて登ることもできます。
標高 | 2,451 m |
距離 | 5.5 km |
往復時間 | 3 時間 |
難易度 | 普通 |
実際に何度か登ったことがあります。詳細は「バンフ 初心者でも登りたくなる山」をご覧ください。
ケーブ&ベイシン
Cave & Basin
バンフはカナダ太平洋鉄道によって観光開発されました。
鉄道工事中に作業員が温泉を発見。
ホテルも建設され、この絶景とともに人気となりました。
しかし、その温泉がある洞窟では希少なカタツムリが発見され、そのカタツムリは人間の皮脂でダメージを受けることがわかりました。
そこで、このケーブ&ベイシンは観光施設として見学のみになりました。バンフはとにかく自然や動物が第一です。
「え、温泉入りたかった…」という方はご安心を。
現在はバンフアッパースプリングスという温泉プールで入浴可能です。
バンフアッパースプリングス
1,585mという高さにあり、カナダで一番標高の高いところにある温泉です。
ゴンドラ乗り場から歩いて5分程度の場所にあります。
海外では日本のように男女別で洗い場があるタイプの温泉は主流ではありません。
スパ・プールタイプになります。
それでも暖かいお湯に浸かれるのはうれしいですね。
バンフの絶景の中、暖かいお湯に浸かるなんて贅沢な時間です。
施設はさほど大きくありません。プールなので水着が必要です。
入るつもりはないけど覗いてみたいなーという方は、「覗いて」みれます…!
カナダの現地オプショナルツアーも取り扱うJTB
JTBバンフスプリングスホテル
街の景観や動物優先のため建物の大きさやデザインに厳しい制限があるバンフで、ひときわ大きなホテルがあります。カナダ太平洋鉄道が観光開発として建てたバンフスプリングスホテルです。現在はフェアモント経営です。(シャトーレイクルイーズと同じ)
バンフを語るうえで欠かすことができないこのホテル。
- 1887年建設着手
バンフがカナダ初の国立公園指定に合わせて着手となった。
- 1888年開業
- 1926年火災で焼け落ちる
- 1928年現在の形に拡張再建
- 1999年フェアモント経営になる
本当に大きくて、中で迷子になれるほどです。宿泊客からの評判もとても高い一流ホテルです。
【Booking.com】世界のホテル割引予約ボウ滝
落差9.1mですごく大きな滝ではないんですが、1953年にマリリンモンロー主演の帰らざる河(英語タイトル : River Of No Return)で使用されたロケ地として有名です。
すごい感動するかと言われたら、どうかなぁ~と思いますが立ち寄るのはありですね。
サプライズコーナー
人気の展望台。先ほど、バンフスプリングスホテルを紹介した時の写真はここから撮影したものです。
ここからのバンフスプリングスホテルが一番かっこいいと思います。
ボウ川沿いで山を背景にあの有名はバンフスプリングスホテルがきれいに収まる場所として、記念撮影に来る人が絶えません。
フードゥー
フードゥーとは
巨人が石化したものです。
というのは伝説で、魔物ののことで近くを通るよ石を投げつけられます。
というのも伝説で、岩の側面が雨風で削られたものです。
トルコのカッパドキアなどでも見られるこのフードゥー。トルコでも実際にツアーで見に行きましたが、トルコオリジナルの伝説がありました。気になる方は「カッパドキアツアー」の記事をお読みください。
バンフやその周辺にもあります。奇妙な形なので国によっていろいろな伝説があるものです。
バンフ半日観光ツアーでも含まれていることが多い場所です。
JTB先ほどのサプライズコーナーからフードゥートレイルを歩いて50分強で行くと見ることができます。駐車場もあるので車で訪れることも可能です。
正直、奇岩度合いで言うとトルコの方が変な形をしているので、バンフのフードゥーは「へぇ~」くらいでした…(ごめんよフードゥー)
トンネル山
トンネル山は気軽に登れる高さの山です。バンフの街が一望できておすすめ。(歩いて登る以外の方法はありません)
標高 | 1,692 m |
距離 | 4.3 km |
往復時間 | 1.5 時間 |
難易度 | 簡単 |
実際に何度か登ったことがあります。
詳細は「バンフ 初心者でも登りたくなる山」をご覧ください。
タイミングがよければ山の上からバンフを走り抜ける貨物列車が見られます。
貨物列車の長さがすごい。何両編成かが数えきれないほど長いです。
バンフには通常みなさんが乗るような列車は走っていません。駅があるのに変な感じですね。
貨物列車かロッキーマウンテニア号という豪華列車が停まるのみです。
バーミリオンレイク
ここはバンフの街から歩いて行ける距離にあり、ドライブコースでは立ち寄りません。
バンフを出発して左手に見える湖。 車窓から見ましょう。
動物観察を兼ねて遊びに行くことで一層楽しめる湖なので、ツアー終了後や空き時間で歩いて行ってみてください。
リスやシカはもちろんのこと、ビーバーがいる湖としても有名です。
見どころ満載なのでバーミリオンレイクだけを紹介した記事を書いています。
詳細は「バーミリオンレイクへ!バンフの街から歩いて行けちゃう観光スポット」 でご紹介しています。
名前の由来
バーミリオンとは、知っている人は知っているかもしれません。バーミリオンは色の名前になっています。朱色の一種です。
この湖がバーミリオンレイクと呼ばれるようになったのは、
- 朝日や夕日で湖面が赤く染まるから
- 先住民の方が朱色の顔料を使っていたから
などいろいろな説があります。
ノーケイ山
この景色はノーケイ山のスキー場に向かう途中にある「バンフビューポイント」です。
地リスなどがたくさんいる開けた場所となっております。バンフ周辺では景色のいいところに赤いイスが設置されています。違う角度からのバンフですね。
ここをさらに上るとノーケイ山スキー場があります。
こちらはスキー場のリフトで上ったところ。
ノーケイ山スキー場は北アメリカで一番急な斜面を持つスキー場と聞いた記憶がありますが、証明できる情報源がネットではありませんでした。
バンフ周辺の3大スキー場の一つと言われています。
名前の由来
1878~1887年までマニトバ州の首相だったジョン・ノーケイ の名前を取り1904年からノーケイ山と呼ばれています。
ビューポイントを含めノーケイ山付近には特に動物が多いです。気を付けてください。クマが出ることもあります。
野生動物が出やすいことで知られているエリアなので、野生動物を見に行くツアーなどでも訪問されます。
気になる方は下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
他にもミネワンカ湖やジョンソン湖がありますが、こちらは徒歩で行くのはかなりきついのでここには記載していません。
別の記事でご紹介していますので、気になる方は「ミネワンカ湖・ジョンソン湖 バンフにもう一歩踏み込んでみよう」をお読みください。
車でお出かけしなくても結構見どころがあるバンフ。できればフリー日を一日設けたいところです。
バスや徒歩で移動してもいいですが、時間が限られている方や体力に自信がない方はバンフ半日観光のツアーもあるので検討してみてはいかがでしょうか。私なら、友達が来たら自力で行くけどお母さんが来たらツアーで行くかなーと思います。
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