ワーホリの準備ってどうやったらいいのかわからない。
ビザの取得って難しそう…英語で書かれててよくわからないし、私にはできないな…
って思っています?
わかる、わかる!!!私もそう思っていました。
でも自分で出来ちゃいました。
渡航前後はするべきことがたくさん!
何からしたらいいのかって?
最初の第一歩は「調べる!」です。
あなたはすでにスタートしてます。
調べているから私の記事を読んでいるんです。
ブログやワーホリエージェントのページをたくさん読んで情報収集してください。
ありがたいことに、読み切れないほどの情報がネット上にあふれています。(私のブログもその一つ…)
ワーホリのプロが詳しく書いているもの、経験者がワーホリのすばらしさを書いているもの、ワーホリなんてろくなもんじゃないと書いているもの…
どれも各々の意見です。
だから、影響されすぎず、自分がどうしていきたいかを考えましょう。
渡航までの流れ
- どこの国に行きたいか(何がしたいか)
- ビザの条件を調べて、自分の年齢や住んでいる国が対象なのかを知る
- 応募方法を調べる(ネット?大使館?費用?)
- 渡航先の街を決める
- ビザの応募、航空券の購入、(保険に加入)
- 許可
- 人によっては学校やホームステイ先をみつける
- 仕事について調べる
これ、全部、自分でできるのでしょうか。
結果→できます!!!
私はエージェントを使っていないので私の経験を含め、どうやって準備していくか、見ていきましょう。
どこの国に行きたいか(何がしたいか)
「行きたい国がわかりませーん!!全部の国に行きたいでーす!!!!」
そうね。行きたいね。
でも、選ばなくちゃいけません。
割とワーホリに行く理由で多いのが、「語学を学びたい!」かと思います。
私がそうでした。
何語ですか?
- スペイン語>スペインへ
- フランス語>フランスへ
- デンマーク語>デンマークへ
…以下省略…
「じゃあ、英語の場合はどこにしたらいいですか?」
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- イギリス
- アイルランド
がありますね。
どこでもいいんじゃないでしょうか。(え…いきなり適当ですか…?)
いえいえ、めんどくさくなったわけではありません。
- ヨーロッパに憧れるな>イギリスかアイルランド
- ビーチとかサーフィンとか好きだな>オーストラリア
- ハイキングとか登山が大好き>ニュージーランド、カナダ
という感じで、あなたが好きだと思うことに従って決めたらいいということです。
ポジティブな気持ちで選ぶ方が、何かとうまくいくもんです。
オーストラリアは英語がなまっているって聞くからイギリスにするとか、ネガティブに決めないほうがいいかなと思います。
私もそうでしたが、初めてのワーホリ前って英語のなまりを気にする人がいるみたいですけど、気にしなくていいと思うんです。
英語の勉強を始めた頃って、日本なまりがきつくて、現地のなまりなんて習得できないです。
「オーストラリアで英語勉強した?オーストラリアなまりだね!」
なんて言われたら、誇りに思ったほうがいいです。
日本なまりのほうがはるかにきついですから。
アメリカ人にはアメリカなまりがあって、イギリス人にはイギリスなまりがあって、イギリスの中でも北の出身か南の出身かでなまりがあって…
どれが標準なのか、イギリス皇室?How do you do?わかりません…。
参考までに、私がオーストラリアを選んだ理由は、
- 英語を勉強したかったから
- 知り合いがいたから
ニュージーランドとカナダを選んだ理由は、
- オーストラリアからネットでビザの申請ができたから
です。
ね、そんなに大した理由じゃないでしょ?
ビザの条件を調べて、自分の年齢、(海外居住者は住んでいる国からの応募)が対象なのかを知る
これは調べましょう。
条件は国によりますし、改定もあるのでいつ応募するのかにもよります。
改定直後で明確になってない部分がある国もあります。
最新の情報を得る必要があるので、一度、その国の移民局(Immigration)のホームページをチェックしましょう。
Google翻訳などを使って何となくでも理解してみましょう。
ワーホリ協会とかも最新情報を載せてくれていると思います。
年齢はほとんどの国が30歳まで。
ワーホリ中に他の国の応募が可能なのか?
私がカナダのビザを取得した時点ではオーストラリアからなんの問題もなく申請、取得できましたが、最近は現住所が海外だと却下されるという噂を聞きましたので…。
最新情報を調べましょう。
ニュージーランドのビザ応募についても、私はオーストラリアのタスマニア島から応募していて、健康診断もタスマニアで受けられました。
でも、翌年、応募した知人が「タスマニアの病院ではビザ申請用の健康診断が受けられなくなった」と言っていました。
本当に年々変わっています。
やはり調べましょう!!
応募方法を調べる(ネット?大使館?費用?)
ネットで応募できる国もいくつかあります。
大使館に行く国もあるみたいです。
費用も応募方法も国によりますので、調べましょう!
申請料金が必要な国があったり、無料の国があったり。
私が行った3カ国の中ではニュージーランドは無料で、オーストラリアとカナダは有料でした。
事前の健康診断が必要な国もあります。
ニュージーランドは指定の病院で検査を受ける必要がありました。なので、健康診断料金がかかりました。他の国から病気を持ち込まれないようにすることが理由だと思います。
オーストラリアとカナダは健康診断の必要はありませんでした。
あとは、無犯罪証明書というものが必要な国もあります。
犯罪者は受け入れたくないですもんね。
その場合、無犯罪証明書の発行手数料がかかります。
私はオーストラリアから応募したので、オーストラリアの無犯罪証明書を提出しました。
あとは保険加入が必須の国に行く場合は保険料金がかかります。
どのくらいのお金がかかるのか心配…
それは、人それぞれ。
私は30万円程度の貯金で行きました。
国によっては十分な貯金があるかチェックするらしく、ビザ申請時に銀行口座の残高証明の提出を求める国もあるようなので、その場合はその額が必要ですね。
国や、やりたいこと、滞在計画によって予算はそれぞれです。
例えば、語学習得のために渡航する場合。
学校に3ヶ月通うことを決めていて、放課後はクラスメイトとカフェに行ったり、ディナーに行ったり、飲みに行って語学を磨きたい!と思っている人は、100万円以上あった方がいいんじゃないかな。
他にも、海外で働くことが目的の場合。
英語は学校に通わなくても、日常生活から学びます!
なので、渡航後はすぐに仕事を始めてフルタイムで働きます!!
という人は、稼いだお金で生計が立てられると思うので、前者ほどの貯金がなくても、仕事を見つけてお給料がもらえるまでの数カ月の生活費(30万円くらい?)でOKでしょう。
渡航先の街を決める
応募条件をクリアしていることがわかったらその国で行きたい街を選びましょう。
私が住んだことのある街の特徴
オーストラリア
- レノックスヘッド > サーフィン好き向き、すごく小さい町、ビーチ、ティーツリーレイクが有名
- バイロンベイ > サーフィン好き向き、小さい街だけどレノックスヘッドよりは大きい、若い人がたくさんいる、ヨガが有名、オーガニックなどの健康志向強め、バーもたくさんある、観光地、イルカやクジラが見られる、温かいビーチリゾート
- ホバート > 星がきれい!、オーストラリアのメインランドとは違うタスマニア島という島にある、自然豊か、ハイキング好きにオススメ、南にあるため気温低め
レノックスヘッド
バイロンベイ
ホバート
その他、訪問したオーストラリア都市
メルボルン
シドニー
ウルル
ニュージーランド
- クイーンズタウン > 景色が綺麗!、湖リゾート、観光地、小さい町、気温低め、バンジージャンプなどアクティビティ多い、ハイキング好きにオススメ
- オークランド > 都会、港町、クイーンズタウンより暖かい
ニュージーランドについては滞在が長くいろいろ書いてます。
カナダ
- バンフ > 大自然、規模が違う景色の綺麗さ、ロッキーマウンテン、ハイキング好きにオススメ、小さい町、観光地、冬は寒い、野生動物がたくさん
- バンクーバー > 都会、自然もある、夏は過ごしやすい、冬は雨が多い
バンフ
バンクーバー
都会は何かにつけて選択肢が多いです。
住む家、買い物、病院、パーティ、交通機関…便利です。
田舎は雰囲気がいいです。
自分の興味がある分野が盛んな街があるならそこがいいと思います。
(例;コーヒー好きはメルボルン。ヨガ好きはバイロンベイなど。)
私の場合、英語の勉強という意味ではどの街も同じなので、ちょっと困る。
なので、ここ好きそうだなーっていう街に行ったらいいと思います。
自分の好みってなんだろうと考えてみましょう
私の住む街の好みは、小さめの街で、観光客が多いところです。島も好きです。
私の個人的な意見では、田舎の方がその国らしさが感じられて好きです。
逆に、大都市は苦手です…
と言いつつも、そんなことに気づいたのは海外生活を始めてからのことです。
自分の好みなんてわからない…と思ってもご心配なく。そのうちわかります。
そんな人はなんとなく見た写真が気になったとか、友達が住んでるとか、なんか気になるとか、航空券が安かったとか、そういう理由で決めてもOKです。
そもそも国や街を選ぶのに大した理由なんていらないです。
第六感って大事なので、何か好きとか、何か嫌とかのフィーリングについていくのも大事。
行ってみて、気に入らなければ、次の街に引っ越せますから。
ビザの応募、航空券の購入、(保険に加入)
よし、いよいよ応募です。
3カ国とも私はオンラインで応募しました。
英語の記入画面なので、何を記入したら良いのかわからなくて、優しい経験者さんたちがブログで日本語解説してくれている人のページを参考に入力しました。
画像付きでわかりやすいブログがいくつかありました。
私がオーストラリアのビザを取得した時は、申請から2,3時間でビザがついたメールが届きました。
ネットショッピングかと思うくらい、早くて簡単でびっくりしたのを覚えています。
航空券の購入はすでに経験がある方も多いと思いますが、オンラインでできます。
私の場合は、片道航空券でよいと言うことだったので、ジェットスターの直行便を片道で予約しました。
その国が片道航空券でいいと言っているのであれば、片道を購入した方がいいと思います。
ワーホリで1年滞在などの場合は、多くの人が引っ越しを経験します。なので帰国の時期にどこの街にいるかわかりません。
帰国日についても1年もあれば気が変わることがあります。
保険については、国によっては加入が必須の場合があるそうです。
>私が行った3カ国では、私が申請した時には保険加入は求められませんでした。
(先ほどちらっとみたら、今はオーストラリアも保険加入が必須のようですね。)
といいつつも、オーストラリアのワーホリの時は保険に加入しました。
渡航直前に加入。
これは少し早めに加入しておいたほうがいいみたいです。
保険証書発行に時間がかかるそうです。
1年間で11万円くらいでした。
実際1回病院へ行ったきり(しかも膀胱炎)、ほぼ使いませんでした。幸いなことに。
保険は保険なので、使わなかったのはラッキーですが、加入した意味なかったかなーなんて思ってしまうのも事実。
正直オーストラリア以外のワーホリでは加入しませんでした。
ニュージーランドは事故などの怪我の場合、ACCというサービスで国が治療費をカバーしてくれるそうです。
カナダはアルバータ州にいた時に、アルバータ州の保険に無料加入できました。
盲腸になって手術したから保険入っていてよかった!という子にも会いましたし、骨折した子もいました。
なので、入らなくても大丈夫!とは言えません。
海外の医療はとても高いので、もちろん入ったほうがいいでしょう。
AIUのワーキングホリデー保険
許可
やったーーー!!許可が降りた!!ビザがもらえた!!
許可がおりた日から1年以内に入国してくださいという決まりがありました。
きっと国によるでしょう。
人によっては学校やホームステイ先をみつける
学校は渡航前に決めておくことができます。
エージェントが喜んでお手伝いしてくれるでしょう。
多くの学校は毎週、月曜日から新入生を受け入れます。
スクールホリデーという学校が休みの日直前は避けて入学しましょう。入学してすぐにお休み、でも授業料は払う、は嫌でしょう?
何週間くらい通いたいのか決めておきましょう。
何週間くらい通ったらペラペラになりますか? > なりません!!!!
英語初級者の方が3ヶ月とか6ヶ月とか学校に通ってもペラペラにはなりません。
それは夢です。
おすすめは、渡航前に申し込まずに、渡航後、学校見学をして決めるという方法がいいと思います。
学校ってすごく費用がかかるんです。
とても大きな買い物です。
見たこともない高額のものを購入するのって、怖くないですか?私は怖いです。
それでも、事前にネットでだいたいの相場をチェックしたり、どのあたりにあるとか、日本人が多い少ないとか、いろいろ見ておいていました。
人によっては、決まっていなまま渡航するということがストレスになる場合もあるので、その場合は、渡航前に申し込んじゃいましょう!
渡航後の時間が大切だからすぐに始めたいんです!っていう人も事前に申し込むことをおすすめします。
事前に申し込むのであれば、あまり長期のクラスを申し込まないほうがいいんじゃないかなと思います。
大体の学校が期間を延長できるようになっています。逆に短縮は難しいです。
なので、1ヶ月くらいで申し込んでおいて、延長したければ延長したらいいんじゃないですかね。
渡航前に住むところを決めておきたい人は、これもエージェントに紹介してもらってホームステイ先を決めておいてもいいと思います。
私は事前に決める派ではないので、詳しくはわかりませんが、渡航前に決まっているのは不安が減っていいですよね。
ホームステイ先の家族によっては、ビジネスとしてホームステイを受け入れていて、暖かく迎えられなかったという話も聞きました。
優しい家族に迎えられて、週末は一緒に出掛けたり、その家の娘や息子と親友になったり…なんて、事前にあまり夢を見ない方がいいと思います。
それから、オーストラリアでホームステイをするから、オーストラリア人の家族と暮らすわけではありません!!
移民の方、インドネシア系やインド系、中国系などの家族と暮らすことも多いようです。
そもそもホームステイがしたいのかも考えてみましょう。
日本に置き換えて想像してみてください。
どこかの家族のお宅にお邪魔して、家族がいる暖かさが欲しいのか、シェアハウスに住んでわいわいしたいのか。
あなたの好みや人柄はどうですか?
ホームステイをするということは現地に住んでいる家族と一緒に住むということです。
子供がいるお宅は、赤ちゃんなのか自分と同じ世代なのか。
犬や猫がいるお宅、老夫婦のお宅、などなど。
それぞれの家庭環境があり、そこにお邪魔するということです。
例えば、お酒を飲むのが大好き!週末は朝方帰宅するかも!という人が、赤ちゃんがいるお宅に住むとどうなるか…わかりますよね。家族に迷惑がかかります。
そんなタイプはシェアハウスのほうがおすすめです。
これも一緒に住む人によりますが、同世代のフレンドリーな人たちと住めれば、一緒に飲みに出たり、お出かけしたりできて楽しいです。
なので、自分がどんなイメージを持っていて、どんな生活をする予定なのか想像してみましょう。
予算が十分にあるのであれば、ひとり暮らしもできますよ。
私はシェアハウス派!
仕事について調べる
仕事は渡航後に決めます。
忘れがちですが、忘れてはいけないのが、ワーキングホリデーの目的は仕事メインのビザではないということです。
渡航時に仕事が決まっていて、その仕事のために行くなら就労ビザをとってくださいねということですね。
国によっては1つの仕事で働ける期間が決まっているところもあります。私が渡航した時は、オーストラリアで同じ仕事は最大6ヶ月までと決まっていました。
でも、渡航前にもリサーチはできます。
どんな仕事の募集があるのかな?どのくらいの時間数働くのかな?お給料はどのくらいかな?場所はどこかな?
実際に目星をつけた会社に事前に連絡するのもいいと思います。
会社によっては面接を兼ねた業務説明をしてくれるところもあります。
海外送金は準備が必要?
海外送金は断トツお得なワイズ(旧トランスファーワイズ)があるので、渡航前に家族などに説明しておいて、現地で口座開設後にワイズで送金するのがおすすめです。
なーんとなく、ワーホリってどんなビザで、何から考え始めたらいいかわかりましたか?
もっぱら調べる調べるです。
誰かのブログでもワーホリ協会のページでもなんでも!
膨大な範囲を調べると大変なので、行きたい国や街を決めてから調べるといいですよ。
これらを進めながら同時進行していったのは、
- 貯金(渡航先で寿司パーティーをしようと思い、宅配寿司屋で寿司の握り方を教わりつつバイトしてました)
- 英語の勉強(独学)私が独学した方法についてはこちらの記事をどうぞ
ほらほら、あなたでもできそうなことばっかりでしょ?
これ、全部自分でできるかな…?
というあなたは次の記事も見てみてください。
エージェントを使うかどうかについて