ニュージーランドの観光名所ミルフォードサウンドへの行き方は、
となります。
その3つともを体験した元クイーンズタウン在住Miya(@TabitInfo)が、自分で車を運転して行ってみようかなと考えている方へ向けて書いています。出発地はクイーンズタウンです。
ミルフォードサウンドへ車で行く場合
経路
出発は早朝(朝6時頃)がおすすめです。
理由は移動が長いので時間がかかることと、ツアーバスとタイミングが重なると動きづらくなるためです。(ツアーは7時前後発が多いです。)
見どころ
ミルフォードサウンドは道中も見どころ満載です。
クイーンズタウンからテアナウ
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クイーンズタウンからテアナウまでは、ワカティプ湖畔を行く美しい道路や道路わきに羊がいたりするのどかな景色続きます。
季節と出発時間によっては夜明け前ということもありえます。
ミルフォードサウンドへは片道4時間弱のロングドライブなので、行きはテアナウまで停車せずに進むことをおすすめします。
テアナウで小休憩
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テアナウがミルフォードサウンドに一番近い街といえます。なのでここでしっかりとトイレ休憩、買い出し、給油等をお済ませください。
時間に余裕がある方は湖沿いを散策してみても気持ちがいいです。テアナウ泊にして洞窟に行く「土ボタルツアー」に参加するのもおすすめです。
エグリントンバレー
Eglinton Valley
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この辺りを含めてフィヨルドランド国立公園には貴重な30種を含めた多くの動植物が見られます。
世界遺産にもなっています。
ただただ広大な自然に圧倒される場所です。
ミラーレイク
Mirror Lake
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湖面が穏やかな日は鏡張りの湖となります。看板もミラーを想定して逆さまについていてユーモアがあっていいですね。
周辺の山々を湖面に写した写真撮影に挑戦してみましょう。
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デバイド
The Divide
ここは写真ストップではないのですがご紹介いたします。
最初の地図を見てお気づきの方もいるかもしれませんが、クイーンズタウンからミルフォードサウンドへはU字を描くように大回りして行きます。
理由は間に山があり、直線的な車道がないからです。
このクイーンズタウンとミルフォードサウンドの間にある山にはハイキングトラックがあります。
ニュージーランドのグレートウォークの一つとなるルートバーントラックです。
通常3~4日かけて歩きます。そのミルフォードサウンド側の最終地点がこのデバイドです。
ルートバーントラックを気軽に日帰り日本語ガイド付き楽しんでみたい方は、「ルートバーントラック 初心者でも歩ける日帰り絶景ハイキング」をご覧ください。
モンキークリーク
Monkey Creek
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モンキークリークという小川で小休憩をしましょう。飲めるクオリティのお水が流れています。
サルはいませんが、キアという鳥がやってくることが多い場所です。
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キアはとてもいたずら好きで有名。
キラキラ光るものを盗ったりつついたりします。
外側が青く内側がオレンジの美しい羽根を広げて見せてくれることもあります。
鳥が大好きなのにキアが見られなかった…という方は、クイーンズタウンに戻ってからキウイバードライフパークという鳥の保護施設の見学に行きましょう。
ものすごい種類の鳥が見られます。
「キウイバードライフパーク クイーンズタウンでキウイが見られる場所」
ミルフォードサウンドフェリーターミナル
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いよいよ最終目的地のフェリーターミナルに到着です。
写真ストップをしながらたどり着いた方は5時間近くかかります。
クルーズに乗りましょう。
見どころがぎっしりのクルーズなので、ここまで来て乗らないのはもったいなすぎます。
船酔いがひどいという方以外は乗ることをおすすめします。
先に書きましたが、一般車の駐車場はフェリーターミナルから徒歩15分程度の距離にあります。なので、フェリーの予約がある方は時間に余裕を持って到着しましょう。
クルーズは予約してから行きましょう!
(特に夏季)せっかく5時間かけてフェリーターミナルまで来たのにクルーズが満席…というのは悲しすぎます…
いろいろな会社が催行しています。どの会社のものでもいいです。
例)
- RealNZ 大手・日本語ガイドあり
- マイターピーク 小規模
- サザンディスカバリー 大手・湖底水族館あり
- ゴーオレンジ 安めでランチセットあり
- ジューシー 安い船のオプションあり
帰路
帰路はお好きなところに停まりながら帰るといいと思います。
行きに停まれなかった場所があれば立ち寄り、疲れている場合はまっすぐ帰ってもいいと思います。
おすすめはキングストンロード。
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ここからのワカティプ湖の景色は「ニュージーランドって美しい…」とぐっとくるものがあります。
ミルフォードサウンドへ車で行くメリット・デメリット
車で行くことのメリットとデメリットを考えてみましょう。
メリット
- 好きな時に出発でき、好きな場所に停まれる自由さ。気楽さ
- 日本と同じ左側通行
- 人数によってはコストが抑えられるかも
レンタカーの手配も可能ですので、ご希望の方は下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
デメリット
- 冬は道路凍結+冬タイヤがなくチェーンの貸し出し
- 長時間の運転
- 運転手は景色を見づらい
- 人数によってはコスト高(ガソリン代が高い)
- ミルフォードサウンドのフェリーターミナル駐車場は一般車用が遠い
- ラウンドアバウトや相互通行サインなど日本で見慣れないものもある
事故も多く距離があるのでバス+クルーズのツアーがおすすめです。
ツアーの詳細は「ミルフォードサウンド 日本語ガイド付き往復バス+クルーズツアー」をお読みください。
他にも小型飛行機で行く方法もあります。「ミルフォードサウンドへ飛行機で 移動時間超短縮+絶景」
このツアーに参加するには、ニュージーランド政府の定めるCOVID19ルールに従う必要があります。
ワクチン接種証明である「My Vaccine Pass」の提示が必要です。
小刻みに移動する場合は、ミルフォードサウンド周辺で宿泊することも可能です。
宿泊体験記事「フィヨルドランド国立公園 テアナウ、ミルフォードサウンド」をお読みください。