2020年9月にマルタに渡航しましたので、その体験談をご紹介します。
私の場合は日本からではなく、トルコのイスタンブールから直行便で入国しています。
観光での入国です。
マルタ渡航前
マルタはビザがいらない国の一つなので、パスポートがあれば渡航できます。コロナのさなかでも同様です。
渡航に関する条件は良く変わります。必ず最新情報をチェックしてください。
在マルタ大使館のホームページなどで確認ができます。
6月30日に緊急事態を解除、7月15日に渡航制限が解除されています。こちらのページで確認できます。
私の場合はコロナの検査結果の提出や到着後の隔離はありませんでした。
全員がないとは言い切れないので必ずご自身の状況に合わせて最新公式情報をご確認ください。
出発空港にて
チェックイン時は特に普段と変わりなし。特別なことは言われませんでした。
ゲートで搭乗を待っているときに空港職員がやってきて「パスポートとチケットを見せて」と言われました。何かを確認してチケットにサインして去って行きました。
機内にて
利用したのはトルコ航空。
搭乗時にマスクとお手拭きが入った袋がもらえます。機内はマスク着用が必須です。フェイスシールドは配られませんでした。
3人掛けに3人座っていました。間を空けるという対策はとられていませんでした。
機内食は軽食が紙袋に入れて渡されました。これはコロナ対策ではなく通常同じかと思います。イスタンブールからマルタの場合、飛行時間2時間強なので軽食なんだと思います。
機内で2枚の紙が配られます。すぐに記入しましょう。空港で提出するのかと思いきや、フライトアテンダントが回収に来ました。
1枚目
直近14日間をリストにある国で過ごしましたという誓約書のようなものです。
リストの国
マルタ・ドイツ・オーストリア・イタリア・フランス・スペイン・ポーランド・キプロス・スイス・アイスランド・スロバキア・ノルウェー・デンマーク・ハンガリー・フィンランド・アイルランド・リトアニア・ラトビア・エストニア・リュクセンバーグ・チェコ・ギリシャ・クロアチア・イギリス・ベルギー・ブルガリア・オランダ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・韓国・アンドラ・モナコ・サンマリノ・中国・バチカン市国・ルワンダ・ウルグアイ・スロバニア・日本・モロッコ・タイ・チュニジア・ポルトガル・ルーマニア・レバノン・インドネシア・UAE・トルコ・ヨルダン・リヒテンシュタイン
2枚目
こちらはどの航空会社の・どの便で・どの席に座って来て、どこに滞在するのか、どうやったら連絡が取れるか、などの情報を記入する紙です。
マルタ国際空港にて
イスタンブールからマルタ直行の場合、入国審査はマルタ空港になります。
(日本からの渡航の場合、ローマなどを経由すると最初のシェンゲン協定国で入国審査を受けるパターンもあります)
パスポートコントロールでは列に並びます。空港の列はソーシャルディスタンス無視する人が多発するのでお気を付けください。
マルタ空港ではパスポートをチェックするパスポートコントロールの人と、コロナに関することをチェックするお医者さん(なぜか全員インド人でした)が別々にいて、列の先頭まで来ると口頭でお医者さんに質問されます。
「どこから渡航してきましたか?」「イスタンブールです」
「過去14日間イスタンブールにいましたか」「はい」
質問は以上でした。
質問が終わるとパスポートコントロールに進むように言われます。
パスポートコントロールでは質問なし。マスクを外して顔を見せるように言われただけです。
マルタ入国後
先ほど言った通り、自宅隔離期間は必要ないので、BOLTという配車アプリを使ってタクシーを手配。
通常空港の駐車場にすでに待機しているのですぐに手配されます。
タクシーの他にもバスで移動することもできます。マルタの路線バスは1社で「tallinja」という緑色のバスになります。
宿泊先にチェックインして、後は通常通りに過ごしています。
マルタのマスクルール
コロナが発生してから国ごとにマスク着用の決まりがありますのでご注意下さい。
マルタでは空港やバスやお店などの閉ざされた公共の場ではマスク着用が義務化しています。
外を歩く時は外してOKです。
日本からトルコに渡航した時よりも機内に緊張感はありませんでしたが、マルタ空港はピリッとした雰囲気でした。参考にしていただければ幸いです。